今のプロバイダは詐欺集団だ!

最近、何もかも嫌な世の中ですね。
さてプロバイダ(以下ISP)ですが、現状ほぼ全てのISPが「詐欺集団」と化しています。
最近ポストにNTTから光通信(以下FTTH)勧誘のパンフレットが頻繁に入ります。
最近はやや控え目になりましたが、昔からの謳い文句で最大のアピールは、
「フレッツ光なら100Mbpsでとにかく速い!
 大容量でもスイスイ送受信できる快適サービス!」
だそうで・・・
これは昔でも初心者に取ってはある種の詐欺でした。
実際には「ベストエフォート」と言って、100Mbpsを保障するものでは無く、プランにもよりますが、せいぜい20M〜30M程度。まぁADSLに毛が生えた程度ですね。
なので、普段、普通にしかインターネットを使わない人に取ってはADSLでもなんら不都合は無いのです。
FTTHがADSLと決定的に違うのは、送信スピードも速いと言う事に尽きます。
つまり、個人的なサーバを運営している人や、P2P等をガシガシ行うへヴィーユーザに取ってFTTHは便利なのです。
つまり、インターネットに詳しいへヴィーユーザに取ってはNTTやISPがどんなに「100Mbps出て速い!」と騒いでも、まぁ、40Mも出れば御の字だな・・と踏まえた上で利用するので余り詐欺には感じませんでした。
 しかし、普段送信などを高速で行う必要の無いライトユーザにいかにもADSLより有利かの様な宣伝文句で初心者を騙す様な商売を今まで行って来ているのです。
 つまり、NTTやISPは本来から「詐欺師」だった訳です。

 それが近年、あからさまに酷い詐欺状態になって来ました。
 ヘヴィーユーザに取っても看過出来ない「詐欺」状態が始まったからです。

 私が利用しているのは、Bフレッツ-ベーシックプランと言う、個人向けプランの中では一番速いはずのプランです。
 そして私も前述のヘヴィーユーザの一人です。ホームプランやマンションプランの様に、1回線を多人数で共有するものと違い、一人で1回線を占有出来るプランです。
 もちろん、金額も個人ユースとしては破格の高さです。NTTには毎月1万2千円程度、その他ISPにも5000円程度取られるプランなのです。
 それも一重に、ヘヴィーユーザとして心置きなく高速通信(送受信とも)を行いたい一心で利用しているのです。

 ところが、2〜3年前までは 50M〜70Mbps程度出ていた速度が、最近酷いときは10Mbpsも出なくなりました。
 が、そこは元々「ベストエフォート」ですし、FTTHユーザが全国的に増えれば使える回線の帯域幅も狭くなって当然だろう・・ここはISPやNTTが機器を増設するまで我慢してやるか・・・とおおらかな気持ちでやさしく見守ってあげていたのでした。

 なのに、NTTやISPは、ともかくガシガシFTTHユーザを増やしました。それに見合う機器増設をせずしてです。
 そして、新しい宣伝文句も出てきました。「光通信を使うとIPフォンと言うお得な電話サービスが使える!」です。

 結果として、素人初心者の光ユーザを増やしてIPフォンを使わせたはいいが、帯域が足りなくて正常に電話が出来ない始末。当然ながら、インターネットの送受信速度も全然速く有りません。

 そこでISPは何を言い出すかと思えば・・
 「IPフォンが正常に使えなかったり、速度が出ないのは、一部のユーザが高速通信をどんどんしているせいだ!」と言い出したのです!!
 もう絶句ですね。
 そして、有ろう事か、下記の様な強引な手段を取って来たのです!

 今、私が利用しているプロバイダですが・・・現状を話しますと
・200kbps 程度の速度で 3時間ほど送信していると 受信速度 100kbpsに速度制限が掛かってしまう。
・2000kbps程度の速度で 30分ほど送信していると、受信速度が 100kbps に速度制限されてしまう。
・2000kbps程度の速度で 30分ほど受信していると、受信速度が 100kbps に速度制限されてしまう。

 有り得ません。
 色々試した結果、送信速度が 100kbps程度なら大丈夫の様です。
 受信速度は1000kbps以内なら大丈夫の様です。

 実質、下り 10M 上り 1M ・・・ADSLよりひどいじゃん!!

 光にした意味が全く有りません。
 しかも他の人より高額なベーシックプランにしている意味など全く有りません。

 しかし、毎月金額は引き落とされているのです。
 これはどう考えても「詐欺」以外の何物でも有りません。

 ならば、今利用しているプロバイダは消費者センターにでも訴えて、さっさと別のISPに乗り換えようと、良いISPを物色して見ました。
 そしたらなんと!!
 殆ど全てのISPが、似た様な事(悪いのはヘヴィーユーザだ)を言って同様の速度規制を導入してるじゃ有りませんか!!
 再び絶句・・・

 これは消費者センターに電話してとか言うレベルで解決出来る物では無いな・・と理解しました。

 「赤信号、みんなで渡れば怖くない」を業界ぐるみで行っています。
 つまり、どんなに「詐欺」行為で有っても、全てのISPがそれをやって「標準」にしてしまえば怖くないと言う理屈です。
 しかし、これは幾らなんでも消費者をナメ過ぎています。
 許される行為でも有りません。
 本来、「光なら、100Mbpsで高速送受信出来る!」と宣伝して来ている訳で、ADLSより断然速い!と宣伝して来ている訳で、ADSLよりも高額な金額を徴収している訳で、それで実質ADSL以下なのですかられっきとした「詐欺」です。

 しかし、立場の弱い1ユーザが1ISPに文句を言った所で、「いやぁ、家だけじゃなくてそれが業界の標準ですから」と言われるのは目に見えています。今のISPは暴走族と同じで、「仲間がいるから恐くない」と言う乱暴な立場にいるのです。

 だからと言って、泣き寝入りするほど悔しい事は有りません。
 まずは出来る事から始め様と思い、まず、自分の契約しているISPへ問い合わせました。私が契約しているISPは規模もそれほど大きく有りません。そして、バックボーン(ご存知かとは思いますが、大抵のISPは更に大手のISPと契約して回線を使わせて貰っています)には、フリービットと言うISPを使っています。
 調べた結果、速度規制はこの「フリービット」が行っている事が分かってました。
 その旨を伝えた所、予想通りに私が契約しているISPは速度規制の事を認識していませんでした。そこで、「WEBで調べた所、お宅の上位ISPのフリービットが速度規制を行っている様です。現状、私も実用に耐えれない被害を被っています。調べて貰えませんか?」と伝えた所、折り返し連絡が有り「速度規制は確かに行っていると言う話でした」との事。そこで、「こちらはそう言う事が無い様に割高なベーシックプランを利用していますので、制限が掛からない様にフリービットへ掛け合って貰えませんか?」と言った所、担当者は「全くその通りですね、問い合わせて見ます」と言ってくれました・・(が、その後音沙汰無しです)

 次に、消費者センターに電話しました。
 何せ対象は1つの企業では無く、すべてのISPですから消費者センターに電話した所で何かしらのアクションが起こるものでも有りませんが、何もしないよりはマシです。一応、記録は取って貰って上に上げて貰うようにしました。

 次に、総務省へ電話しました。
 現状を話して、更にこう言いました。「事の発端は総務省にも責任が有ると思います。以前、「ぷらら」と言うISPが、ウィニーに対して制限すると発表した時に、総務省は「特定のアプリケーションを対象にするのは通信事業法の守秘義務に違反するからダメだ」と待ったを掛けましたよね。その時に、ぷららは「分かりました、では回線の帯域を占有するユーザに何かしらの制限を設ける事は問題無いですか?と聞いたはずです。その時総務省は「他のユーザに影響が出ない程度に適切な制限をかけるのはやむを得ない」と答えましたね?それで「ぷらら」は総務省のお墨付きを貰ったから速度規制をするのだ!!と大々的に言っている訳でして、それを聞いたISPが皆右に習えでまねを始めて今の現状が生まれたのですよ」と説明しました。
 そう、「適切な制限」なんて曖昧な言葉が
 実質、下り 10M 上り 1M ・・・ADSLよりひどいじゃん!!
 なのです。
 (ISPはこの抽象的な表現をいかに悪用しているか、を説明したページを見つけました。 http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20030827/105702/ )
 長い間、電話でやりとりしても結局総務省は非を認めず、また、総務省としてその様な状況に対して何のアクションも取る事は出来ないとの事でした。
 ほんとに税金払うの止めようと思った瞬間です。

 総務省の件に関しては、また行政に対するクレームを受け付ける機関にでも後日電話するつもりですが・・・
とりあえず埒が空かないので、その場は「総務省はインターネットのインフラを整備する旗振り役ですよね。ならば、ISPに対して別に指導までは出来なくても、何かしら指針を出す事ぐらいは出来るのでは有りませんか?」と強く食い下がった所、「ではもし貴方が総務省の立場だったらどの様な手段が有りますか?」と言って来るので、「はい、今はギガビット通信の技術が丁度実って来た所です。もし私が総務省の立場ならば、ギガビット回線機器の開発に助成金を出し、低コストでISPがインフラを整備出来る様にし、その上で「総務省としてもこれだけの努力をしているのだから、NTTやISPもすぐにギガビットのサービスプランなどを発表せずに、まずは現在の100Mプランのユーザが本当にそのメリットを享受出来る様にする事が望ましいのでご理解頂きたい」と指針を打ち出します。それを総務省の方々は出来ないのですか?」と言った所、「それは今後検討して行く事です」と言うので、「では是非、今私が言った事を検討して下さいます様宜しくお願い致します」と言って、取り合えずは電話を切りました。(だって本当に埒が空かないのだもの)
(但し、総務省の立場として特定のアプリケーションを対象に速度規制を行うのはダメと言う立場は有るのは確実の様です。しかし、現在は WinnyやShare等特定のアプリケーションを対象に帯域制限やポート閉鎖などの強引な対策を取っているISPも少なくなく有ります。今回の電話では、自分が所属するISPでは特定アプリケーションに対する制限では無い事や、1つ2つのISPだけの話でも無いと言う事から、この点に関する訴えはしませんでした。 しかし、もしこれを読んでいる方の中で特定アプリケーションに対する規制を受けてる方がいられましたら、是非総務省に訴えて欲しいと思います。)
 後は、検察とかマスコミに訴えるとか、本当は資金が有れば、どこか一番酷いISPをターゲットに訴訟を起こしてしまうのが一番良いのかも知れません。

 既に、ISPの詐欺に立腹している方々、国民一人一人が声を出していかないと現状は変わりません。消費者センターなり総務省なりに電話しましょう!
 それが何百人ともなれば行政も重い腰を上げるしか無い状況に必ずなります!
 そうして表面化したのが「振り込め詐欺」や「迷惑メール」なのです。

 お近くの消費者センターを調べるならこちらをクリック

 総務省の電話番号は 03-5220-5685 です。

 これから、ADSLから光通信への切り替えを検討している方、騙されてはいけません!
 IPフォン以外にメリットは全く有りません!

 もし、どうしても光通信へ切り替えるなら、USEN系や関西ならeo光など、比較的良心的なサービスをお勧め致します!


2007.03.16 Toshi


後日談
 その後、NTTにも電話してクレームを付けました。 当然NTTの返答としては「NTTはプロバイダの入り口まで回線を提供しているだけなので、そこから先はプロバイダ次第です。」と言う全く予想通りの回答が、まずは返って来たのですが、

 ・一つのISPだけの問題なら問題も大きくないが、全てのISPが業界ぐるみで詐欺まがいの事をしている現状では、旗振り役である総務省やNTTに頑張って貰わないと今の流れは変わらない。

 ・NTTも「数百のプロバイダが自由に選べる」「100Mbpsで送受信とも速い」と広告を打っており、決して「構内回線だけ」と言う言葉は出てきていないのだから、責任はあるはず。また、NTTの戦略的にも光のインフラを広げているのも事実だし、その上で各プロバイダとタッグを組んで営業しているのだから、一方的にISPにだけ責任を転嫁する事は出来ないはず。

 ・何も考えなければ、当然総務省と同じで「我々が直接プロバイダに帯域制限するなとは言えない」と言う結論にはなるでしょうが、総務省と違ってNTTは実際にインフラを提供している強みが有るはず。Bフレッツその物は対エンドユーザに対する商品でプロバイダの入り口までの構内回線だったとしても、プロバイダが使っているインターネット回線だってNTTの回線を使っている事も多いはず。であれば、各プロバイダに回線使用料などのコストが安く済む様にした上で、光の売りどころである高速通信を維持出来る様にISPへ働きかける戦略だって取れるでしょう。
光インフラを強化したいNTTに取っても、今の状況は足かせになるはずだし、ISPに対して「帯域制限を止めるか、もっと緩くするなら回線使用料を安くするよ」と持ち掛けることはNTTの戦略にかなっているはず。

 ・ともかく毎月高い金をどぶに捨ててる状況に悔しい思いをしているし、必要な時に高速通信が出来ない事に非常な腹立たしさを感じている。

 などの話をし、電話に出た担当者に状況を把握して貰った上で上部に話を上げて貰う事になりました。

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