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[144]  裁判ネタ
□投稿者/ Toshi -(2008/04/29(Tue) 18:23:03)

    三橋歌織被告の判決が出ましたね

    歌織被告の公判はMSNの産経ニュースライブで様子を伺っていました。
    私も歌織被告は15〜20年の懲役が妥当では無いかと思っていましたが、判決は15年でした。
    検察は基本的に、被告を悪人に祭りたてて重い量刑を求刑する人種ですから(マスコミもそうですが)、その前提を踏まえつつ、今回の裁判では全体的に検察の論告が理論的に説得力を持っていました。
    つまり、節々の嫌味な物言いや大げさな表現は有るものの、客観的要素だけをピックアップして見れば納得できる内容が大部分を占めていたと言う事です。
    ですので、今回の判決は私自身、非常にスッキリと納得行く判決でした。
     ただし、検察の再鑑定要求を却下しつつ、鑑定結果を全面的に肯定した判決だった点は多少納得が行かない点も残ります。
     裁判官が私情を挟んでいるのではないかとも受け取れる面も幾つか見えました。
     なんとなく昔から思っている事なのですが、被告の容姿や態度で思いやりのある判決を導き出す裁判官が多い気がします。
     まぁ、それはそれで有りなのかも知れませんが、私的には明確な思いやり理由を判決文に入れた上で思いやるなら思いやって欲しいと思います。
     それを入れずに他の面で思いやりをにじますのは、誤った判例となりかねないし、論理的でも有りません。
     今回の判決でその辺を感じた部分は、DVを全面的に被告の供述通りに認めた点と、精神鑑定を全面的に肯定した点です。
     まるで、「貴方の苦境は痛いほど分かります。悪いのは貴方だけとは思っていません。また仕方無い点も多々有りますね。でもやってしまった罪は重いですから、それだけは分かって下さい」と言ってる様に聞こえるんです。
     DVを全面的に認める事が出来る程の証拠は集まっていません。シェルター以降のDVに関しては、全て歌織被告の証言でしか有りません。友人などの証言も、全て推測と歌織被告の又聞き証言に終始していました。
     これは、DVが有ったのかどうか、そしてその過失割合はどうだったのかだけを焦点に当てて、裁判を行っても良いぐらい、事実を鑑定するのは難しい事案です。
     それをいとも簡単に歌織被告の証言を認めてしまった点と、そして検察の訴える鑑定結果の疑わしさを明確にしないまま、鑑定結果を完全に認めた点が引っかかるのです。
     まぁ、裁判官にしてみれば、検察の再鑑定要求を却下した時点で
    「鑑定を意義は責任能力の有無の明確化であり、その結果やそれにまつわる被告の反応、そして他の照合証拠と照らし合わせて責任能力は有ったと見るべきだと結論は出たし、結果として既に検察の思惑通りの答えを持っているのだから敢えて再鑑定なんかやらなくてもいいだろ?」と言った感じなのだろうと感じられる発言(被告への質問)が有りました。
     だからこそ、ムキになって再鑑定を要求する検察、最終論告でムキに鑑定結果を非難する検察が大人気ないと思っていたのに、判決は表面上だけでも鑑定結果を全面肯定かよ!って感じなのが、スッキリしないんです。
    とは言え、弁護士の言っている「それが犯行の原因だ」を否定する所が裁判官なりの落とし所なのでしょうが、「判例」と言う観点で考えた場合、戦略的に少々間違っていると思えてなりません。
    DVにしてもそうです。
    シェルター以降のDVは証拠不十分で有るにも関わらず、被告の証言だけで全面的にDVを肯定した上で、しかしそれで犯行が正当化されないとしている点も、裁判官の落とし所が伺えてしまいます。
    これも「判例」としてどうかと思います。

    が、そうした「諭し」判決だった点を除き、結論だけを見れば、判決は検察の主張をほぼ全面肯定した判決になった訳です。
    つまり、結論は検察の主張を肯定しているのに、判決文には正反対の思いやり文になっている所がスッキリしないんです。

    とまぁ、そんなこんなで思う所は多々有りましたが、結果的には妥当な量刑なのでいいんじゃないかなと思う所なのですが、やはりここでも問題視したい点は日本人のいじめ根性ですね。

    MSN産経ニュースのアンケートでは、無期懲役・死刑にせよとの回答が一番多かった事実が、この事件に関して一番不快だった点です。

    山口県親子殺害事件をきっかけに、益々国民は感情的な厳罰化傾向に拍車が掛かっています。
    マスコミが魔女裁判を推進している点も呪わしいのですが、それに乗ってしまう人々が多いと言うリテラシーの低さにがっかりする部分でも有ります。

    先にも述べた通り、検察は魔女を仕立て上げるのが仕事です。
    そして、検察の主張だけをショッキング仕立てでマスコミはどんどん報道します。
    そして、被害者の主張を織り交ぜ、益々国民レベルで「魔女は死刑だ!」と言う印象を刷込んでいきます。
    一旦、魔女裁判の風潮が出来てしまえば、どの様な人物でどの様な背景があろうと、魔女だと言うだけで「死刑!」と言う傾向が強くなります。
    しかし、そんなものは現代の発達した司法倫理を無視した中世の倫理感でしか有りません。
    私、個人的には死刑制度そのものが野蛮性の高いものだと思っています。
    死刑の意義の大半に、仇討ち要素が多々含まれているからです。
    身内を殺された恨みを晴らすために、相手を殺す。
    では、仇討ちされた遺族は諦めるしか無いのか。
    今回の歌織被告の事件などは、DVによる精神的苦痛はもしかすると身内を殺された遺族以上に悲惨だったかも知れない訳で、精神苦痛の大きさを理由に人を殺しても良いなら、歌織被告は正義では無いか。
    そして、そんな被告に殺された旦那の遺族が歌織被告を殺すのも正義、そして、歌織被告の遺族が更に旦那の遺族を殺すのも正義。
    そこには、正規の手続きを踏んで殺すか、自ら殺すかの違いしか有りません。
    そして、そんな正義感がもっとも通用する場所が戦争だったりする訳ですが、個人的に、人類が破滅又は社会を構成しえない可能性的要因の有る、間違った「正義感」は排除するのが正しい文明の発達だと思っていますので、やはりどの様な事情があろうとも、それが死刑だろうとも、人が人を殺すことは正義では無いと思っています。
    また、死刑を抜きにして考えても、厳罰化傾向も良くないですね。
    人間誰だって、法に反する行動を起こすシーンが有るはずです。
    そしてそれは、自分で悪いと認識をして行動するケース、そして、自分は正義だと信じて行動を起こすケース、共に存在します。
    かと言って、誰だってそんなシーンは多々有るわけでは無くて、その大半は社会に同化して「良い人間」で有る事が多い訳です。
    なのに、たまたま自分がほんの僅かな「悪い人間」になっている瞬間を断罪され、まるで生まれた時から悪人だったと責められたら、とてもたまらないと思います。

    普段、人にいじわるばかりして、皆に嫌われている人が重度の犯罪を犯した場合と、普段、人の面倒を良く見、老人に親切に接し、福祉に参加している人が同じ重度の犯罪を犯した場合とで、同じ「魔女」になってはおかしいんです。
    その人の普段の人間性、そして、重度の犯行を行った動機を十分に吟味し、総合的な人格を十分に考察した上で社会復帰に必要な時間(刑期)を割り出すのが現代司法の正しい姿勢なんです。

    それがどうも、山口親子殺害事件以降、国民から置き去りにされ過ぎていると強く感じる訳です。
    そんな状況で裁判員制度が始まるのは恐すぎる気がします。

[ □ Tree ] [ 返信/引用返信 ] 削除キー/



▲[ 144 ] / 返信無し
[146]  余談・山口親子殺害事件に比べ
□投稿者/ Toshi -(2008/04/30(Wed) 02:08:57)

    山口親子殺害事件と比較した際に、圧倒的に歌織被告の方が情状酌量面が大きいわけですが、責任能力と言う観点では納得行かない点も感じます。
    歌織被告は公判中、終始したたかさをかもし出していました。
    つまり、有る程度、頭が切れる訳です。
    (感情を表に出すシーンが多かった点はどうかと思いますが、逆にそう言った感情を表に出す態度は判決に大きく影響しないと踏んだ上での確信犯的行動だったのかも知れません。)
     その点、山口親子殺害事件の被告は頭が悪すぎます。
     弁護団の方針が中途半端なのも悪いのでしょうが、1審、2審辺りでは中途半端に整合性の取れる「悪人」と「反省」を演じ、しかし頭の悪さから破綻したと言う印象を受けます。
     差し戻し審では、馬鹿正直に真実を暴露したが、既に信じて貰えるだけの土台が崩壊していたと言う印象を受けます。
     しかも、馬鹿正直に言っている部分と、明らかに無理な言い訳が混在している為に、益々信じてもらえないと言う悪循環に陥ったと言うのが差し戻し審の死刑判決を生み出した要因では無いでしょうか。
     その頭の悪さから考えて、ある種の精神障害に陥っていた(または陥っている)可能性は歌織被告よりも数段上だと思っています。
     個人的には、その辺をもう少し冷静に判定した判決が欲しかったです。
     どうも、裁判官も感情に押し流され、被告の言う真実に一切耳を傾けずに判決したと言う印象がとても強く残りました。
[ 親 144 / □ Tree ] [ 返信/引用返信 ] 削除キー/



▲[ 144 ] / ▼[ 149 ]
[147]  次は妹バラバラ殺人事件ですね。
□投稿者/ Toshi -(2008/04/30(Wed) 02:26:17)

    まだこれから裁判が続く事件と言えば、渋谷の妹バラバラ殺人事件ですが、
    この裁判だけは無茶苦茶難しいですね。
    被告がアスペルガー症候群である事は恐らく確実です。
    つまり、犯行時に了解可能な責任能力が有ったかどうかを突き止める手段がほぼ有りません。
    「無かった」=無罪
    「有った」=有罪
    ですが、
    「わからない」と言った場合、どうなるのでしょう?
    まぁ、恐らく両親が兄を庇う証言をするのでしょうし、推定無罪の精神で考えれば無罪になる可能性が高いのかなと言う気はしますが・・・

    ただ、この被告はアスペルガー症候群である事を除けば、頭は悪く有りません。
    当初、調書作成時には、山口親子殺害事件と同じ様に整合性の取れる悪人を装いましたが、初公判の時点から馬鹿正直に心の真実を語り始めた点は正攻法です。
    そのおかげでアスペルガー症候群だと言う事実が公になった訳ですから。

    ただ問題は、被告はもしかすると2重人格に近い特性を持ち、しかも相互人格の記憶を共有していない可能性が高いので、社会復帰と言う観点では無罪放免は問題が残りそうです。
    仮に無罪になるにしても、やはりしっかりとした観察保護の元、治療と言う名の監禁的な束縛は、精神病が完治するまでは必要と言う気はします。
[ 親 144 / □ Tree ] [ 返信/引用返信 ] 削除キー/



▲[ 147 ] / ▼[ 151 ]
[149]  Re[2]: 次は妹バラバラ殺人事件ですね。
□投稿者/ Toshi -(2008/05/13(Tue) 05:37:55)

    最終公判が終わりました。
    検察は武藤勇貴被告に懲役17年を求刑しましたね。

    検察側の最終論告、及び弁護側の最終弁論を見ましたが、
    今回は4:6 〜 3:7で弁護側の主張の方が説得力を持っています。 

    検察側がアスペルガーの性質に対して無知な論告を展開しており、
    説得力が極めて低いものとなっている様に感じます。
    とりあえず、検察の論告に突っ込みを入れて見たいと思います。

    検察は「知性が有る行動=精神病では無い」と主張していますが、
    アスペルガーや多重人格系の障害では、知性の問題は有りません。

    また、昔から思っている事なのですが、検察はとかく、オールオアナッシングの精神で攻めて来ますね。
    「調書作成段階で、被告は否定すべき事には否定しているのだから、捜査官が強引に作った調書では無い。」
    と言う理屈をあらゆる裁判で目にします。
    しかも、裁判官まで似た様な事を言う場合も有りますので、情けなくなってきてしまうのですが・・
    不思議なのは、そのオールオアナッシングを崩す弁護士の弁論が余りに少ないと言う事です。
    記憶のはっきりした部分は強く否定出来ますが、曖昧な物や、調書作成時に受けているプレッシャーや疲労度合いによっては肯定せざるを得ない状況が有る事は、誰しもがちょっと考えれば分かる事。
    それに、検察は必ず「調書での証言内容は詳細で具体的だから信用できる」と言いますが、詳細で具体的では無い調書なんて有り得るのでしょうか?
    逆に捜査官は必ず詳細で具体的で整合性の取れた調書を作らなければならない訳で、それが冤罪を生み出す温床になっていると言うのに・・・
    また、公判の初期段階から記憶の曖昧性を主張している被告に対して、証言の左遷を指摘しても意味が有りません。
    鑑定結果を否定する理由の一つに、「鑑定の目的は責任能力の有無では無く、ただの精神鑑定だったのだから、責任能力の有無を探る鑑定手法とは異なる上での鑑定結果だ。だから責任能力に関しては鑑定結果を肯定できない」と有りますが、どう見ても屁理屈です。
    言って見れば、風邪だと思って病院で検査したら風邪所か心臓疾患が見つかった。
    と言う経緯なのですから、それに対して「心臓疾患は信用出来ない」と言った所で始まりません。
    もちろんながら、風邪の検査から始まりますが、心臓疾患の疑いが現れた時点で検査手法をそれ用にシフトするのは当たり前だからです。
    風邪の検査しかしていないのに、「心臓疾患だ」と言い張る馬鹿な医師はいないでしょう。

    と言う所で、検察側の主張が全然ダメなので、やはり私が裁判官なら「無罪」ですね。

    とは言え、犯行時の残虐性を考えた場合、公判で示された犯行手順が真実ならばあまりにも悪魔的です。(損壊では無く殺害手順が・・せめて楽に死なせてあげていれば・・)
    しかも、最終被告弁では、本人に凄惨な記憶や自覚が足りないと感じさせられます。
    もちろん、それもアスペルガー故なのですが、だからこそ恐い所でも有ります。
    (つまり、被告は生涯、その犯行に対して真の反省は不可能な可能性が高い)
    よって、心情的には治療を含めた隔離と言う意味で、病が完治するまで形式的にでも懲役に服させたい所では有ります。

    余談ながら、「武藤勇貴被告」でぐぐると、出てくる出てくる被告への誹謗中傷の数々。
    全く、言葉が無くなると言うか、呆れると言うか・・・
    精神鑑定制度や責任能力の有無による量刑制度さえも軽々しく否定し、
    被告になった人間の人権を無視して言いたい放題。
    悪人は虫けら以下だと言わんばかりの書き込みばかり。
    いったい何時から日本は司法制度に対する教育レベルが下がってしまったのだろう。
    やはり、ゆとり教育にも元凶の一端が有るんでしょうか。
    日本が中世の倫理観に逆戻りする前に、再度、司法制度や裁判制度に関する教育を徹底しないといけないのでは無いかと言う危機感を物凄く感じます。

    人間は誰でも殺人と言う犯罪の被告にも被害者にも成り得る可能性を秘めているんです。
    特に、この様な場面で凶弾する人々、二言目には「許せない」と口にする人々。
    つまり、憎悪を簡単に膨らませる人々です。
    そんな人たちは、有る場面では他人を怒らせ、有る場面では他人に怒り、殺してやりたいと思ってしまう、思われてしまう人々なんです。
    皆一様に、「心では思っても実行に移さない理性が有るのが健常人なんだ」と言いますが、人間誰でも精神的な病に冒される可能性は有るんです。
    理性なんて一番アテにならない滑り止めなんです。
    現に、特定個人を誹謗中傷している時点で理性なんて薄いんです。
    そんな薄い滑り止めで激しい感情をいつもギリギリ抑えてる人々は、いつ当事者になってもおかしくないんです。
    この様な事件では、被告に対しても被害者に対しても、明日はわが身と言う感覚で考え、自分の行いを正し、社会の欠陥を改善する努力をしないといけないんです。
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[151]  判決が出ました。
□投稿者/ Toshi -(2008/05/27(Tue) 23:29:32)

    判決が出ました。
    検察の主張をほぼ退け、鑑定医の証言をほぼ肯定する結果となった様です。
    鑑定医は殺害時に「心神衰弱」、死体損壊時に「心神消失」だった可能性が大きいと証言していました。
    心神衰弱は責任能力が狭く限られ、心神消失は責任能力が無い事を示します。

    つまり、犯行時の武藤勇貴被告の状態として分かり易い例えを言うならば、
    殺害時には悪魔にそそのかされてダークな心理状態に陥り、死体損壊時には悪魔に乗っ取られ、別人格となっており、本人の記憶がほとんど無い状態と言えます。
    別の言い方をすれば、解離性同一性障害、多重人格症です。
    その時々によって、別人格との記憶の共有度が変化します。
    つまり、武藤勇貴被告の場合、殺害時には記憶の共有度が40%程度、損壊時には5%未満程度しか無かったと思われ、前回も述べた通り、本人には犯行時の凄惨な記憶が殆ど無い状態であり、記憶に残るわずかな断片映像から、「あぁ、多分俺が殺したんだな・・・」と推測しか出来ない状況なのです。
    (ですので、本質的な反省は不可能な可能性が大きい訳です。)

    アスペルガー症候群から解離性同一性障害に発展するのは希なケースだと思いますが、アスペルガー恐るべしと言った所です。
    本来、一般的に言うアスペルガー症候群とは、流行言葉で言うならば正にKY。
    つまり、空気を一切読めない症状です。なので、会話がちぐはぐになり、病気に理解の無い人との会話は相手を苛立たせます。
    また、空気を一切読めない訳ですので、普通なら気を使って言葉にしない事も平気で言ってしまい、デリカシーが無いと受け取られる事も多々有る病気です。
    つまり、常識的では無い言動、普通言わなくてもわかるだろ?的な言動がこの病気の特徴です。
    但し、前回も書きましたとおり、空気が読めない事を除けば至って健常で、学力や知性に問題は有りません。
    ですので、この病気から多重人格症へ発展するのはレアケースだと言う事になるのです。

    話が横道に反れましたが、本題に戻ります。
    判決は、殺害時の「心神衰弱」を若干支持し、懲役7年。
    死体損壊時の「心神消失」を支持し、損壊については無罪となりました。

    通常の殺人での量刑は、少なくとも懲役15年で有る事を考えると、治療期間を踏まえた思いやり判決とも受け取れます。
    ですので、これは私が望んでいた、拘束的な治療期間に最適な懲役ですので、是非被告には病を完治させて欲しいと思います。

    また、この事件の一番の不幸は、被告に限らず被害者も精神疾患を持っていた可能性が有った事、そして、二人のその状態に誰も気付かなかった事だと言われています。
    常日頃反抗的だったと言われている被害者、そして生来のアスペルガー症候群だったと言われている被告、共に警告は発信されていたはずです。
    日常の中で「この子はこーゆー性格なんだ」とあっさり片付けず、予防接種を受ける感覚で心療内科を受ける習慣を社会が持つ事が大切なのでは無いだろうか。
    また、現在の「薬漬け」心療内科の質を向上させ、もっとカウンセリング中心で本当に精神分析の出来る医師を増やす様に国政的にも動かないといけないのでは無いだろうか。

    そんな事を考えさせられる事件でした。
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[501]  2審で1審破棄
□投稿者/ Toshi -(2009/09/16(Wed) 20:59:55)

    詳細は分りませんが、検察が上訴していた2審で、1審の懲役7年を破棄し、懲役12年と言う判決が出たとの事。
    ニュース記事によると1審で無罪となっていた死体損壊罪を有罪にしたとの事ですが、それでも単純計算で言えば3年加算されて10年になるだけのはずなので、殺人罪自体の量刑も変化したって事だと思います。

    1審は比較的納得の行く判決だと思ったのですが、どういう経緯でそれがひっくり返されたのか詳細が知りたい所です。

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▲[ 144 ] / 返信無し
[153]  まだまだ目白押し
□投稿者/ Toshi -(2008/06/03(Tue) 06:49:34)

    フィリピン女性殺害・損壊事件
    江東区行方不明事件
    と、バラバラ殺人が最近、本当に多いですね。

    MSNで江東区行方不明事件の産経ニュース関連で「衝撃事件の核心」を読んだら、警察への理不尽な批判がバリバリ書かれていて、最後に
    「警察の捜査幹部は言い訳するが、これほど社会不安をあおった事件の全容解明ができなければ、警察の存在理由がない。」などと締められていたのですが、思わず笑ってしまいました。
    いつも社会不安を煽るのは、お前らマスコミだろう・・みたいな。
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[158]  アキバ無差別殺人事件について
□投稿者/ Toshi -(2008/06/22(Sun) 01:20:29)

    MSNの産経ニュースで、アキバ事件の加藤犯人の事について「識者はこう見る」的な記事が有りました。
    昔から「有識者」って偉そうな事言う割りに的を外している様な気がしてならなかったのですが、今回もまぁ、色々勝手な憶測を語ってます。
    もう少し理論的に攻めて欲しい所ですね。

    そんな訳で、ちょっと有識者の見解に突っ込みを入れてみたいと思います。
    まず、上智大学の名誉教授様が言うには
    「親の背を見ず、テレビを見る世代の弊害。ワイドショーに出て英雄気取りの勘違い犯行だ」
    との事。
    ぉぃぉぃ、それは偏見だろう。
    どの様な根拠で語っているのでしょう。
    大体、そんな事を言ったら、ほぼ総人口丸ごと無差別殺人犯罪者になっちまうってもんです。
    確かに、テレビを見る世代の弊害は有るでしょう。それは私も大いに感じます。
    でもそれは、表立って公言する様な主たる直接的原因では無いでしょう。

    また、この教授さんは彼の「孤独」について語っていました。
    「元々の性格も有って職場や家庭で誰にも相談できない状況からネットに逃げ込んだ。しかし、ネットをやったせいで犯行を犯したのかと言えばノーだ。彼は独り言の様に書いていただけで、ある種のはけ口でしか無かった」・・・と。

    と言うのも、少々履き違えているのでは無いでしょうか。
    まず、ここで言う「元々の性格」は明かに後天的性格を指している訳ですので、そこを主題にしなければいけません。なのに、そこをサラっと流してはダメでしょう。
    また、彼のネットの書き込み内容などを見ていないのでしょうか。
    「独り言」を言ってはけ口にしていたとの見方は大間違いだと思います。
    孤独で寂しいからネットに行った・・・と言う所まで正解だと思いますが、「だからこそ」ネットで独り言を言うはずが無いんです。
    つまり、彼はネットに「コミュニケーション」を求めていた訳ですよね、理論的に考えれば。
    なのに、ネットでも誰にも相手にされる事が無く、結果的に「独り言」の様になってしまった。
    それがさらに絶望感を煽ったと考えるのが自然です。
    まぁ、当サイトの私の書き込みも似た様なもんですが・・・(苦笑)
    最近殆ど私の独り言になってきてますね。(^^;
    (でも私は楽天的なので、まぁ、いずれ誰かの参考になるだろう・・程度に思ってますが)

    さて、話を戻します。
    そんな絶望感に悩める青年が「ワイドショーの主人公になりたい」なんて思うはずが有りません。
    そういうモチベーションは何かしら建設的な心理が無いと有り得ないと考えます。
    爆破予告犯人として世間を騒がせて有名になりたいとか、または一般人でも何か特技を公表して有名になりたいなど、良くも悪くも「前向きな姿勢」が無いとそう言うモチベーションは起きないと思うのです。
    しかし、加藤犯人の心理を思うと、そこに建設的で前向きな姿勢が強く有ったとは到底思えません。
    ですので、この教授が途中で語っている「人生に絶望し、社会に恨みを持って犯行におよんだ」と言う部分こそが正に正解だと思います。

    また、彼の鬱屈した精神状態を作り出したのが現代の派遣事情によると力説していますが、そこもポイントがずれている様に思います。
    現在の派遣事業は教授が指摘する様に様々な問題を抱えているのは事実ですし、また加藤犯人を追い込んだ「最後のとどめ」的な要因だった事には間違いないのかも知れません。
    しかし、現代の日本ではほぼ全ての大手企業がプロパー削減、派遣増員を行っている訳です。つまり、日本国内での雇用状況的に正社員よりも派遣社員の方が多いぐらいな訳です。
    その様な中で、今まで逆に「派遣制度に恨みを持って犯罪を起こした」人は皆無だった訳で、加藤犯人以外のとてつも無く大勢の人間は犯罪を犯す事も無く生活をしている訳ですので、派遣制度の実態をメインのポイントにした議論は不毛です。
    (もちろん、派遣制度の抱えている様々な問題点がクローズアップされる事自体にはメリットが有りますが、それだけで加藤犯人を語ってしまったら被害者に取っても加害者に取ってもやはり不毛です。)
    ここはやはり、派遣制度の問題点は2次的な要因として弁えて置くべきだと考えます。

    また、教授は「テレビ・ゲームで育ち人間関係を築く事を学ばなかった。またダガーナイフなどはゲームで出てくる武器で仮想世界と現実世界が混同しやすくなる。そしてテレビを見て育つから事件を起こせばワイドショーに出て英雄になれると勘違いしている」と言っていますが、まぁ、テレビ・ゲームでコミュニティー形成が下手になって来ている世代だと言うのは私も同感です。
    しかし、ダガーナイフとゲームを結びつける辺りは、余りに短絡思考過ぎます。
    もし加藤犯人が運良く「拳銃」を入手していたら、間違いなく拳銃を使っていた事と思いますが、そうしたらこの教授は何のせいにするのでしょう?テレビの刑事ものドラマのせいにするのでしょうか?ヤクザ映画のせいにするのでしょうか?
    本質はそこじゃないだろ?と言いたくなります。
    やはり世の中の大勢は、そんなテレビを見ても拳銃を使いませんし、ゲームをやってもダガーナイフを使いません。
    なので、犯人の選んだ武器にそれほど理由を求める必要性は無いと思います。
    早い話、簡単に入手出来て殺傷能力が高ければなんでも良かったのだと思います。
    もちろん、幾つかの候補の中から選ぶ際に、ゲームで使ってカッコイイからダガーにしたと言う線は有るかも知れませんが、そこに多くの論点はいらないと思います。
    加藤犯人がゲームをやらずダガーナイフの存在を知らなくとも、きっと包丁で同様の犯行をした可能性は高いのですから。

    次に、聖学院大の教授さんですね。
    冒頭から「自己愛が強すぎるという、もともとの性質の問題もある」と語ってらっしゃいます。
    ちょっと待てよおい・・て感じです。
    自己愛の無い人間なんていませんし、加藤犯人の自己愛はいたって普通レベルだと思いますが・・・
    誰でも、孤独感に襲われ、相談できる相手もいなければ精神的に追い詰められ、被害者意識が高まるものでは無いかと。それを自己愛と呼ぶ事にはとても違和感が有ります。

    そしてこの教授も先の名誉教授と同じ様な事を言っています。
    『孤独が深まって行き味方はいなくなる。「もう前のような人生はやり直せない」と悟る一方、世間にもう一度、「自分の存在を知らしめたい」「大きなことを残したい」と考えるようになる。携帯電話の掲示板に書き込みをしているのは、犯行を誇示したい心理だ。特定の人を相手にしているわけではない。そういう人がいたのかもしれないが、誇示が目的なことに変わりはないだろう。』

    これも全く読み違えていると思うのですが。
    加藤犯人の心理は「世間を見返してやる」とか「俺が天下なんだ」と言った暴走族のリーダの様なモチベーションとは対照的な心理状態だとなぜ気が付かないのか逆に不思議です。
    加藤犯人は、何のメーリングリストかは分りませんが、何かしらのメーリングリストのメンバーだったってだけで人との繋がりを感じられて嬉しいと感じる所まで追い詰められていた訳です。
    そのメーリングリストだって、もしかしたら商用の広告サイトのメーリングリストとかってレベルなのかも知れない訳で、仮にそうじゃなかったとしても、たかがメーリングリストに登録されただけで、ただそこから定期的にメールが来ると言うだけで、嬉しいと感じてしまう事がどれほど尋常じゃないかをもっと推して計るべきですね。
    つまり、社会に対して相当な「敗北感」「引け目」「孤独感」「恨めしさ」と欝要因のオンパレードな心理状態にいたと考えるのが理論的です。
    ヒーローとかヒールになって有名になりたい、大きな事をしたいと思えるのは「躁」状態じゃないとダメなんです。
    無差別殺人や無差別テロなどを起こす時点で、何かしらのコンプレックスが有るのは間違い無いと思いますが、そのコンプレックスの内容を余りに精査せず、劇場型犯罪だと言うだけで一様な視点で考えすぎだと思います。

    次は関西学院大の教授さんです。
    「『死ぬならこんな社会を破滅させよう』 ゲームの延長線上に近い電源オフ的犯行」
    この方も冒頭から飛ばしてくれます。(^^;
    なんでまぁ、有識者と呼ばれる人はこうも短絡的な思考なんだろうかと思ってしまいます。
    まぁ、社会に絶望して少しでも社会に復讐してやりたいと言う気持ちは有ったと思います。
    しかし、ゲームのリセットと一緒にするのは余りに短絡的過ぎます。
    きっと、最近の小学生のアンケートで人生のリセットが出来ると考えている子供が増えて来ているとかの噂を聞いての見解なのでしょうが・・・
    この教授は、自分の推論を前提にした上で、「自分が死ぬならゲームの延長線上で社会も抹殺してやろうと思ったのだろう。でもアキバで数人殺害って、加藤犯人に取ってなんて貧弱な社会なんだ」と言っていますが、あいた口がふさがりません。
    まず、加藤犯人は馬鹿では有りません。知性は問題無いんです。
    社会を抹殺したいと考えているなら、そんな犯行はやってません。

    また、この教授も派遣制度の問題点が直接的な要因的な言い方をされています。
    私はある種のアスペルガーに近い性質を加藤犯人は持っているのでは無いかと思っています。
    故に、職場如何を問わず、昔から友達を作る事が苦手で、また理解してくれる人も少なく、またはイジメを受けていた疑いも有ると思っています。
    その様にして「悲観的な心理」が形成され、ある種のパニック障害に近い症状が出ていたのでは無いでしょうか。
    人間の心理とは様々な要因で形成されます。
    普通の人間関係から悲観的にさせられ、さらに事故を起こした借金から来る金銭的強迫観念、それが絡んでの職場での不満。
    なので、私が推測するに、もし加藤犯人がどこかの正社員だったとしても、やはりリストラの恐怖が有り、更に職場の同僚や上司、そして部下たる派遣社員との人間関係でのトラブルから同じ犯行を犯していたのでは無いかと思います。
    根本的な原因は、彼のコミュニケーション能力。これこそが最大の要因では無いでしょうか。

    龍谷大の教授も同じく、派遣制度が最大の問題だと述べています。
    が、批判は前述なので割愛します。

    さて、最後に私が推測する犯人のネット書き込みと犯行の心理ですが、
    私は純粋に「構って欲しい」の一言に尽きると思っています。
    彼は人間とのふれあいと言う愛情にとてつも無く飢えていたのだと思います。
    その反面、触れ合える相手が出来ない人生に苛立ち、落ち込み、絶望し、人間不信と、様々な感情が湧き上がる中、金銭的な強迫観念が彼の理性を破壊し、普段の鬱積したコンプレックスと一体化して暴走を始めたと考えます。
    なので、ネットの犯行予告は「自己顕示」では無く、「最後の彼の理性」として見るのが理論的では無いでしょうか。
    つまり、「構って欲しい」「誰か止めて欲しい」「やめろと言って欲しい」「それが叶わないならば、ヤレヤレと言う応援でも構わない」「だから誰か反応してくれ!」
    と言う心の叫びだと思います。
    もっとぶっちゃけて言えば「誰も反応してくれない・・」「お前ら嘘だと思ってるだろ?」「反応してくれないと、本当にやっちゃうぞ?」「もぉいいよ、本当にやってやる!」「やれば否応無くお前ら俺に関心示すだろ?」と言った所でしょう。
    愛情の反対語は「憎悪」では無く「無関心」と言いますが、正に加藤犯人は常日頃から「無関心」にさらされ、もっとも「愛情」と無縁な人生を送ってきたのだと思います。
    そして、犯行に及ぶ心理としては、「もう人生に絶望した、死んでもいいや」「でも最後に、社会に少しでも復讐してやりたい。そして警察でも社会でもなんでもいいし、憎悪でもお叱りでもなんでもいいから構って欲しい。最後まで無関心のまま死ぬのは嫌だ!」と言う、とてつもなく拗ねた心理だったのでは無いかと考えます。
    そして、相手の痛みを知らない世代だからの犯行だとの話をされてた教授もいましたが、それは大きな間違いだと思います。
    彼は世間に痛めつけられて来た側の人間だと思うからです。
    もちろん、必要以上にそう感じてしまった側面も多々有るかとは思いますが、やはり皆から痛めつけられたら「みんなぶっ殺してやりたい」と言う気持ちが起こるのは比較的自然なんです。
    現に、いじめられっ子の殆どはそう思っているんです。
    人の痛みが分かるからこそ、逆に人の痛みが分らない「その他大勢」が許せなくなるんです。
    別の無差別殺人などを見ても、やはり苛められていた経験の有る人が犯行を犯すケースが多く有るのも事実なんです。
    苛められていたかどうかは、相対的な話ですので、客観的に見て本当に酷いイジメだったのかどうかは別問題ですが、少なくとも本人が感じるダメージ的には相当なものが無いとそこまで憎悪の気持ちは膨らまないと思うのです。

    と言う訳で、私的に最大の論点は「思いやりの欠けた社会」でしょうか。
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▲[ 158 ] / 返信無し
[169]  産経は懲りずに再び・・・
□投稿者/ Toshi -(2008/07/20(Sun) 06:08:52)

    秋葉原事件の加藤殺人犯について、MSNの産経ニュースで懲りずに再び「衝撃事件の核心」シリーズ記事で「識者はこう見る」(下)とか続きものを掲載していました。
    この「衝撃事件の核心」シリーズは全て偏見といじめ根性と誇張表現に満ち溢れた記事が多いのが特徴で、読むと不愉快にさせられる記事がとても多いです。
    (なら読むなって?いえいえ、どんだけ産経が悪さをしているかチェックしていたいので)

    尚、最近の加藤殺人犯の供述により、先に書いた(上)に対する私の突っ込みは余り的を外していない事が証明されてきていると思います。

    さて、引き続きこの(下)の論評に突っ込みをいれて見たいと思います。

    まずは帝塚山学院大の教授さん。なんでも犯罪精神医学の教授だそうで・・・
    それにしては的を外した意見を述べています。

    まず、彼を「ひきこもり」と定義している点。
    それは言いすぎでしょう。
    せめて内向的な性格と言うべきです。
    先に書いたとおり、彼は本質的にコミュニケーションを求めている人間なので、引きこもりとは全く違います。
    引きこもりはむしろ、コミュニケーションを疎ましく思う人種がなるケースが多いんです。
    または、働いたり勉強したりするのが嫌だったり、外に出るのが億劫だったりする場合ですね。
    加藤殺人犯の場合、どれにも該当しません。

    加藤殺人犯は、コミュニケーションを求めるも、コミュニケーション能力の拙さからやむなく内向的にならざるを得ない状況に有ったと考えるべきです。

    「彼はいわゆるオタクで」と断定していますが、これもどうかと思います。
    オタクはむしろコミュニケーション能力は低くない事が多く、仲間意識が強い事が殆どです。
    そんなオタクが秋葉原で殺人を犯すとは考えにくいです。
    もっとも、この教授はオタクがどの様なものかを知らず、単にネットで書き込みをしていた事実や、ゲームをやっていた事実だけでオタクと言っちゃっているだけかも知れませんが、知識もなくオタクと言う単語を使うのは世論に悪い影響を与える結果になる場合も有るので軽率ですね。
    (軽率な報道がオタクバッシングを生み、オタク層が無意味に批判されたりいじめられたりする風潮が有り、とても憂慮しています)

    「 自己評価が上がる余地もなく、一方で、こうした犯人は、たいていナルシスト的傾向があるから、おそらく自分の才能や能力に自負があったのだろう。それを認めてくれない、生かしてくれない社会に強い不満を持った−というのが今回の事件だろう。」

    確かにその様な面は有ると私も思いますが、敢えて論じる程のものでも無いと思います。
    加藤殺人犯が持っていた自負は、社会に打ちのめされた人間が持っているコンプレックスであり、自我を保つ為の、精一杯の強がり的な自身への励ましであり、それは社会や対人に対しての自信の無さの裏返しでも有るものだと私は考えています。
    ですので、ナルシストは言いすぎです。

    「逆恨みとも報復ともいえるが、彼は大きなことをやって有名になることで自己実現を果たそうとしたのではないか。」

    この教授も(上)の教授さん達と同じ様な事を言っていますね。
    違うって!
    詳細は先の書き込みで指摘済みなので割愛。

    また、池田小事件との関連性を指摘していますが、それは私には分りません。
    もしかすると意識しての犯行だったかも知れませんね。

    この教授、先に「彼はいわゆるオタクで、オタクの集合場所に行って事件を起こした。」と述べているのに、後に「今回はたまたま、その舞台に秋葉原が選ばれたというだけで、どこでも起きる可能性はあった。」と述べていて矛盾していますね。
    でも後者が正解だと思います。

    「加藤容疑者は犯行を演劇と考え、何度も構想していたと思う。だからこそシナリオに沿って綿密な準備もしたし、犯行予告もした。「秋葉原に着いた」などとリアルタイムでの書き込みもした。これから始まるという告知をするやり方は劇場型の典型だ。加藤容疑者は「秋葉原についた」と書き込むことは犯行を一つのドラマのようにとらえている証拠だ。」

    だから、違うって!
    一般的な劇場犯罪の犯人は自己顕示、もっと言えばヒール又はヒーロー主人公になったつもりで行う心理が有ります。唯我独尊です。「俺は偉いんだ」と言う気持ちが有ります。 が、加藤殺人犯の場合、そんな心理とはかけ離れているんですってば。
    先にも書いたとおり、ドラマを中継しているんじゃなくて、「みんな反応してくれないと俺やっちゃうよ?」「ほらもう秋葉原まで来ちゃったよ?」と反応を催促しているに過ぎないんですってば。
    もう最近ではだいぶ加藤殺人犯の供述内容が徐々に報道されて来ていますので、どんなに鈍い教授さん達でも、そろそろそんな事ぐらい分っても良い気がしますが、いまだにそんな事を言ってると益々私に「やっぱり有識者って偉そうな事言う割りに、でたらめな偏見が多い」って言われちゃうんです。

    ちなみに最近、悪ふざけで便乗騒動を起こす目的で2chなどの掲示板に秋葉原事件と同じ様な犯行をする予告記事が多く出現していますが、そんな彼らの心理こそ、この教授さん達が指摘する「劇場型犯罪者」の心理だと思いますが。

    「こうした犯罪が起きると、弁護側は何らかの口実をつけて、精神鑑定とか奇妙なことをして、被疑者を助けようとする。」

    あんた本当に犯罪心理学者かね・・・
    それじゃ司法を知らないただの野次馬と同じでしょう。

    また、連鎖を断ち切る為にやたら厳罰化を叫んでいますが、加藤殺人犯はあれだけの人間を殺しても自分は無事でいられると思って犯行に及んだと考えているんでしょうかね?
    ここまで来るともうお話になりませんし、突っ込む価値も見出せません。
    もうこの教授に対する突っ込みは終了させて貰います。

    次に「元検事で旧総理府青少年対策本部参事官も務めた弁護士さん」です。

    この人は私とほぼ同じ見解を述べていますので、突っ込み所は有りません。

    次に「関西国際大の教授さん」ですね。

    この人もとんでもない的の外し方はしておらず、無難な指摘に終始している印象を受けますが、やはり「ちょっと違うかなぁ?」と思う論説を述べていました。

    「犯行結果からすると、動機が軽いと考えられる。」

    動機が軽いとは思いません。動機は相対的なものなので、他人から見たら軽いのかも知れませんが、本人に取ってはやはり全然軽くないのだと思います。

    「自分のした行為の重大性を本当には理解できていないのではないか。」

    と言うのも、相対的な話なので間違ってはいないのだろうけど、敢えて言うほどのものでも無いだろうと思ってしまいます。
    人間の尊厳に対する価値観は世間全般で下がりまくっているので、有る意味は加藤殺人犯も「普通」レベルだと思います。
    世の中の多くの人間が持つ「いじめ根性」と比べれば、むしろ加藤殺人犯の方が理解が有るのかも知れません。
    いじめ根性を持つ人達は、それが「悪い事」だと言う認識を持っていませんが、加藤殺人犯は、少なくとも「悪い事」と知った上で犯行を行っていると思いますので。
    ただ、人間の尊厳を理解した上で、それ以上にそれを破壊したい衝動にかられたのだと思います。

    それ以外はまぁ、突っ込む程の意見は無く、無難なまとめ方でした。
    ただ、格差社会に触れている点は少々・・・(以下省略)
    「対人関係のスキルが欠けていた可能性がある。」だけは私と同じ見解でした。

    次に「NPO法人(特定非営利活動法人)「ストレスカウンセリングセンター」の理事長さん」
    (長ったらしい肩書きですね)

    この人も、他の教授さんが言ってる様な事を言っていますね。
    自尊心が高く、その様な人間が一端マイナス思考になると「社会が悪い」と思う様になる・・・的な事を言っています。

    確かにそれは間違っていないのですが、やはり敢えて言うほどのレベルでは無いと思います。
    まぁ、自我を保つ為のプライドは有っても、それ以上にコンプレックスが強かったと言う点は前述なので割愛。

    「トラックを使ってナイフで次々と刺すという残虐さは、自分が生きている証を立て、自分のすごさを証明した上で「お前ら全員、反省しろ」という意思を示すものだ。」

    これもどーかなぁ。
    確かにその様な心理が有っただろう事は私も前述なのですが、そこがポイントでは無いでしょう。
    少なくとも、社会に対する復讐心は肯定出来ますが、自分のすごさを証明すると言う誇示欲は余り無いと思いますが。
    どちらかと言えば、「ネットで相手にしてくれない人たちに見返したい気持ち」と言う、誇示欲と言えないレベルのものでしょう。

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▲[ 158 ] / 返信無し
[171]  今度は八王子通り魔事件ですか・・
□投稿者/ Toshi -(2008/07/24(Thu) 15:48:01)

    この事件についても有識者は加藤殺人犯と共通する点が有るなどと産経で報じていましたが、いい加減うんざりしてきますね。
    この八王子事件の犯人こそ、明かに劇場型犯罪と同一心理で行われた犯行だと思っています。
    また、年齢こそ加藤殺人犯より高いものの、加藤殺人犯より幼児性は高そうです。
    第一報を読む限り、どちらかと言えば、子供の癇癪に近い犯行と感じます。

    さて、産経で「主張」と言う記事でこの事件に関し、犯人に対して「残忍で身勝手極まりない」と凶弾し、「事件が起きるたびに識者からも、格差社会の問題などを指摘する声が聞かれるが、的外れではないか。そうした身勝手な理由による凶行を許さないという社会の姿勢こそ重要だ。」と締めくくっている記事が掲載されていました。

    要は、厳罰化で挑めと。

    私見では、この様な記事を報道し、それに感化される人が増えている事こそ、この様な事件が多発する最大の原因だと感じます。

    歴史を振り返ってみて欲しいですね。
    人権の過剰な尊重主義と、過剰なモラル、そしてそれらが原因で益々進む、人との繋がりが薄い世界。おせっかいが嫌われ、何事も「迷惑」と一蹴される時代。
    人と人との思いやりが大事にされない世界。
    自分さえ良ければそれで良し。誰が困っていようと関係なし。
    現代言われている「人権の尊重」とは、ほぼ「自己愛増長」と同意です。
    つまり、「自分だけの人権を尊重する」とか「同情出来る人間だけの人権を尊重する」とかですね。
    人権の尊重とモラル感向上が進めば進むほど、人間の尊厳に対する価値観は低くなっていきます。
    そんな冷たい社会になってから、この様な事件が増えてきているのは明白なのですが。
    その様な根本的な原因を考える事もせずに、自分達の罪を考える事もせず、とかげの尻尾切りの如く犯罪者を凶弾するだけ。
    そんな状況では、益々この様な事件は増えていくだけでしょう。
    厳罰化など、なんの役にも立ちません。
    リテラシーが総じて低くく感じます。
    こんな記事が堂々と報道されちゃうんですから。
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[182]  Re[2]: アキバ無差別殺人事件について
□投稿者/ Toshi -(2008/08/04(Mon) 04:05:16)

    産経のコラムで、とある漫画家談として、秋葉原事件について「男性性の暴走」とした記事が出ていました。
    この人が言うには、男性は女性に比べ、内面に攻撃性を秘め、心が弱く、女性以上に異性を求める心が強い。それをきちんと仕上げるには女性より厳しい教育や体の鍛錬、自制心の向上、成熟した男性とのコミュニケーションなどが必要だと言う所に話が飛躍し、今のジェンダーフリーな思想教育を批判して締めくくっていました。

    なんで産経はこーゆーどうしようも無い記事ばかり報道するかなぁ・・
    まぁ、いいんですけどね・・・・
    この程度なら、そんなに害は有りませんし。

    ちなみに、ジェンダーフリーに反対なのは私も同感なのですが、この漫画家さんは偏見が強すぎないか?

    「しかし、最近の男女平等教育は、〈男性〉というものを制御し、伸ばす知恵をもたない。「中性的」なことを価値として、結局は骨抜きの男と、母親になれず、優しさのない女を作る。」

    と言うのは全くその通りなんですが、
    「その結果、凶暴な男性を生み出しているのだ。きちんと男を育てれば、こんな動機で、人々が殺されるようなことは減らせるのに」

    と続けているのは、余りに短絡的過ぎないか?
    そもそも、中性的な骨抜き男性になるなら、凶暴性はむしろ低くなるんじゃないか?
    漫画家なら、もっと理論的に考えようよ・・・

    と思わず突っ込みを入れたくなりました。
    いずれにせよ、この問題と秋葉原事件を結びつけるのは話を飛躍させ過ぎですね。
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[538]  アキバ無差別殺人事件 公判開始
□投稿者/ Toshi -(2010/01/31(Sun) 11:26:14)

    とうとうアキバ事件の公判が始まりましたね。

    産経ライブを見ましたが、まだ一回目なので内容的にはありきたりな冒頭陳述だけでした。
    また弁護側は、事件性の割に余りにもオーソドックスな戦略を伺わせる冒頭陳述で、なんとなく被告の真の心の有り様が明白にならないまま死刑判決で幕を閉じそうな予感がしました。

    願わくば、如何に愛に飢え、だのに愛を得られない環境にいたのか・・がインパクトを持って明白になる事を望みます。
    この事件は個人的に、非常に「社会の責任」を感じていますので。
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▲[ 158 ] / ▼[ 576 ]
[575]  公判もだいぶ回を重ねていますね
□投稿者/ Toshi -(2010/07/30(Fri) 01:31:40)

    この事件の公判は長引く事が目に見えていたので、有る程度公判が進んだ所で一気見しようとしてたのですが、そうこう言ってる内に第17回まで溜まってしまい、さすがにこれ以上溜め込むと読めなくなるな・・・と思って今、第2回から読んでいる所です。
    そうとう量が有って、やっと第5回まで進んだ所なのですが、証人尋問が冗長過ぎるだろうと言う感じが否めません。
    目撃者が沢山いて状況がかなり明らかになっており、被告もそれを認めているならば、検察は多くの証言者の証言をまとめたストーリーを一つ用意し、それを元に各証言者に間違いは無いか、被告もそれを認めるか・・と言うやり方で簡便化が計れる気がします。
    後は、検察的には被害者や証言者の処罰感情を引き出したいのだろうから、それだけに証人尋問を絞ればだいぶ時間節約になると思うのですが。

    まぁ、検察的には他に劇場化したいと言う厭らしい思惑も有るのでしょうね。

    ちなみに、検察は冒頭陳述で被告は知能が高いみたいな事を言ってますし、各証言者もその前提に立って被告を非難していますが、この辺は私ちょっと納得行ってません。
    被告の犯行前の心理の推移からは幼児性が読み取れると思うからです。
    知能とは本来精神年齢の事ですから、その前提で言えば被告の知能は余り高くないと思います。
    世の中には、今回の被告の様な知能の低い人や劣等感が強く精神が捻じ曲がっている人などが大勢います。
    これらの人々と周りの人々がどうやって社会を形成すべきか・・・と言う論点に是非なって欲しい裁判なのですが、今の所弁護側がパワー不足な気がするので、中々社会も良くならないと言うか、この裁判も社会性向上と言う観点で害にはなっても益にはならないのかなぁ・・・と言う悲観的な気分です。

    まぁ、まだ先は長いので、続きを読んできます。

    で、第8回の途中まで読んだのですが、ここまでの感想として、「あぁ〜弁護側、全然ダメだ・・・」って感じです。
    検察側はいつも通りに魔女裁判さながら多くの証人から「殺せ!殺せ!」を引き出しているのに対し、比較的冷静な証言をした被害者女性、そして加害者心理の汎用性を証言した男性目撃者に対し、有用な弁護側質問が一切出ませんでした。
    また、全体的に弁護側質問は「それは本当に被告だったの?」みたいな感じと言うか、なぜにひっくり返せる余地の無い事柄ばかり確認するの?みたいな感じと言うか、証言の信憑性を多少崩したところで、総体的な証言事実をひっくり返せるはずないじゃんみたいな質問ばかりで呆れます。

    弁護側の冒頭陳述で、なぜ被告がこの様な事件を起こしたかを明らかにする(それだけに絞る)みたいな事を言っていた訳ですので、もはや事実関係は争わないと言う事ですし、早い話が情状酌量を狙うと言ってる様なものです。
    ならば、被告の心理の汎用性を証明せず、被告の心の内だけを説明した所でどれだけ説得力が持てると思っているのでしょう?
    見ていて苛立って来ます。
    まさか本気で心身衰弱をメインウェポンにするつもりじゃ無いでしょうね?
    私、思うんですけどね、この様に、もうどうやっても極刑が避けられない事件で、且つ被告もそれを納得している場合、弁護側は極刑を無駄に避けようとするのでは無く、被告の希望を通せる様な弁護を心掛けるべきだと思うんですよね。
    それが社会責任の追及になると思うんですが。
    それと感じるのは、もしかして弁護側はわざと無意味な証人尋問を増やす様に誘導しているだけ?その実は、効率的な弁護戦略が完成しておらず時間稼ぎ?
    って部分です。なんかだんだんそんな気がして来ました。
    まぁ、いずれにせよダメダメさは変わりませんが・・・

    まだ先は長いので、続きを読んできます。

    えと、ここで、第11回から15回まで、主に弁護側証人の証人尋問で一番詳しく見たい部分だったのですが、おい!産経!何を考えている!って世界で、法廷ライブが有りませんでした。
    なんか、とっても恣意的な感じがします。被告に不利な物しか報道しないって事ですかね?もしそうだとしたら、産経ってほんとに、悪意の塊りだよなぁ・・と思います。

    ぅーん、これじゃぁこの事件を客観的な視点で見れないなぁ・・せっかくここまで読んだのに・・・むかつく。
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[576]  余談ですが
□投稿者/ Toshi -(2010/08/03(Tue) 15:59:33)

    今、第19回公判のライブを読み始めようとしている所なんですが、相変わらず参詣の記者って・・・・

    ------------------------
    《このため、弁護側は、捜査段階での供述調書の任意性について争う姿勢を示し、加藤被告も「訂正を申し出たが直してもらえなかった」などと主張。前回の3日目から始まった検察官の被告人質問では、供述調書と矛盾する証言を続ける加藤被告に、検察官がいらだつ場面もあった》

     《今公判でも、検察官がこうした矛盾を追及した上で、加藤被告から事件の真相について、どこまで引き出すことができるのかが注目される》

    ------------------------

    冒頭から、検察側を性善説に基づき、被告を性悪説に基づいた書き方してくれてて、なんか印象操作が多いんですよね。イラッと来ます。

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[577]  アキバ事件裁判もそろそろ佳境
□投稿者/ Toshi -(2010/08/04(Wed) 16:51:25)

    公判もとうとう証拠採用まで進んで来ました。

    主に調書の任意性が争われていますが、客観的に考えても、また実際にライブを読み進めてみても、やはり検察側の主張より被告側の主張が正しいと思えます。

    そもそも、どう転んでも死刑判決が免れない事件に於いて、計画性の有無や故意の有無を有利にした所で意味が無いですし、そんな事は当の加藤被告も弁護側も分ってる事でしょう。
    その上での証言ですから、信憑性が高いのは必然だと思えます。

    でも、裁判官は検察の主張を全面的に認めそうですね・・・無能。
    今回の裁判は、どう転んでも死刑判決だから、適当でいいや・・・って感じでやってるんじゃないかとさえ思えます。
    でも、良くも悪くも真実を明確にしないと、社会に取って学習にならないじゃないか・・と思うので、検察側の態度や裁判官の態度にちょっと腹が立ってきます。

    大体、あの調書、恣意的な誘導したぞって言わんばかりの調書じゃないか。
    どう転んでも死刑なんだから、被告をもっと信用してやれよ・・・って感じです。

    あと鼻に付いたのが、被告が「記憶に無い」を連発してる事に対して責める姿勢がマスコミや検察に強い点。本人が「客観的事実で私がやった事に間違いは有りませんが、思い出せません」と言ってる以上、責任逃れじゃないし事実なのでしょう。
    なのに、思い出せない事を必要以上に責めるマスコミと検察。
    彼等は人間のメカニズムを余りに無視し過ぎている。

    2年前の8月4日の午後2時、貴方は何をやって何を考えていましたか?
    と問われて答えられる人が果たして世の中に何人いるだろう・・・って世界です。
    ましてや、人間は本能的に自責の念に駆られそうな出来事ほど忘れる様な機能が有るのですから・・・(こんなのは中学生の保健体育で習うレベルでしょうに。)

    もっとも、もし最終弁論で弁護側が心神消失又は心神消耗を訴え、無罪または大幅な減刑を主張する様なら、一気に被告の主張は信憑性が失われる事になりますが。
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[653]  固い死刑判決
□投稿者/ Toshi -(2011/03/24(Thu) 16:53:31)

    事件が事件なだけに、死刑判決は固かったと言うか、こう言う事件で裁判をする意味が有るのだろうか・・
    結局、事情説明会で終わってしまった感は否めません。

    また、検察側の「被告は更生する余地は無い凶悪犯罪者で有り、死刑を求刑するしか有りません」と言う求刑文句も、なんか違和感たっぷりでした。
    私は、更生する余地とかを本気で語るなら、どの様な犯罪者でも余地は有るだろうと思っていますし、特に加藤被告の場合、知能が足りない面は有るものの、根っからの悪人では無いと思えますので、更生の余地は幾らでも有るだろうと思います。

    結局、更生の余地の有無では無く、「殺した人数」が重大だから死刑以外に無い訳で、ならそうとはっきり言えばいいだろう?と思ってしまう訳です。

    もっとも、そうなると、殺した人数が重大だと必ず死刑と言う構図を断定する訳で、裁判の形骸化を意味する事になってしまうから、建前で更生の余地を唄うのだろうけど、なんかその辺が無性に裁判システムの不備に思えて仕方有りません。

    また、被害者関係者の「真実を語って欲しかった」系のコメントは、この様な事件での裁判では必ず聞かれますが、それを報道する意味が有るのでしょうか?
    それもなんとなく不愉快になります。

    この様な裁判では大抵の場合、特に加藤被告の様に死刑を覚悟している被告の場合、本人の出来る限りの努力で真実を語ってると思うんですよね。
    もちろん、この様な事件を起こしてしまう人間なのですから、考え方や価値観が常人とずれている事も多い訳ですが、それを被告の立場になって理解しようとしないから、結局「信じられない、信じたくない、だから被告は真実を隠している」と言う事になってるだけでは無いでしょうか。

    また、遺族感情を毎回煽る報道、被害者はヒステリックになっても良いんだ、いやなるべきなんだ・・と言わんばかりの報道は、やめて欲しいものです。

    前にも別のスレで書きましたが「死」と言う事象がどの様な形で訪れようとも、死んだ人間にして見れば、明るい未来が奪われ、遺族が取り残されると言う結果事象には全く変化が有りません。
    遺族の心の決着方法が違うだけです。

    例えば、戦争被害、交通事故、そして、今回の東日本大震災で大勢の家族を失った人々、東電の人災の様な人災で被害を被った人々、全て、遺族の大切な人を失った悲しみ、将来を奪われ命を落とした本人がいる訳で、恨む相手がいるかいないかの違いだけしか有りません。

    メディアや周囲の人々は、震災で悲しみにくれる人々を励ます事が多いと思いますが、その姿勢こそ正義だと思っています。
    だから、仮に人災や殺人でも、遺族の恨み感情を増幅させるのでは無く、癒してあげるべきなんです。
    恨みを煽るのは、遺族の心のケアどころか、心をより傷つける行為です。

    遺族は、震災の様に、恨む相手がいない方が、心のダメージは小さくて済みます。
    なので、人災でも、なるべく「恨み」を緩和させる方向でケアすべきなんです。

    まぁ、少なくとも検察は「合法で人を殺したい症候群」ですから、その欲望を満たす為に遺族感情を煽りまくって利用するのは変えられないかも知れませんが、せめてメディアや周囲の人々ぐらいは、「負の感情」を増大させるのでは無く、和らげる方向で動いて欲しいものです。

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▲[ 144 ] / ▼[ 281 ]
[159]  兄嫁公判
□投稿者/ Toshi -(2008/06/26(Thu) 09:50:14)

    第1回公判の内容をMSNの公判ライブ記事で見ました。
    今回の裁判はレベルの低さを感じます。

    まず、検察側は相変わらず被告を悪人に祭り上げる言い回しを多用してるのはデフォルトですね。
    よく検察は被告を厳罰に持っていく事が仕事じゃないですか?と問われると「いえ、決してそんな事は有りません。ただ事実を追求し明確にしたいだけなんです」とインタビューになどに答えていますが、良くそんな事が言えるな・・・的な話の持って行き方をあらゆる裁判で目にします。
    なので、裁判と言うだけで、その辺のレベルの低さがまずはデフォルトで有ります。

    今回もそうなのですが、しかし今回は少なくとも事実関係として明確な証拠品を押えて有り、また冒頭陳述も被告弁護側より先に行われます。
    そう言う意味では弁護側には有利な面が有るはずなんですが・・・

    しかし今回は、弁護側もレベルが低く感じます。
    まず、弁護方針として、事実関係に主眼をおかず温情的に攻めるタイプの弁護士で有る事。
    そして、先の検察側冒頭陳述で計画性を明確にする証拠を突き立てているにも関わらず、計画性を否定する弁護をしちゃった事。これは相当弁護側の信憑性を貶める行為なので被告にはかなり不利です。
    また、その弁護士は地固めをせずに先走るタイプの様で、これもなんだかなぁって感じです。

    次に、当の被告ですが、気の弱い人で殆ど喋らず、喋っても声が小さくて聞き取れない証言しかしないので、見ていて「イラッ」と来ます。
    そんな被告の弁護をしなければならないのですから、弁護側の苦労も見えてきます。
    つまり、被告が何も質問に答えてくれないので、誘導的に質問をしていくしか無いのですが、それが裁判官には相当心象が悪く映ります。
    しかも・・・被告がそんな感じなのに、その弁護士もまた早口で声が小さいって言うのですから、被告側はもうぐちゃぐちゃで戦略も何も有ったもんじゃ有りません。

    弁護側は、被告がいかに普段から被害者に精神的に追い込まれる様な日々で有ったか・・を主眼に置いたスタイルでしたが、節々に推論が多く入ってしまい説得力がいまいち有りません。(でもまぁ、あの喋らない被告なので推論で弁論を構築するしか無いよね・・ってのは分かるのですが)
    かと言って、じゃぁ被告以外の証言から地固めは出来るはずなのですが、そう言う部分でさえ推論で弁論を構築しちゃってる面も多々有り、その弁論は「情に訴える」と言う効果以外には、全然弁護出来ていない感じです。

    また、弁護士は冒頭に、自首の成立と犯行時の心神衰弱を争点にする様な事を宣言した割りに、少なくとも第1回公判では先に言ったとおり、いかに普段から被害者のいじめを受けて来たか・・しか話を導けませんでした。
    確かに、心神衰弱に話を持っていくならその部分は外せませんが、反応が悪い被告を相手にその部分を追求しすぎちゃうと、裁判官に「もう心理状態と関係無い質問に1時間以上費やしていますのでやめて下さい」とか言われる結果になってしまうし、そうすると情に訴える効果しか無い弁論が中途半端にしか出来ていないと言う最悪な状況になるんです。
    しかも、その1時間以上に渡る質問が全て「誘導質問」で、裁判官に注意されちゃう位なので、裁判官の心象を考えると、まったく被告側はぐちゃぐちゃに不利です。

    喋らない被告なんですから、心神衰弱で攻めるなら、被告人質問に頼らずさっさと精神鑑定とかして鑑定書を用意すべきだと思うんですが・・・
    そう言う地固めが全く出来ない弁護士の様です。
    その癖、弁論の中で心理学を語っちゃう部分が有ったりもして、益々「口だけ」って印象が強くなり、これもまた被告に不利です。

    とまぁ、今回の裁判は下手したら冤罪になりそうな気配がプンプン臭って来る印象を少なくとも第1回公判では感じました。

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[281]  Re[2]: 兄嫁公判
□投稿者/ Toshi -(2009/01/20(Tue) 04:52:03)

    もう判決が出ていますが、遅ればせながらその後の動向をライブで読みました。

    弁護側が頑張っているのは非常に分かるのですが、やはり稚拙過ぎる印象が強いですね。
    最終弁論では全ての弁護に於いて裏付けが弱過ぎます。
    その割りに、無罪を主張するなど、余りにも無謀過ぎる弁論でした。
    (まぁ、弁護士の名誉を尊重する言い方をするならば、余りにも遠回りに地固めをするタイプで、それが裁判官との相性が悪く空振りした・・って感じです。)
    唯一のクリティカルポイントは黙秘権の通告を取り調べ警察官が失念した点を突いて自白が成立する論拠を述べた点でしょうか。

    一方、検察は本当に憎々しい展開をしていて、検察側の被告人質問ではその殆どが誘導質問で有るにも関わらず、弁護側には「誘導しないで下さい」とすぐに異議を申し立てるシーンが有ったり、無理やりな理屈で被告を重罪に陥れようとする真意が伺えるなど、検察と言う組織自体が「悪」なのでは無いかと思える様な展開も印象的でした。
    しかし、相対的にはこの弁護士よりも検察側の方が高度な戦術を展開している訳で、見ていてじれったいと言うか、モヤモヤしてくると言うか・・・
    (検察の言論はほぼ全てが悪意の塊に思えますが、一例を挙げるならば被告が被害者により虐待されていた事について、「客観的証拠が無い=被告の想像に過ぎない」と無理やり結論付けている事などです。子供が泣き叫んで現場に行ったら被害者と子供しかおらず、子供が殴られたアザを作っていれば、これは十分な証拠になりえるので、弁護側はこの点を旦那の参考人質問で行うべきだったと思います。)
    また、母親の供述が調書作成段階と証言時では、被告への量刑と言う点で左遷していますが、これなんかも検察が母親の憎しみ感情を刺激し煽ったのでは無いかとも疑いたくなりますね。

    それにしても、検察と言う組織はやはり一度解体して、良くも悪くも「真実だけを追求する組織」にしないと世の中良くならない気がします。
    結局、どの事件に於いても検察が必要以上に被告を重罪に陥れようとする態度を維持するから弁護側も必要以上に大袈裟な弁護をしなければならなくなる訳で、その極端な弁護を見た民衆から弁護側と被告が更に非難に晒される・・と言う構図はなんとかならないものかと思ってしまいます。

    いずれにせよ、この裁判では前述の通り裁判長の初審判での心象が悪かったせいか、精神鑑定は却下するわ、7000人以上の署名が集まったと言う被告に対しての情状嘆願書の証拠採用も却下するわで、当初の予想通り、被告に不利な展開が続きました。

    結果、判決では予想通りに弁護側の主張はほぼ退けられた判決となりました。
    量刑は、懲役15年求刑に対して10年判決なので妥当な線だとは思いますが、判決要旨を聞く限り冤罪量刑の可能性も否定出来ない気がしました。
    少なくとも精神鑑定は受けさせて白黒はっきりして欲しかった所です。
    また、黙秘権通告がなされていない事が無視された点もスッキリしませんでした。

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[271]  MSN産経の法廷ライブ
□投稿者/ Toshi -(2009/01/13(Tue) 22:07:24)

    MSNの産経ニュースに有る法廷ライブは非常に重宝していますが、一つだけげんなりする事が有ります。
    それは、記者の感情を装飾する一言があっちこっちに散見される事です。
    客観的事実を何も装飾せずに流す事こそ法廷ライブの存在意義と言える、と思うのですが。
    特に鼻に付くのが、被告の証言に対する「身勝手な理論を展開した」などのコメント。
    犯行に於ける被告の心理を正直に話しているだけなのに、なぜそこに被告の悪質性を強調する様なコメントが必要なのか甚だ疑問です。
    どう感じるかは読者任せにすべきです。
    中にはそんな誘導表現など無くても、その身勝手さに不快を感じる読者もいるだろうし、中には客観的事実の検証目的で読む人だっているはず。

    私の様な後者の立場の人間からして見れば、「こいつは憎むべき存在なんだ」と悪戯に煽ってる記者の悪質ないじめ根性が見え隠れして、冷静に読み進める上で非常に邪魔ですし、不快でも有ります。

    なるべくニュートラルな視線で読み進めたいのに、読者の感情を「魔女狩り」方向へ誘導する悪意に満ちたコメントは本当に止めて欲しいですね。

    以下、産経に苦情を出す際の私自身の下書きとして詳細を書きます。

    具体的に例を挙げるなら、今「鈴香被告控訴審」を読み進めているのですが、数ある無粋なコメントを我慢しつつ読み進めていた私も、このコメントで我慢の限界が来ました。
    1審の最後に遺族に対し土下座した心境を弁護質問されてる際に、

    弁護人「どうして?」
    鈴香被告「他に謝る機会がないと思ったから」
    弁護人「なぜ?」
    鈴香被告「本当はマスコミのいないところで直接、私と米山さん夫妻の3人になれるところで謝りたかった。直接米山さんの声も聞きたかった…」
    弁護人「なぜ、あのタイミングで?」
    鈴香被告「もしかしたら米山さんの顔を見るのは、これが最後と思って」
    弁護人「なぜ土下座を?」
    鈴香被告「自分としては、それが一番分かってもらえると思ったからです」
    《そう言いながらも、判決直後に控訴を決めた鈴香被告。控訴審での公判の出廷を考えれば、話は矛盾しているが…》

    と、矛盾を指摘する記者のコメントに不快な悪意を感じてしまい邪魔なんです。

    記者に言いたい。
    いいですか、控訴は棄却される可能性が有るものです。
    また、控訴は実娘に対する殺意の否定が主な理由だと当初から予定されていましたので、2審の展開が想像付かない素人の被告にしてみれば、2審では彩香ちゃん殺害についてのみフォーカスされた審議が展開され、豪憲君遺族とは切り離された裁判になる可能性を想像したなど様々な理由から豪憲君遺族に接する機会はこれが最後になるかも知れないと懸念した可能性などを考えれば、被告の証言は「矛盾」していないんです。

    頭に来たので、不必要なコメントを全て列挙します。

    《元夫は1審の証人尋問で、鈴香被告が家事が出来なかったことを離婚原因の1つに挙げていたが、確かに、膝までゴミが溜まる家では嫌気がさしてくるかもしれない》
    一つに挙げていた。で終わるべきで、最後の記者の感想は不要です。

    《自分の子供の臭いを「イヌのような」と言ってしまう鈴香被告。彩香ちゃんに対する嫌悪感については、すでに検察側が指摘しているが、あらためて抱いていた嫌悪感があらわになる証言となった》
    あくまで体臭や発汗に対する嫌悪感を示す証言でしかなく、彩香ちゃんの人格に対する嫌悪感では無いので、不必要に「彩香ちゃんと言う人間に対する嫌悪感を持っていた」と強調するコメントには悪意を感じます。

    《弁護側、父親が倒れた後の介護の状況についても質問。彩香ちゃん事件直前の追い詰められた心理状態を強調させたいようだ》
    とかく弁護側の戦略性を強調するコメントが目立ちます。まぁ、検察側の戦略性も同じく強調したコメントを載せるならいいですけど。

     《次は1審から嫌悪感を示し続けてきた父親に対する質問へ。鈴香被告は、単発の返答から一変。冗長に1人語りを始めた》
    冗長とは思えません。必要な事を言ってるだけでしょう。

    《父親への悪口が止まらない鈴香被告に弁護人はなおも続ける》
    悪口には聞こえません。
    ただ被告に取っての事実を述べてるだけでしょう。

    《1審までの鈴香被告は一貫して、健忘が起きたのは、彩香ちゃんを橋の欄干に座らせたところから橋の上で尻もちをついたところまでと話していた。鈴香被告の今回の主張は、これまでの発言に比べ、大幅に“後退”したことになる》
     《しっかりと思い出して見つめたいという割には、1審に比べ証言が後退している鈴香被告。これをどうとらえればいいのか》
    後退かどうかは記者の判断でコメントすべき事柄では有りません。
    1審での証言こそ過ちで有り、2審での証言こそが事実に近づいている可能性だって否定しきれないのです。

    とかく「整合性」を重視し求められる裁判に於いて、調書との整合性を考えた(実は不服有る)証言をやむを得ずしてしまう事の多い1審から、曖昧な証言に変移した事自体が前進になる可能性も有るので、被告の証言の矛盾を強調するコメントには悪意を感じて不快です。

    《鈴香被告は1審で、欄干の上で急に振り返って抱きついてきた彩香ちゃんをとっさに振り払ったと説明している。しかし今回、鈴香被告はそこさえ覚えていないという。では1審の証言はなんだったのか》
    「しかし今回」以降は「しかし今回、その点について語られる事は無かった」とすべきです。
    具体的に「その点は覚えていない」と言う証言は無いのですから。
    また、1審での証言はなんだったのかと言う感情を顕にしたコメントは全く不要です。

    《自分が手をかけた子供の親に、平気で「一緒に頑張ろう」と手紙を出す。弁護側は、それを悪意ではなく“何も考えていなかったこと”としたいようだ》
    弁護側の戦略なのか、それともそれが真実なのかは分らないので、戦略性を強調するコメントは不必要です。

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▲[ 144 ] / ▼[ 288 ]
[274]  鈴香被告控訴審2回の感想
□投稿者/ Toshi -(2009/01/17(Sat) 03:09:41)

    被告がかなり不利な裁判になりそうな気配ですね。
    今までの裁判でもよく有る話ですが、1審では裁判に不慣れな被告が、実は曖昧な部分で有るのに整合性を求められ、軽い気持ちで調書に合わせた明確な証言をしてしまう。結果として不利な量刑判決を受けてしまい、反省し、2審では曖昧な物は曖昧だと正直に証言する。と言うパターンに見受けられます。
    しかし、現在の日本の裁判では1審での証言を覆す事自体が不利に動きますし、裁判長や検察など、登場人物に恵まれていない裁判・・と言う印象を強く受けました。

    私が今まで付き合った女性の中に、比較的、精神的に弱い女性が多かった事から、被告の2審での証言も納得出来る物が多かったのですが、今回の裁判長にはその様な認識が欠けており、「被告が自分が有利になる様に証言を吟味している」と言う可能性と「被告の精神の障害または未発達により矛盾が多い」可能性の両面を考慮出来ずに、前者と決め付けて被告の矛盾を嘲笑する態度は裁判官失格だと個人的には思いました。

    また、検察の被告人質問を見ると、質問にはなっておらず威圧的な誘導、脅迫に近い物が有ると感じられます。
    もしも被告が精神的に障害を抱えた精神弱者である場合、この様なプレッシャーを与える尋問形式は益々真実からかけ離れた展開になる可能性が大きく、真実を求めるべき裁判に於いて不毛です。

    検察、裁判長と登場人物に恵まれていない裁判である割に、弁護人のパワーも不足している様に感じますし、今回の裁判は冤罪量刑判決が下される可能性が大きい気がします。

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▲[ 274 ] / ▼[ 314 ]
[288]  鈴香被告控訴審最終公判
□投稿者/ Toshi -(2009/01/30(Fri) 19:13:12)

    最終公判が終わりました。

    検察は相変わらず魔女狩り姿勢で被告を貶めた上で死刑求刑でしたが、その論拠が全て推論なので説得力が全く有りませんでした。

    弁護側の方が論拠がしっかりしていましたが、この裁判を最初から通して見ていると裁判長が最低な人っぽいので、感情で判決を導く可能性が高いと思いました。

    この裁判を見て、思わず裁判所にクレーム入れたい気持ちになっちゃいました。
    だって高等裁判所たるものが、こんな裁判長で裁判やるなんて許せないと思ったからです。
    でも、裁判所の所在地が岩手だかなんだかで長距離電話になってしまい、経済的に辛いので結局電話してませんが・・・

    この裁判長は余りに無知で客観性に乏しいと感じます。
    その辺の地裁の裁判官の方が断然マシです。
    こんなレベルが高裁だと言うなら、私の中に有る「日本の文化レベル基準」を更に一段低くしないといけなくなり、腹が立って仕方有りません。

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▲[ 288 ] / ▼[ 371 ]
[314]  鈴香被告控訴審判決
□投稿者/ Toshi -(2009/04/02(Thu) 03:27:08)

     まぁ、最低な裁判官では有りましたが、判決は、検察側、被告側の控訴を共に棄却し1審を支持となり、一安心と言った所です。

     判決文では一審判決を否定する内容が多く、ほぼ検察の主張を支持する内容となっていて、内容だけを見れば検索側の主張を支持した判決を下すのが筋だろう・・と思える内容で有るにも関わらず、「1審での判断は誤りで検察の主張通りであるが、それは判決に影響を与えない」などと「強引な理屈」を展開していました。

     まるで、「いやほんとは俺、検察の主張通りだと思うのよ。判決も検察の主張を通して死刑にしたいんだよね。でもさ、上からストップが掛かっちゃってさ。だから、判決だけは1審支持にするしか無いけど、判決文は俺の好きな様に書かせてもらうぜ」って感じに聞こえて仕方無いんです。
     しかも、前述の通りあの最低な裁判官ですから、過去の判例なんかもおかまいなしな「強引な理屈」を展開している時点で「十分に有り得る」と一層強く思ってしまいます。

     今回の裁判は、検察や被告よりも裁判官に強い嫌悪感を覚える珍しい裁判でした。
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▲[ 314 ] / 返信無し
[371]  鈴香被告死刑回避は確定
□投稿者/ Toshi -(2009/05/19(Tue) 19:24:03)

    検察側が控訴を断念したとの事で、現在無期懲役判決となっている被告の死刑回避は確定となりました。
    一方、被告側は無期懲役を不服として上訴するとの事。

    上訴が認められるかどうかは微妙だと思いますが、やっぱり棄却されるんじゃないかなぁ・・・と言う気も。
    いずれにせよ、「無期懲役を不服として」と言う報道が事実なのかどうかは疑わしいのですが、もし事実なら世間に与える心象は悪いですよね。
    せめて、2審への上訴理由と同じにするか、または精神鑑定の不採用を不服とした理由にしないと・・・ねぇ。

    無期懲役を不服として有期刑を望むのが目的と受け取れる報道がされていた訳ですが、魔女作りの一環である可能性も高いっちゃぁ高いです。

    だって、被告に取ってそれはメリットが大きいとは思えないんですもの。
    世間に与える心象が悪いと言うデメリットは有る物の、現在の有期刑の最長が30年で有る事を考えると、それこそ根底からひっくり返る様な勝算が無い限り勝ち取ったとしても50歩100歩な判決しか有り得ず、メリットは殆ど無いと思えるからです。

    でもまぁ個人的に被告には、死刑回避されたんだから良しとして、早期の仮釈放を努力目標として真摯な態度で無期を甘んじ更正を心がけて欲しい所です。

    あぁ、でも更正に余り意味は無いかも知れませんね・・・・
    少なくとも我が子を殺した面に於いては。
    刑期の長さを考えれば「やり直し」は出来ませんからね。
    そこはちょっと可哀想な気もしますが、他人の子供を殺してるので仕方ないですね。

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▲[ 144 ] / 返信無し
[279]  閑話休題
□投稿者/ Toshi -(2009/01/18(Sun) 19:07:53)

    兼ねてから死刑を望む心理は野蛮だと言ってきていますが、その野蛮性や倫理性を問う法廷での闘争が余り無い気がします。

    機械的に述べてしまえば、死んだ人間は恨み言を言いません。
    結局は遺族の心の落とし所に関わってきます。

    大切な人を失ったと言う事象、そしてどうやっても戻ってこないと言う事象は、事故死や戦死などでも同じです。
    結局、心の落とし所をどう付けるか次第で事象に対する結果が変わってくる事に一抹の矛盾を感じます。
    極端に言ってしまえば差別意識でも恨みの度合いは変わってきます。
    自分より上の立場に対しては恨み度は低くなり、下の立場には必要以上に恨み度が高くなる事もしばし有ります。

    現在の法律では、事故死(例えば車に跳ねられた)等の場合、相手に死刑を望めない事は「常識」ですので、そこで遺族は「仕方ない」と心の落とし所を付ける訳です。
    結局、法的に死刑制度が有るから、遺族は「仕方ない」と思えずに「殺して欲しい」と思う面も有る訳で、遺族が諦めても、死刑を望んで執行されたとしても、被害者の死んだ人間にしてみれば、未練を残し、苦しい思いをして未来を奪われた、と言う事象になんら変化は有りませんし、加害者を死刑にしようがしまいが救われる訳でも有りません。

    なので、結局は「遺族の精神的苦痛に対する慰謝料裁判」でしか無いと言えると思っています。
    (社会隔離面に於いては更正の余地に応じた懲役や無期懲役と終身刑導入で解決出来ますし、見せしめ効果などは根拠が無さ過ぎて論外です)

    で、精神的苦痛に対するもので有れば、被害者の努力でどこまで軽減出来て、どこまで払拭出来ないものなのかを吟味する姿勢も必要な気がしますし、現に事故死や戦死などでは極端な復讐殺人願望が起きない事が多い事から、ケアで賄える面が大きいと思える訳です。

    また、法廷とは本来、客観性を重視し必要以上の感情論は排除する進行が正しい姿勢だと思っているのですが、検察の論説などは余りに信心深い感情論が目立ち、「どこの宗教裁判だよ」と言いたくなる事もしばし有ります。
    比較的、死に対する客観性よりも死に対する宗教性が重要視されている向きが有り、非常に倫理性が捻じ曲がっている気がしてなりません。
    特に殺人事件の様なケースではその傾向が顕著で、同じ死亡事件として見た際に事故死などと比べ一貫性が無くとっても気持ち悪いです。
    また、殺人事件での検察やマスコミの論調は、まず、「奴がどれだけ悪人か」「奴はどれほど憎むべき相手なのか」をこれでもかっって程説明し、更に、それを強調する作業に膨大な時間を割く様はさながら遺族に「あほれ、もっと憎め、あほれ、もっと憎め」と音頭を取っているみたいで倫理性のかけらも感じられません。
    別の言い方をすれば、例えば検察で働く殺人マニアの人が「うん、こいつ殺したい」と思ったとしましょう。ならばやはり法廷で裁判官に被告が極悪人だとの印象を刷り込み、更に自分の殺人願望を他人と共有(被告の悪魔性をアピール)し協力者を得て、みんなで死刑に持っていく事でしょう。
    と言うシナリオを「素でやっている」のが今の検察官達・・って感じで、遺族が初期に持っている怨恨感情なんか関係無く、逆に遺族の怨恨感情を増大させ自分の殺人願望達成の為の道具にしている・・って感じまでしてきます。


    なので、死刑反対派弁護団は、そう言う議論も無しに殺人を望んでしまう被害者遺族や検察は倫理(人道)に反しているし、有る面、憲法違反だと言う論点で死刑の是非を問う裁判を起こしてみるといいんじゃないかな・・・と言う気がします。

    鈴香被告控訴審を見ていてそんな思いが強くしました。

    ps.
    余談ですが、法律ってのは宗教的な心情が絡んでいる時点で文化レベルはまだ低い気がします。きっと未来人から見れば野蛮で非合理な文化に見えるでしょうね、きっと。
    例えば死体損壊罪。死体遺棄罪は社会形成に必要な処置なので良いとして、死体損壊罪は明かに不要な法律だと思うのですが。
    恐らく根拠は「死体損壊は死者に対する冒涜であり、遺族感情を踏みにじる行為」だと思いますが、思いっきり宗教的な心情ですよね。
    そう言った宗教的な心情を排除し、合理的に事件解明に役立たせるのが司法解剖だったりする訳ですが、司法解剖が許される時点で死体損壊罪の存在は矛盾していると感じます。
    特に福島県で起きた死胎分離埋葬事件などは司法解剖以上に許されるべき行為では無いでしょうか。
    ただ心情的に全否定するつもりは有りませんが。
    私自身、自分の死後に悲惨な姿(例えば顔の原型を止めない様な)になるのは嫌ですし、そう意味では司法解剖でさえ拒絶したい気持ちも有ります。
    仮に私が誰かに殺されたならば、もはや犯人をどうこうした所で私が救われる事は無いので、むしろ犯人逮捕よりも司法解剖回避を優先して欲しいとさえ思うほどです。

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[280]  神隠し公判
□投稿者/ Toshi -(2009/01/19(Mon) 13:09:21)

    まだ1審が始まったばかりですが、星島被告の態度は読み取りにくいですね。
    一見、「犯行を思い出すのがとても恐ろしく、話すのが尋常じゃなく辛い。しかし、死刑を受ける為には、如何に残酷極まりない方法で殺害し、如何に身勝手な思考で隠滅行為に及んだかを証言しなくてはいけない」と言う使命感に捉われている態度・・・に見えます。
    (そもそもこの手の事件で調書による事実関係を争わないのは珍しい)

    しかし、彼はITエンジニアなので、知能はそうそう低く無いと思われ、知能的には裏が有っても不思議では無く、真意が非常に読み取りづらい人間だと思います。

    今の所、考えられる可能性は
    1.見た目通り、自分の犯した罪の重さを知り、自分は死刑を受けるべきだと言う思いに捉われている行動。
    2.死刑になる覚悟が付いていて、精神的に辛い証言を絶えるぐらいなら自殺した方がマシだとも思えるが、自分の犯した罪を自覚し、(特に遺族に対し)死ぬ前に真実を明確にする責任を果たそうとしている行動。
    3.自分は死刑になるべき人間だとアピールし、事実も全て認めて証言し、真摯な態度を取る事により、逆に情状酌量を期待した行動。
    4.裁判員制度を踏まえた詳細なやり取りは遺族に対しても拷問に成り得る事を知らしめたい気持ちによる行動。
    5.何も考えていない、又は自暴自棄になった行動。

    特に、

    ・遺体損壊時の詳細な証言中、遺族が外に駆け出し泣き声が聞こえてきた時に、星島被告は突然その場のやり取りを無視し、「絶対に死刑だと思います!」と叫んだ。
    ・検察質問の内容が損壊時の詳細に及び、被告が精神的に追い詰められている際に弁護側から異議が有った。「裁判員制度を意識したやり方だと思い今まで黙ってきたが、被告は事実関係を全て認めているので、これ以上の質問は被告の人格破壊を招く危険性が有る事以外の意味を成さない。証拠資料の確認だけで問題無いはずだ」と弁護側が異議を唱えた瞬間、星島被告は「続けて下さい!続けて下さい!」と叫んだ。

    など、星島被告の態度は弁護側の戦略性とは別の側面を感じさせ、こうした星島被告の奇異な行動が私を一層混乱させます。
    また全体的に精神錯乱気味な応対をしていますが、かと言って精神障害を主張する訳でも無く、追い詰められた心境は演技にも見えません。
    しかし、有る面では犯行直後の知能犯的な行動や対応などから常に冷静沈着な側面も有るはずの人間でも有り、今の精神錯乱気味な状態は演技である可能性も否定出来ません。
    しかし、その演技にメリットを見出そうとするならば、やはり中途半端で稚拙です。
    そもそもこの手の事件に有り勝ちな「犯行当時の記憶の曖昧さ」を一切アピールしていないのですから。

    過去の判例から見れば懲役20年〜無期懲役刑になる可能性が高い事件ですが、1審で終結するのか、2審以降に続くのか、辺りまで見守らないと、星島被告の求めるものが中々見えて来ない気がします。

    いずれにせよ、不思議な裁判です。

    第3回公判の最後の方で、被告が弁護される事を疎み死刑を望んでいる事がはっきり分りました。
    となると、元来生に対する執着心が薄い中、逮捕と言う絶望的な人生を悲観し早くこの世から決別したい気持ちがかなり強く、であるからこそ言い逃れしようとする意図は無く、全て正直に証言していると言うか、むしろ自身の凶悪性を強調する表現に終始している・・・
    と言う線が濃くなって来ました。
    驚く事に弁護質問は5分程度と、弁護側も冤罪量刑を阻止する気持ちが薄い様ですし、調書の中には明かにそれは調書作成者の脚本だろうと思える悪質性強調箇所が幾つか有るにも関わらず、それさえも否定しない被告ですから、やはり素直に自分に死刑を受けさせる為の努力的姿勢を持っていると受け取るべきかな・・・と今の所思っています。
    現時点では、被告に取って死刑は自身の自殺願望と、死刑による遺族感情の緩和の両立が計れるベストな選択と思っている節が伺え、なるほどこれならエンジニアらしい合理的な思考だと納得も出来ます。

    この裁判では、前述の通り弁護側がサボりまくりなので、むしろ検察側が気を使っているとも受け取れる質問も有りました。(幼少期の人格形成に関わる事など・・通常は弁護質問でされるものです。)

    やっぱり不思議な裁判です。

    さて、被告が死刑を強く望んでいる場合、遺族感情にはどの様な影響を及ぼすでしょう。恨みを持つ人間は比較的天邪鬼なので、被告が死刑を逃れようとすれば死刑を望み、死刑を望めば無期懲役などで生きて罪を償う事を望む傾向が多い気がします。
    まさか、そこまで計算しての行動では無いでしょうけど・・・

    が、検察も結局は死刑を望んでいる様で、死刑を望む証人調書を数多く揃え、遺族や被害者にゆかり有る者、そして他の住民がどれだけ悲しみ恨んでいるかを強調し、検察の考えとしても死刑を強く望む旨を発言して第3回公判は終了しました。
    故人を忍び無念さを強調し、同情と被告に対する憎しみを煽る検察の演出はまるでお金を掛けた葬儀さながらって感じがしました。

    まぁ、ダークでは無い殺人事件の裁判なんて無いのですが、他の事件の裁判では装飾するトピックが色々有りますので冷静に見る事が出来ますが、この事件の裁判はダークさの純度が高すぎて、私の感情を欝方向へ揺さぶるパワーが強い感じです。
    それはもちろんながら被告の犯行時に於ける心理状態を考えるとダークですし、今の心境を推察しても絶望感が強すぎてダークですし、殺された被害者の死に至る5分間の苦しさ(きっと永遠に感じる5分間だったに違いない)を考えてもダークですし、遺族のいたたまれない心境を考えてもダークですし、しかしながら、その怨恨の巨大さと検察の殺人願望の強力さもダークです。

    この様な事件が起きると考えてしまうのは、やはり人間社会の未熟さです。
    この様に不幸が不幸を呼ぶ事件を根絶させる為には、もっと高度な法社会を構築しないとダメだと思うんです。
    具体的にどうすれば高度と言えるのか、未熟社会に生きる私にも答えは見つけられませんが、例えば、命を意図的に奪う行為は死刑。意図的に相手の合意無しで一方的な肉体的苦痛を与えた者は重罪。それ以外は全て無罪。(あくまで例えばです)
    こうした場合、今回の事件では被害者は殺されていない可能性が限りなく100%に近くなります。
    また、「法を破らない限り何をやっても許すのが当たり前」な社会なので貞操観念さえ消失しているだろう世界ですから、事件の発端となった拉致監禁でも被害者が心理的ダメージを受ける可能性は低くなります。
    と言うよりも、この例では被害者でさえ無く、加害者もまた存在しなくなりますが。
    もちろん、あくまで例なので、強盗犯罪などその他の事は考慮していませんが、強盗もそれを職業にしていたり金持ちの余興で無い限り、相対的に金持ち相手の強盗だったら一定の金額まで無罪とかって法律も面白い気が・・・でもって、それに見合った保険システムが構築さた社会になれば、そんなに困った社会にならない気がしてたりして・・・(但し、盗まれる側(と言うか保険屋サイド?)が防犯するのも自由なので、泥棒と保険屋の知恵合戦になりそうですが)

    実際、今の「仕事が無い」経済情勢で職を失い、やむなく食料品を万引きする人が逮捕されるのは可哀想ですし、私ももはや他人事では無いので、余計に犯罪と言う言葉とその意味を考えてしまいます。
    ましてや、生活苦からはした金を強盗する人が今後益々増えて行くと思うのですが、今の厳罰化の元では、殺されなくても良い命まで失う可能性が高いんですよね。
    今回の事件もそうですが、一重に人を殺す理由で一番多いのが「逮捕を恐れて」なんですから。
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▲[ 280 ] / 返信無し
[282]  神隠し事件 第4回公判
□投稿者/ Toshi -(2009/01/20(Tue) 15:59:22)

    検察による証人尋問が主体ですが、引き続き「お金を掛けた葬儀」的な展開になっています。
    検察側から被害者の友人への質問などは事件と直接関係無い質問に終始し、どれだけ被害者が希望を持った人間だったか、どれだけ関係者が悲しみ、犯人を憎んでいるか・・・と言った、裁判官の情に訴え、被告を貶めるパフォーマンスの意味合いしか感じられませんでした。

    いずれにせよ、これでもかと言う位に検察は攻勢を強めているにも関わらず、弁護側と被告本人が冤罪量刑を回避する意向が無い感じですので、非常に冤罪量刑になる可能性が高まっている裁判と言う気がします。

    弁護側の証人尋問もとってもお粗末な内容でした。
    被告の両親は供述調書の朗読に止まり、内容は簡潔なものでした。
    また、出廷したのは職場の雇用主一人だけで、それも「他に情状証人になってくれる人がいない為、弁護士に頼み込まれて仕方なく・・」と証言させるなど弁護側もやけくそになっている感じが否めません。
    結局、証人尋問からは被告に有利な証言は余り得られず、逆に検察側に利用されてお終いって感じでした。

    なんとなく今の段階では、無期懲役判決になる可能性が一番高い気がします。
    また、このまま今の状態が維持されれば異例の死刑判決も有り得るかなと・・・

    ただ、個人的に被告の供述は一切のごまかしが無く率直ですし、逆に自らの悪質性を強調する表現が多い為、その辺を勘案し過去の判例に照らし合わせた判決になる事を望みたい所です。
    この手の事件に有り勝ちな被告の悪あがきが有った裁判の判決より重い量刑判決になってしまう場合、裁判の整合性、正義は失われると思うからです。

    この裁判は裁判員制度を見据えたモデルケース裁判として進行しているとの事ですが、被害者や遺族への同情心を煽り、被告への憎しみを煽るショーの様な展開に対し何か納得出来ない物を感じますし、裁判員制度が始まった後の裁判がこの様な形式で行われていくのなら、それは法制度とモラルの衰退になるのでは無いかと懸念します。
    いつもの私の言葉で言い換えれば、只でさえ近年のマスコミ報道により魔女裁判化が促進される中で、より一層、魔女裁判化が進む気がします。

    この裁判を通じて考えてしまうのは、結局検察などの周りが遺族の心のケアを心掛ける事をしない限り、今までの様な遺族の悲しみや恨みを煽るやり方を是正しない限り、被告がどの様な態度で裁判に挑もうと遺族が癒される事は無いのでは無いかと言う事です。
    過去の似た様な事件での裁判では、被告が起訴事実を認めない事が多く、その度に遺族は「真実を話していない。反省していない。これでは浮かばれない。ともかく死刑にして欲しい」と叫ばれる事が多くありましたが、この裁判は異例であり、検察の残虐性をアピールする戦略に従い被告は全て真実を素直に証言しています。
    残虐な殺害方法などの真実を強調して話す事がどれだけ遺族の悲しみや憎しみを煽り心の負担を増大させるか考えさせられる裁判で有り、結局、殺害方法をごまかした時以上に遺族は被告への恨みを爆発させ、「残虐すぎる。人間ではなく悪魔だ。反省しているとも思えない。ともかく死刑にして欲しい」となっており、嘘も方便では有りませんが正直な所、それなら被告が悪あがきしていた方がマシでは無いか・・と思ってしまいます。
    一重に、検察の戦略が益々遺族の心を悪戯に傷つけている・・・
    そんな印象が拭えません。
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▲[ 280 ] / 返信無し
[283]  神隠し事件 第5回公判
□投稿者/ Toshi -(2009/01/22(Thu) 15:36:13)

    前回に引き続き一方的な展開が続いており、もはや「裁判」と言える様なものでは無くなって来ている印象が強いです。

    もしこのまま死刑が確定してしまったら、それは裁判でも「正直者が馬鹿を見る」を露呈した事になるので、今後の類似事件での裁判に於ける被告の言動に悪影響を及ぼす事は必至です。

    余りにも一方的過ぎる展開に、正直嫌悪感が沸きあがります。

    いずれにせよ、フィリピン人女性をバラバラに解体してトイレに流した事件では、被告が殺害を否認し「たまたま死んだので自分で葬ってあげた」と言う理屈で殺人に関しては無罪になっています。
    バラバラにすると被告が正直に証言しない限り、殺害方法を立証するのが難しいからです。
    つまり、シラを切れば罪が軽くなり、正直に話せば罪が重くなる・・・
    と言う事態が、それこそ「許せません」し、やはり法の正義が疑わしくなるのは免れません。
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▲[ 280 ] / 返信無し
[285]  神隠し事件 1審最終公判
□投稿者/ Toshi -(2009/01/26(Mon) 13:20:42)

    まだ途中までしかライブ記事が流れてきていませんが、全体的な印象としては検察は感情論主体で、被告を「悪魔」「鬼畜」と言う単語まで使い、必要以上に貶めた上で死刑求刑をしている様に見えます。
    (特に強くそう感じたのは、「被告はこれまで遺族になんら謝罪していません」と言うくだりです。被告はこれまでに遺族へ宛てた手紙を何通か書いており、内容までは分りませんが謝罪の言葉が書かれている可能性は非常に高く、しかしながら、それは検察や弁護側の判断により遺族へまだ届けていないものです。また、検察側の「口先だけの反省であり、被告は一切反省していません。」と言うくだりも論拠は無く感情論でしか有りません。事実、本裁判で被告は一切言い逃れをしていないのですから。)

    それに対し弁護側は本裁判に於いて終始被告を必要以上に弁護しない態度を見せて来ただけに、最終弁論は非常に冷静な弁論となっています。
    つまり、被告を庇護する弁論は殆どせず、悪いものは悪い・・・と言う言い方で、その上で、法規や過去の判例から考えて、極刑はやり過ぎだろう・・・と言うもので、私から見れば検察よりも数倍合理的な弁論だと思えました。

    弁護側の弁論はどちらかと言えば裁判官寄りな視点での弁論で有り、パワーバランスとして見れば、感情的な攻勢を強めている検察に対し余りにパワー不足と言った感は否めません。

    後は裁判官がパワーバランスに沿った判決を下すのか、それとも合理性の有る弁護側主張を大きく考慮した判決を下すのかに関わって来ますが、私は今までも述べて来た通り、後者で有る事を強く望みます。

    じゃないと、裁判の正義は失われ、弁護側が言うとおり「検察、遺族、被告が死刑を望めば死刑にする・・では裁判の意味が無い。」となり、結果として「被告が死刑回避の供述をすれば死刑にならない可能性が高まる」と言う裁判の不公平性が確定してしまうからです。

    もし死刑判決が出る様なら、それこそ、「これじゃぁ中世の魔女裁判レベル」になってしまい、益々世の中に絶望せざるを得ません。
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[298]  神隠し公判 1審判決
□投稿者/ Toshi -(2009/02/19(Thu) 08:39:55)

    無期懲役判決でした。
    まずは、裁判の公平性が失われなかった事に一安心。

    判決文を読んでも、量刑判断の考察などは非常に納得が行く内容でしたし、大局的には弁護側の主張に沿った内容だったとも思えます。

    しかし、文章構成を見てみると、とっても不自然な感じは否めない判決文でした。
    それは、今までに余り例を見ない「死刑回避の言い訳文」とも受け取れる内容だったからです。
    通常、死刑が回避された1審から2審に進んだ場合などでは「死刑か否か」と言う論点で判決が言い渡されるシーンも有りますが、今回は珍しく1審から「死刑か否か」が論点になっていると言うのが根本的に「変」です。
    検察側と弁護側が争点として「死刑か否か」になっていたので仕方無いと言えば仕方無いのですが、(裁判官は基本的に、原告と被告の争点に付いて判断する仕事ですから)しかし、刑事裁判なのですから、多少は検察と弁護側の争点を抜きに刑法の観点(要は客観的視点)での説明が有って然るべきだと思ったのですが、判決文を見る限り、
    「うん、そうだねぇ・・被告は死刑にしたいほど残酷だよねぇ・・・遺族の心境や検察の主張はとても理解出来るよぉ・・・でもね、裁判の公平性を考えると無理なんだ。分ってね」って聞こえる文章なんです。
    そう、私的には「検察はその様に主張するが裁判の公平性を考え却下」でいいじゃん。と思う訳です。現に、殆どの裁判ではそうなんですから。
    更に、刑法を主眼に「有期刑と無期の考察」が有っても良かったとさえ思います。
    しかし、実際の判決文は「死刑回避の言い訳文」であり、この様な判決文は裁判所の権威に関わりますし、裁判所の権威が失墜する事は国民の魔女裁判化に拍車を掛けるので気をつけて欲しいと強く思いました。

    さて、この件に関し、MSN産経では様々な「言いたい放題」記事が流れて来ています。
    特に目立ったのは、
    「理不尽殺人、計画犯より罪軽いのか」
    「理不尽に対応するロジック必要」 識者反応
    と題打った記事でした。
    この二つの記事は第1報と改定版の関係に有る様な記事で、内容的にはかぶっている記事でしたが、原版の「理不尽に対応するロジック必要 識者反応」では、

    「元東京高裁判事の荒木友雄・流通経済大教授(刑事法)は「遺族の心情は痛いほど分かるが、第三者として理性的な判断をするのが裁判の大原則で今回の判断は妥当、穏当だと思う」と指摘する。
    一方、評論家の佐藤健志さんは「死刑を宣告しない理由に、殺人の計画性のなさを挙げているが、今回は計画性がなかった故に、凶悪性、残虐性が高まった。計画性はないが、罪はむしろ重いというロジックがないと、裁判所はこの種の理不尽な事件に対応できなくなるのではないか」と分析する」

    と言う内容の記事で、私に言わせれば識者は妥当だと言っていて、ただの評論家がロジック云々言ってるだけじゃん。と思うのですが、新聞社の思惑に都合の良い意見を言った人は「識者」になるそうです。

    改定版の記事では、
    「諸沢英道常磐大教授(刑法)は「この理屈でいくと、相手が誰でも良い衝動的な犯行は、罪が軽くなってしまう」と批判。評論家の佐藤健志さんは「最近は“理不尽”な犯罪が増えている。計画性はないが罪はむしろ重いというロジックがないと、裁判所はこの種の事件に対応できなくなる」と疑問を呈する。」

    とパワーアップしていますが、産経はよっぽど無計画犯行の差別化に反対らしいですね。
    しかし、計画性の無い犯行は事故にやや近い側面が有りますので、量刑判断に於ける計画性の有無を否定し始めると最後には事故まで厳罰化に向かってしまい現在の刑法は破綻してしまいます。そうなると、根本から全て法倫理を構築し直す事になり、過去の積み重ねて来たノウハウは無に帰しますので現実的では有りません。
    私は産経のこう言う思想を「危険思想」と言うんだと思いますが・・

    またこの記事では
    「裁判員裁判を意識した立証方法を採用したことが、量刑に何らかの影響を及ぼしたか否かは、検証する必要があるだろう。」
    と最後に結んでいますが、そんなの判決文を見れば分かるでしょう?と言いたくなりました。
    判決には影響無し、判決文に多大な影響を及ぼした・・・が答えでしょう。
    ショー的に被告の残虐性をアピールし、死刑を望む事を正当化してきた検察、被害者側の行き過ぎた処罰感情を無視出来ないレベルに裁判所が追い込まれた結果でしょう。

    また、別の記事では
    「「法廷で見て聞いて判断する」という裁判員裁判の原則に基づき、「視覚」や「心」に訴えた立証方法は、「分かりやすさ」を格段に増した。
     その反面、真実を追求する場の公判が「ワイドショー化」する懸念も感じさせた。」

    と言った記事も有りましたが、この記者は今まで私が書いてきた検察側の演出に「豪華な葬式を見ている様な趣味の悪さ」を多少なりとも感じた様で、インパクトは弱いものの、こう言う記事を書いてくれた事に多少の嬉しさを感じました。

    さて、後は検察側の今後の動向が気になります。
    きっと控訴するのでしょうね。
    最近の最高裁は国民の厳罰化感情を迎合している向きも有りますので、裁判の公平性が保たれるのかどうかに付いてまだまだ不安は払拭し切れません。
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▲[ 280 ] / ▼[ 415 ] ▼[ 495 ]
[368]  神隠し公判 2審決定
□投稿者/ Toshi -(2009/05/18(Mon) 10:36:19)

    まぁ、予想通りでは有りましたが、検察が上訴して高裁が受け入れた為、2審開廷が決定されました。

    yahooニュースなどのコメントが付けられるニュースでは、いつも通り感情のみの理屈もへったくれも無いコメントが沢山付いていました。

    目立った所では「バラバラにしてトイレに流すなんて人間じゃない、鬼畜だ。死刑にしろ」とか、「犯したとか犯してないとか関係無いでしょ?人を殺したんだよ?死刑にして」とか、「計画性が有ったとか無いとか関係無い、死刑にしろ」とか、「裁判官はアホか」とか、「裁判員制度で裁判員になって死刑を宣告させろ」とか、まぁ、そんな感じです。

    中には少数派ながら1審の判決を支持する人や、死ね死ね世論を批判する人もいましたが、コメントに対する評価ではそんな人は一桁評価&3桁不支持評価、そして過激に死ねと言ってるコメントは3桁評価、一桁不支持評価でした。

    相変わらず死ね死ね騒いでいる人には、「あなた方は一体、法律を支持する人々なの?否定する人々なの?」と突っ込みを入れたくなってきます。
    もっともこう言う感情的な思考しか持てない人に取って、自分の思想に都合の良い
    物だけが法律で、それ以外は法律じゃなくて、それが正義だと思っているのでしょうし、そもそも法律に関する知識も無いんでしょう。

    毎度の事ながらリテラシーの低さにはため息が出てきます。はぁ〜。

    さて、2審開廷が決定した事で、またもや裁判の公平性に対してハラハラしなくてはいけなくなりました。
    益々憂鬱な気分になってきて、はぁ〜。です。

    こうなってくると、1審にて計画性を肯定した上で死刑回避をしなかった事が悔やまれます。
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▲[ 368 ] / 返信無し
[415]  神隠し公判 2審開始
□投稿者/ Toshi -(2009/06/11(Thu) 15:09:07)

    検察は死刑求刑の為の上告を開始しました。
    星島被告は死刑判決希望の為、出廷の希望は無しとの事。

    本気で星島被告は死刑を望んでいる様子です。
    被告の胸の内は分りません。
    もしかすると自責の念に責められ死刑を望んでいるのかも知れませんし、
    もしかすると自身の更正に自信が持てず死刑を望んでいるのかも知れません。

    個人的には前者だと思っていますし、被告が出廷しない以上、被告は非常に不利ですが、十分更正の余地は有ると思っていますので、過去の判例を踏まえ「法の下に皆平等」の精神で死刑と言う不公平な判決が出ない事を祈るのみです。

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▲[ 368 ] / 返信無し
[495]  神隠し公判 2審判決
□投稿者/ Toshi -(2009/09/10(Thu) 11:03:45)

    高裁にて、検察側の控訴棄却で1審支持と言う判断が下りました。

    取り合えず裁判員が関わらない裁判では有りますが、法の下の平等が遵守されて良かったです。
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▲[ 144 ] / 返信無し
[286]  痴漢でっちあげ事件
□投稿者/ Toshi -(2009/01/28(Wed) 18:11:56)

    今更なトピックですが、この裁判もちょっと納得行かない結果で終わっています。

    主犯格の男性被告は懲役5年6ヶ月の実刑判決、共犯とされる女性は懲役3年執行猶予5年でした。

    女性の方が罪が軽いのは客観的事実から考えて妥当です。
    ・女性は自首している。
    ・女性は被害者に謝罪し、示談金なども払い対被害者で地固めがなされている。
    ・傷害事件での暴力担当は男性。

    それに対し、男性の方は
    ・自首に反対し、自首をしようとした女性に脅迫じみた言動を行い女性の自首を阻止しようとした。
    ・被害者に謝罪や示談の申し入れなどの地固めが弱い。
    ・傷害事件での実行役で被害者に相当の怪我を負わせている。
    ・死亡事故の前科や窃盗などの余罪が多い。

    なので、女性の方が量刑が軽いのは当たり前なのですが、両被告の証言の食い違いについて、殆ど精査されないまま判決が出てしまった事に納得行かないものを感じるんです。

    女性は終始、「男性に嫌われたくない一心で、「手伝ってしまった」、犯行の計画は常に彼から提示された。」との主張で一貫していました。
    しかし、男性被告の供述では、「女性から犯行計画案が来る事も何回か有った」とされています。

    ライブを見る限り、男性も女性もお互いにしたたかな面を持っている様に感じましたが、どちらかと言えば女性の方が「頭がいい」感じで、「やる事をしっかりやって信用を得て、多少の不利な部分まで男になすり付けた」と言う感じがして仕方無いんです。
    被害者にも裁判官にも検察にも真摯な対応でした。
    そんな被告が「計画は全て彼から出ました」って言うものだから、証拠も無く皆が信じてしまっている。そんな感じなんです。
    その点、男性被告はちょっと馬鹿っぽい感じで、証言にもボロが出まくりです。
    だからこそ、馬鹿正直な面が目立ち、個人的には「女性からも計画案が出た事が何回か有った」とする証言は信用出来る気がするんです。
    もしこの辺を精査して、犯罪の立案は双方で行っていたとなれば、主犯・共犯者の関係は崩れ、共に「主犯格」になりますので、量刑も変わってきているはずなんです。
    まぁ、精査しても女性被告は本来聖人君子みたいな人なのかも知れませんが、精査していない以上はそうでは無い可能性も残りますし、直感的には両被告間に不当な量刑が出ている気がしてまして、もし私の読みが正しければ男性被告が懲役数年であるならば、女性被告は地固めした分軽くしても実刑1〜2年は行くのが妥当だろうと言う気がしています。

    まぁ、あくまで私の受けた印象による「勘」でしか有りませんから「量刑不当だ!」とまでは言い切れませんが、それでも「なんとなく」納得し切れない・・・
    そんな判決でした。
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▲[ 144 ] / ▼[ 391 ] ▼[ 424 ] ▼[ 433 ] ▼[ 537 ]
[342]  土浦8人殺傷事件
□投稿者/ Toshi -(2009/05/01(Fri) 19:01:09)

    第1回公判がライブで流れていますね。

    検察側が、6人の傷害被害者の傷害程度を説明する際、執拗に「もし数センチ傷が深かったら死亡していた可能性も有る。」とか「もし傷がずれていたら死亡していた可能性も有る」と「もし」を連発しているのがやたら鼻に付きます。

    こーゆー事を言うから私に「検察は魔女狩り機関だ」とか言われちゃうんです。

    ここで検察が言っている「もし」は、例えば道を歩いている時に、自分の横を車が通り去った際に「もし今の車が私にぶつかっていれば大怪我したり死亡してたに違いない」と車の有罪性を強調するのと同意です。

    極論を言ってしまえば、街中ですれ違った人に「もしあの人が私に襲い掛かれば私は死亡していたに違いない」と本質的に同じです。
    つまり、「事実に則していない面から有罪性を強調」する行為って事ですね。

    良くも悪くも事実に即した面のみ追及するのが本来の姿勢でしょう。
    被告の事実は
    ・殺意を持っていた
    ・二人に致命傷を与え死亡させた
    ・6人には致命傷を与えられなかった

    以上でも以下でも有りません。

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▲[ 342 ] / ▼[ 392 ] ▼[ 406 ]
[391]  土浦8人殺傷事件 第3回
□投稿者/ Toshi -(2009/06/03(Wed) 15:56:20)

    第2回公判のライブや記事が無いのでちょっと不満ですが、第3回ライブを読んでいます。

    まだ被告人の父親への弁護側質問を読んでいる途中なのですが、なにか怒りにも近いモヤモヤを感じてしまって、フライング気味ながらこれを書いています。

    この子にしてこの親有り・・って言葉がぴったりな父親だと思いました。
    別に父子が悪人だと言う意味では無いのですが、アブノーマルな感覚を感じます。

    まず、建前と本音が極端に分りやすい人だと言う事。
    建前では子供を大切に思っている事を強調しつつ、子供とのコミュニケーションを避けて来た臆病で無関心な本音を露呈する事しばし。
    弁護側質問の意図を理解しないアスペルガーっぷりと、終始自己弁護をする薄情ぶり。
    そう、一番私の感情を刺激したのは、その薄情ぶりです。
    これなら遺族に恨まれてでも息子を庇う親の方が数倍マシだと思えます。

    この父親が言っている事から感じられる本音を要約すると
    「今まで息子の価値観を尊重して放任主義で育てました。事件が起きたので建前上は私の育て方が間違っていたと言わざるを得ませんが、本音では私は間違っていないと思っているし、私は私なりに息子を大事に思っての子育てだったので、事件が起きた今も放任主義を貫いています。私に責任は有りませんし、全部息子がした事なので、息子をどうぞ死刑にして下さい。私は私で遺族や世間に恨まれたくないので遺族に謝罪や慰謝を出来る範疇でするつもりです。息子を大切に思う気持ちが無い訳では有りませんが、それ以上に私は自分の保身が大切です。息子は死刑になって然るべき、いや死刑にして下さい。」
    と言う事だと思いました。
    もちろん、本音では息子を死なせたく無い気持ちも有るのでしょうが、それ以上に世間体が大切と言う事なのでしょう。
    弁護側がなんとかして父親の「息子を助けたい」と言う本音を聞きだそうと、何度も何度も質問しても、出てくる答えは「死刑にして下さい」でした。

    もう、全く愛が感じられないと言うか、親としての責任を感じられないと言うか・・
    この父親の証言から垣間見える家族像は、コミュニケーションの無い殺伐とした家族です。兄弟が多くいるにも関わらず、親兄弟間で無視しあう家族。冷たい家族。
    親が子供から逃避する家族。面倒なトラブルを避ける家族。

    私も親の愛が感じられない家庭環境で育ったので分らないのですが、一般的に親って自分の事以上に子供を思うのが普通なのでは無いか?と思うので、なぜ
    「息子をこんな風に育ててしまったのは全て我々夫婦の責任です。罪は我々親に有ります。代われる物なら我々が罪を背負いますので、どうか息子に更正のチャンスを与えてください」ぐらい言えないのか。
    と、この辺に怒りに近いモヤモヤを感じてしまった訳です。

    まぁいずれにせよ、この被告の不幸はこの様な家族の中で育った事だと思えます。
    また思うのは、きっとこの父親は死刑存置派なのでしょうね。
    そしてそのポリシーは息子の命以上に大切だと・・
    ちょっと低レベルな物言いになってしまいますが、この父親は存置派の鏡の様なお人で、存置派のヒーローですね。
    「そんな存置派が子供を育てるとこうなります」って言えるケースだと思えます。

    さてその後被告人質問まで読み進めています。
    弁護側質問の冒頭から親の思想教育の反動が強く伺える展開になっています。
    親が常識や世間体を重んじ、情緒や真理を軽んじた思想を持つ事を反面教師として育った様に見受けられます。
    つまり被告に取って、

    「常識は一応知っているが常識とはくだらない物だと考える。
     善悪もただの相対的価値観の違いでしか無い。
     人の命も大切だとは思わない。」

    と言う少し間違った独自理論を会得してしまったのでしょう。
    上2行までは間違っていないと思いますし、私も同じ考えを持っています。
    私と被告の決定的な違いは、私の場合は人の命の大切さを皆で共有でき、人々が幸せを得る為にどうすれば良いか・・・と言う視点で得た結論だったのに対し、被告の場合は親の思想に対する嫌悪感から始まって、「人の命は大した意味を持たない」が結論になってしまった点です。

    いずれにせよ、少なくとも父親の証言を見る限り、この被告を作った真の罪人は父親なのでは無いかと思えます。
    もちろん、その「父親の人格」を形成した人々は、更にその親で有ったり「常識と言う名の世論」だったりするのかも知れません。

    それらの全ての罪を一身に背負って死ななければならない被告がただただ哀れです。
    それらの全ての罪のとばっちりを受けて殺された被害者もまた、ただただ哀れです。

    不謹慎かも知れませんが、被害者はこれまでの人生に幸せを感じて生きて来たと思えます。
    しかし、この被告に幸せは皆無だったのでは無いかと思えます。
    自分の命でさえ「蚊」と同等のものと認識し、夢も持たずに死人の様な人生観で生きて来たのでしょうから。
    そう言う意味で、やはり被告が一番哀れだと感じます。

    この裁判はいつに無く私の感情を揺さぶる裁判です。

    あと他に感じた点と言えば、自分なりの哲学を構築するだけの知能の高さは有る物の、現実認識能力が著しく低いと言う点です。
    現実を詳しく知ろうとしない点は親の姿勢の反動かな?とも思えますが、ゲーム世界が実在すると本気で思ってしまっている点などは病的です。

    ただ現実認識能力が著しく低い精神病だけ持っている人・・・で有れば治療により更正も可能かな・・と思えますし、逆に現実認識能力が問題なく、思想的な問題だけが有るならばじっくりと論破するなどして思想を端正も出来ると思えます。

    しかし、この両方が有ると、現実認識能力が無いので論破などの思想端正は不可能ですし、現実認識能力の治療をするにしても、確固たる信念にも近い哲学が有るので治療を受け入れないでしょう。

    私に取って初めての、更正の可能性を絶望させられる事件です。

    となると非常に悲しくも有り不本意でも有りますが、遺族感情と被告人本人の不幸を最小限に止める為に、一刻も早い結審と死刑執行を望むしか無いと言う結論にならざるを得ないのかな・・と言う自分自身でも強く否定したい結論が私の頭を支配してます。

    となると被告・被害者双方に取って一番最悪のシナリオは、現実認識能力の欠如と善悪の認識能力の欠如から責任能力が無いと言う結論になってしまう事です。
    ただ、過去の判例から考えれば連続無差別殺傷事件に於いて心神衰弱以上の精神異常が認められるケースはほぼ皆無(現行裁判制度で納得行かない点のひとつ)ですので大丈夫だとは思いますが・・

    いずれにせよ被告の証言を聞く限り、現状の死刑賛成派世論を利用した事件だと強く感じましたし、いわゆる「死刑制度が無ければ起らなかった事件」の典型だとも思いました。
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▲[ 391 ] / ▼[ 393 ]
[392]  Re[3]: 土浦8人殺傷事件 第3回
□投稿者/ 億 -(2009/06/04(Thu) 20:04:56)

    こんにちは。
    結論から言うと死刑回避を求めます。
    個別の事案や被告の人格等が現行の刑法制度に死刑判例相応と認定されたとしてもです。
    理由として、そもそも司法(刑事裁判)というものは国家が刑罰を与え被告を更生させて罪を償わすのが目的なはず…と考えていますので殺してしまえば、その目的を達せられません。
    例えそれが、今、困難に思えたとしても近代社会が被告を更生に向かわす努力を続けていくべきだと考えています。

    従って死刑確定判決文に『更生の余地なし』という文言が入ること自体、憲法の保障する基本的人権を侵害しているとも思います。


    つまり人の生きる権利を剥奪する権利は誰にもなく、それは逆に死ぬ、殺す権利も無いと考えます。
    それを犯した者は刑罰を受けて矯正施設に社会隔離して更生させなければならないと考えます。


    思想哲学的に言うならば意味のない人間の生命などあってはならないし、人為的に与奪すること自体が人間の傲慢な所だと思ってます。

    そうすると殺人被害者の数は関係ない話しになるのですが、当然ながら全ての殺人(過失、致死、業務上を含む)事件の被告に当てはまります。

    従って、本件に関しても被告本人の願望や親子関係など何を量りにしたとしても命を与奪する権利を人が国家が行使してはならないとなります。


    それにしても被告父親の供述、姿勢は被告を置きざりに事件から『逃げ出した』という印象です。
    早く一件落着して余生をやり直したいという気持ちのように感じました。
    被告同様に父親までもが死刑を望むという驚異の展開になりましたが、それでも被告は量刑に関係なく犯した罪に対する刑罰を真摯に受け止めて贖罪しなくてはなりませんから、被告や父親が死刑を望もうとも、死刑を回避させて更生させる社会であるべきです。

    そのような判決を望みたいところですが、厄介なことに本件が宅間元死刑囚の事件や秋葉原無差別殺傷事件などの無差別大量殺人事件に世相、世論反映し影響を受け与えている点です。
    この1点においては国民の公共福祉の安全性確保を著しく破壊してますので、現在の日本国民の社会形成の概念からすると疎外されるべき人物でなければなりません。

    死刑確信犯抑止力として懲役100年なんてのも容認できる社会ならば良いと思いますが…


    市民00.1%の声

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▲[ 392 ] / ▼[ 394 ] ▼[ 400 ]
[393]  Re[4]: 土浦8人殺傷事件 第3回
□投稿者/ Toshi -(2009/06/04(Thu) 23:05:24)

    億さん

    ご意見有難うございました。
    えと、この話題はこちらでやりとりって事で宜しいですかね?
    (ここなら長文云々で文句を言われる事も無いと思いますし)

    取り合えず核心の部分だけ話お聞きしたいのですが、憲法の基本理念に幸せの追求が有りますよね。
    もしも被告に更正の余地が有るなら、強引にでも人格を捻じ曲げて現実世界で幸せを追求出来る様にするってのは、ある意味人権無視だと思ってるのですが、でもそれは「有り」だとも思っています。(それは憲法に「社会適応する義務」とも受け取れる内容が有るので・・その辺で十分に妥協が出来ると言う意味です。)

    しかし、現実的に更正の余地(手段)が無い場合、被告に取っての幸せの追求は死んでファンタジーの世界に行く事ですから、死刑回避は被告に取って不幸でしか無く多大な人権侵害とも受け取れませんか?

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▲[ 393 ] / ▼[ 396 ]
[394]  Re[5]: 土浦8人殺傷事件 第3回
□投稿者/ 億 -(2009/06/05(Fri) 13:19:27)

    こんにちは。

    幸せの追求は健全社会を形成するための個人の普遍的な幸せだと理解します。

    そして被告の不法行為による死刑願望というものが被告の自由意志だとしても、それを叶える必要性はどこにもないし、また阻害することにはならないと思います。

    その主張だと違法金利の貸金契約書も有効になってしまいませんか?

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▲[ 394 ] / 返信無し
[396]  Re[6]: 土浦8人殺傷事件 第3回
□投稿者/ Toshi -(2009/06/05(Fri) 16:44:04)

    レスありがとうございます。

    > 幸せの追求は健全社会を形成するための個人の普遍的な幸せだと理解します。

    なるほど、一理ですね。


    > そして被告の不法行為による死刑願望というものが被告の自由意志だとしても、それを叶える必要性はどこにもないし、また阻害することにはならないと思います。

    ぅーん、なんとなく億さんのポリシーが分って来た気がします。
    「必要性無し&阻害にはならない」とする根拠がまだ良く見えていないのですが、それは「個人の権利は社会権利ありき」が根拠になっていると言う事でしょうか?


    > その主張だと違法金利の貸金契約書も有効になってしまいませんか?

    そうですね。
    ヤミ金は個人の不幸回避の為の必要悪でした。
    しかし、最近の法規制では個人に対して「ヤミ金を使ってはいけない」と言う規制では無く、「低い利子を設定しなくてはいけない」と言う個人の利益に繋がる法規制なので、個人の自由意志は阻害されていませんし、今尚存在するヤミ金を利用した者が罰せられる事も有りませんので、私の主張との整合性は取れると思うのですが・・・

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▲[ 393 ] / ▼[ 401 ] ▼[ 405 ]
[400]  Re[5]: 土浦8人殺傷事件 第3回
□投稿者/ 億 -(2009/06/08(Mon) 03:46:08)

    こんばんは。
    指定時間内に反映されなかったので、私の投稿ヌケがあったのかもしれません。

    遅くなりましたが被告の死刑願望を叶えないことは脱法行為者の矛盾な自由権の濫用ですから(誰も、そんなことは言ってませんが)問題ないと思います。
    憲法を個人で拡大解釈するなことは現実性に欠けるとも感じます。

    ----------------------------
    管理人注:ここから以降の投稿者の発言は、投稿者の依頼の元削除されました。
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▲[ 400 ] / ▼[ 403 ] ▼[ 402 ]
[401]  Re[6]: 土浦8人殺傷事件 第3回
□投稿者/ Toshi -(2009/06/08(Mon) 08:34:20)

    億さん
    色々込み入った話、有難うございます。
    こちらからもしようと思っていた話題だったので助かりました。

    このスレの本題(人権)はちょっと置いときます。

    掲示板の在り方の件に付きましては私も色々思う所が有ります。
    しかしここでこの話をすると、マイナーとは言いつつも一応はオープンの場ですので、当事者に見られたり、または我々の思いを理解してくれない人々に歪曲して受け取られ更なるトラブルが発生する懸念も有ります。

    一つ提案なのですが、対策板を作りませんか?パスワード会員制の。
    やはり廃止を訴える以上はオナニーで終わってはいけないと思っているので、やるからには少しでも世論に影響を与えるべきだと思っています。
    その為には廃止論者が個々に活動するよりも、協力し合って戦略を練れると効率的だとは思いませんか?
    所詮我々は少数派ですから、その位の戦略性は必要かなぁと思っています。

    彼の掲示板で廃止論者は私と億さん、そして英火さんの3人が主力だと思っています。
    個人的にはデフォルトで億さんと英火さんには参加頂きたく、また中立派や反対派の方でも、「良い議論の場を作るにはどうしたら良いか」を考えてくれる人も歓迎する方向でどうでしょう?

    もしそれが実現出来れば、今回億さんが仰られた内容に対して、私も思いっきり返事が出来ます。
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▲[ 401 ] / ▼[ 404 ]
[403]  Re[7]: 土浦8人殺傷事件 第3回
□投稿者/ 億 -(2009/06/08(Mon) 17:52:58)

    ん?
    すみません‥
    デフォルトの意味を教えて下さい。

    直接メールでも結構です。
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▲[ 403 ] / 返信無し
[404]  Re[8]: 土浦8人殺傷事件 第3回
□投稿者/ Toshi -(2009/06/08(Mon) 20:26:52)

    > デフォルトの意味を教えて下さい。

    あ、失礼しました。
    コンピュータ用語が語源で、本来の意味は「初期値」です。
    例えばブラウザのオプション設定とかする際に、予め設定されている値などをデフォルト値と言います。
    これが転じて「最初から設定済み」→「いじる必要の無いもの」→「既に決定済みとされるべき事柄」→「考察の不必要な事柄」などの意味合いで使われます。
    「言うに及ばず」とか「当然ながら」にも近いニュアンスでしょうかね・・

    ですので、
    >個人的にはデフォルトで億さんと英火さんには参加頂きたく
    を日本語で表現すれば微妙にニュアンスは違いますが、ほぼ
    >個人的には億さんと英火さんに参加して頂くのは大前提として考えたい
    と言う感じだと思います。

    尚、携帯での参加は「多分」大丈夫だと思います。(自信なし)

    あと、幾つか補足したい事が有りますが、別記事で書きます。
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▲[ 401 ] / 返信無し
[402]  Re[7]: 土浦8人殺傷事件 第3回
□投稿者/ 億 -(2009/06/08(Mon) 17:43:44)

    携帯参加できるならば、別に構わないです。

    面白そうなので、宜しくお願いします。

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▲[ 400 ] / ▼[ 407 ]
[405]  対策板(仮名)運用方針補足
□投稿者/ Toshi -(2009/06/08(Mon) 20:53:46)

    No401の提案を発端とた上での補足です。

    ・敬語使用など最低限のマナーを守れる人
    ・必要以上に感情的になるのを抑え、冷静を心掛けられる人
    ・他の参加者に対し、馬鹿にした態度、悪意、攻撃批判(指摘は可)が無ければ多少砕けた言葉遣い・態度は可
    ・板の主旨は彼の板の様な場に於ける「議論やリテラシー」の誘導方法を主とする事を原則とし、それに関連するあらゆるトピックを可とし、厳重に規制するものでは無い。
    ・上記条件を満たして参加しているのだから、仮に悪意や問題を感じられる様な発言が有ったとしても、周りの人間は「本人には他意は無いのだろうな」と好意的に受け取らねばならないし、そう思える人のみが参加出来る場でありたい。
    ・主旨の性格上、活発な議論が期待出来る板では無く、突発的に議題が発生する事が多いと予想される為、動きが止まっていても週1程度で定期的に板をチェックしてくれる人が望ましい。
    ・上記条件を満たしていれば原則として誰でも参加・勧誘は出来るが、初期運用としてはやや廃止論者をメインに構成したい。

    と言うラインを引き、これを参加条件にしたいと思います。

    参加希望者に対しては、PLANETS3@secret.ddo.jp まで、希望IDとパスワード明記の上メールを頂ければID発行して折り返しURLをお知らせします。
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▲[ 405 ] / ▼[ 409 ]
[407]  Re[7]: 対策板(仮名)運用方針補足
□投稿者/ 土建屋40才 -(2009/06/09(Tue) 19:49:53)

    Toshiさん。こんにちは。

    私は死刑廃止論者ではありませんが、かと言って賛成してる訳でもありません。
    只、死刑相当の罪を犯した者が本心で罪を受け入れて処刑に同意するのであれば
    死刑を肯定したいと思っています。

    例えば、精神が異常に曲がっている者。池田小事件や土浦事件、秋葉原事件等。
    こういう者達を機械的に処刑するのではなく、罪の重さや被害者及び加害者家族の苦しみや悲しみを徹底的に根気強く理解させる努力を国はするべきだと考え始めています。

    そういった意味で私は廃止論者の主張に興味を持っております。

    刑法は初心者の私ですがToshiさんの提案に同意しております。
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▲[ 407 ] / 返信無し
[409]  Re[8]: 対策板(仮名)運用方針補足
□投稿者/ Toshi -(2009/06/09(Tue) 21:16:07)

    土建屋40才さん

    ご意見ありがとうございます。

    > 私は死刑廃止論者ではありませんが、かと言って賛成してる訳でもありません。
    > 只、死刑相当の罪を犯した者が本心で罪を受け入れて処刑に同意するのであれば
    > 死刑を肯定したいと思っています。

    これも難しい所だとは思っています。
    小田島さんの思想も極論かなとは思いつつも一理だなぁ・・と思っています。
    小田島さんの懸念する所は、反省して更正されたと人に見られ、なおかつ死刑が執行されて人々から同情される事は、遺族をより傷つける方向に向かうと言う点で有り、その前提として人のリテラシーは勧善懲悪だと言う事も分っていると思えます。
    つまり、被害者を初め一定数以上の人は勧善懲悪の構図が崩れるとアイデンティティが崩壊し、より激しい憎悪に見舞われ余計に不幸になる・・・と言う前提を考慮し、彼らに満足感を与える事が償いだと思っているのでしょう。だから自分は悪人のまま死にたいと。

    そして刑法的視点では、「死刑宣告された者は反省する必要無し」とする小田島の理屈は正しいです。
    死刑は決して教育更正刑では無いからです。

    罪刑法定主義と責任主義を主体とする近代刑法の法倫理を理解する事は、人の正しい在り方を悟る事にも近い意義が有ると個人的には思っています。
    それは、中世の倫理観など低レベルな倫理観に支配されてきた人類の歴史を糧にして、反省と良識の結晶として出来上がった理論だからです。

    これが理解出来てくると自ずと報復刑が法倫理から外れていると言う事に気付くケースが多いとも思っていますので、だから「有識者に死刑反対派が多い」とか「世界風潮として死刑反対派が主流」「国連も死刑制度撤廃を求めている」などの現象が起きると思っています。
    ただ、これらの法倫理は「基本的な考え方」を明示するだけの理論なので、その上で議論は幾らでも可能ですし、感情論の入り込む余地も幾らでも有ります。
    もちろん法倫理の上でも死刑存廃議論は可能です。
    そう言った議論が出来ると建設的ですし、そう言った議論が世間一般で出来る世の中になれば、既に今よりもずっと平和になっているはずだと思います。

    > 例えば、精神が異常に曲がっている者。池田小事件や土浦事件、秋葉原事件等。
    > こういう者達を機械的に処刑するのではなく、罪の重さや被害者及び加害者家族の苦しみや悲しみを徹底的に根気強く理解させる努力を国はするべきだと考え始めています。

    私は本来、刑罰は教育更正刑のみで構成されるべきだと思っていますので、そう言う視点では全くの同感です。
    また、これは犯罪者だけでは無く、一般教育に於いても同等の道徳教育が行われるべきだとも思っています。

    人間哲学で考えてしまえば、法律なんか関係無いとも思っていまして、何度も主張している通り諸悪の根源は人間の持つ「いじめ根性」だと思っています。
    これが合法・違法を問わず殺伐とした世の中を作っていると思ってますし、たまたま法律で引っかかった人が犯罪者になっているに過ぎないとも思っています。
    このホームページで「Toshiの戯言」と言うコーナーが有りまして、そこでいじめ撲滅の観点から書いた主張を載せています。
    これも「犯罪撲滅への一歩」的な思惑も含んで書いたものです。

    なので、プライオリティとしては懲役刑での更正プログラムの見直しが第一なのですが、それと同等程度に一般社会の教育プログラムも大切だと思っていますし、一般予防説以上に現実的な視点だと個人的には思っています。
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▲[ 391 ] / ▼[ 408 ]
[406]  Re[3]: 土浦8人殺傷事件 第3回
□投稿者/ 土建屋40才 -(2009/06/09(Tue) 18:41:40)

    こんばんは。

    確かに被告の父親の証言には世間体は強く感じますが、愛情を感じる事が出来ませんよね。

    私はこの事件は特殊だとは思っておりません。実を言うと私の息子も自宅に引きこもりゲームばっかりやっております。ゲームにはまってしまうとヴァーチャルな世界とリアルな世界の境界線があやふやになってしまうんでしょうか。

    ゲームの世界では悪者を殺しても罰せられる事がありません。むしろ数多く殺す事でヒロイズムに浸れるのです。

    金川被告は特殊な人間ではなく現代社会が生み出した側面も多少あるのではないかと感じております。

    また、投稿しますね。
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▲[ 406 ] / 返信無し
[408]  Re[4]: 土浦8人殺傷事件 第3回
□投稿者/ Toshi -(2009/06/09(Tue) 20:32:36)

    土建屋40才さん。

    ご意見有難うございます。

    ご指摘の件、難しい所ですね。
    私も正直ゲームは嫌いな方では無いので、ゲーム批判に傾く世論を快く思わない側面と、しかしながら、根底は私が批判する所の「ヒロイズムの悪影響」が有る事実から、この相反する思いをどう考えるべきか悩んでいます。

    やはり、思春期までの情緒教育からヒロイズムを排除して、勧善懲悪を単なるエンターテイメントとして捕らえられる様になってから許可する方向が良いのでは無いかなぁ・・なんて漠然とは思っていたりするのですが。

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▲[ 342 ] / 返信無し
[424]  土浦8人殺傷事件 第4回
□投稿者/ Toshi -(2009/06/20(Sat) 00:02:56)

    第4回のライブを一通り読みました。

    今回は精神鑑定医への参考人質問がメインでしたが、なんとも微妙な展開でした。
    鑑定医は良くも悪くも「客観的」な考察を経て、「責任能力有り」とする結論に至っているものの、判断基準は精神医学の性質上どうしても鑑定医の主観(持論)が多かれ少なかれ影響してくるので、鑑定医的には「持論を持って客観的に自信の持てる鑑定結果が出せた」と自負する面が伺えました。
    なので、弁護側質問は殆どが空振りで終わってしまった感は否めません。

    また、被告的には鑑定医に対して「自分を死刑に誘ってくれる友人」とでも受け取っているのでは無いかと言う態度も見られ、きっと被告人にしてみれば弁護士は自分の死刑願望の邪魔をする敵なのかも知れません。

    この様な複雑な心理を持つ被告に対して、責任能力の有無を考察するのは非常に難しいと感じます。
    例えば被告は「社会の常識は知識として知っている」ので、検察側が「情を知って犯行に及んでいる以上、責任能力が有るのは明らかだ」と主張するであろう事は的を射ていると思えますし、片や、「常識を知っているだけで理解している訳では無い」と言う側面から考えれば、そもそも善悪の判断基準が狂った思想を持っているのですから責任阻却事由には十分該当する気もしてきます。

    ただ一つ思う事は、やはり精神鑑定と言うのは、「必ず」検察側と弁護側の双方で行った方が後腐れが無くてスッキリするだろうと言う事です。
    そうすれば、検定医の主観の部分も多少は平均化されるので、鑑定の信憑性も上げる事が出来てベターかなと思えます。

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[433]  土浦8人殺傷事件 第5回
□投稿者/ Toshi -(2009/07/03(Fri) 18:20:33)

    今回は遺族陳述が行われただけの短い法廷でした。
    遺族陳述の内容は他の殺人事件でのそれとほぼ変らず、パターン化されてる様に思えます。

    今回の様に被告が独自の世界観を持っていて死刑を望んでいる状態では、遺族は無念さを「被告」に訴える事は出来ず、裁判官に訴える事しか出来無い訳ですが、結果的にそれは被告の望む通りの展開となり、非常に虚しさを感じます。

    どんな事件に於いても、被告がどの様な状態であろうとも被害者遺族の姿勢は一環していると言う事は、「同じ事の繰返し」と言う不毛パターンに世の中陥ってるのでは無いかと思えます。

    この様な事件では、被害者も被告も不幸である事は間違い無い訳で、どうやったら世の中からそう言った不幸を無くす事が出来るのかを人々はもっと真剣に考えないと今後も同じ事の繰返しは止まらないのでは無いかと思います。

    次回公判は2ヶ月先との事で、被告に取っては不本意な展開となった様です。

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[537]  土浦8人殺傷事件 結審
□投稿者/ Toshi -(2009/12/18(Fri) 15:33:29)

    この裁判はほぼ展開が読めていたので結審内容については余り多くを語りませんが、結果は被告、検察、被害者らが共に望んだとおりの死刑判決で幕を閉じました。

    この様な連続殺人事件で主役陣全てが死刑判決を望んでいる場合、もはや弁護士とか裁判とかは全く意味を成さない事が明白になった事例だとも思います。

    と言うか、正直な所、「茶番」と言うシラケ感が拭えず余り多くを語る気力が失せてしまっている為、この事件はこれで〆ます。
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[356]  どうなる足利事件
□投稿者/ Toshi -(2009/05/08(Fri) 19:36:12)

    ニュースでは、「DNA鑑定の神話が崩れた」などと大袈裟に報道してますが、DNA検査が始まった初期の検査能力と、現代の検査能力の違いだろうに。

    さて、昨今「犯罪者に人権はいらない」などと罵倒される事が多い世の中ですが、そんなのが常識になってしまう恐い世の中、もし司法までもそんな世論に動かされたら・・・と思うと改めて恐ろしいと感じてしまうニュースでした。
    (いわずもがな、犯罪者から完全に人権を奪うと、この世で冤罪は発覚し得なくなります)

    まぁ、法倫理を把握している法曹界に於いて、加害者の人権の重要さは重々承知しているでしょうから杞憂だとは思いますが。

    個人的には逆に、無罪冤罪で服役していた人の保証制度をもっと充実させるべきだと思っています。
    なにせ、無実で有りながら犯罪者として自由を奪われ、苦しい服役生活を強いられ、被害者はおろか、関係無い人々からも酷い罵倒の嵐を受けて来てた訳ですから。

    足利事件が今後どの様に展開するのかは分りませんし、裁判所が再審を受け入れるのかどうかさえ疑わしい状況では有りますが、メインの判決事由が「DNA鑑定の一致」だった事を考えれば冤罪判決だった事は間違いないので、願わくばこれを期にしっかりと再審し、メイン以外のサブ的要因の判決事由の間違いまでも問題視して欲しいと思います。
    恐らく次点で一番大きな問題はやはり「整合性の有る調書を作成する事の問題」ですかね。
    また、この被告が完全に事件と無実無関係だった場合、1審での前半に罪を認めていたのはなんだったのか、その要因も洗い出して欲しい気がします。


    ついでに言えば、無実の冤罪では無く、「事実以上の罪を着せられる冤罪」問題についても話が広がると、もう少し司法界のリテラシーが向上出来てよいのですが・・・

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▲[ 144 ] / 返信無し
[357]  小室裁判
□投稿者/ Toshi -(2009/05/11(Mon) 13:44:54)

    今日、判決のニュースが流れているのを見て、ライブを第1回公判から通して読んでいます。
    全体を通して感じるのは、やはり「小室の裁判」だから、検察も魔女狩り姿勢が少なく、どちらかと言えば誘導弁護質問にも捕らえられる質問が多い気がしました。
    ぅーん、ちょっと納得行かない・・・

    まぁ、被害者の調書を見る限り紳士的ですし、感情的にもなっていませんから、傷害事件や殺人事件と違って穏やかな裁判になっているだけなのかも知れませんが。

    笑ってしまったのが、裁判官が「優しい」事。
    第3回公判で、小室被告に直接謝罪させる機会を与えるシーンなどは、「これじゃまるで、民事裁判官じゃないか。」と思える優しさ発揮。
    (全ての刑事裁判で、こう言う優しさを裁判官に感じられる様になると素晴らしいですね。)

    あと感じた点と言えば、被害者側も加害者側も本音と建前の使い分けはやっぱり感じました。
    でも、どちらかと言えばやはり被害者側の方が本音と建前の幅が広いかなぁ・・
    と言う感じも。
    それでも、建前上はあくまで紳士的なので、公の場で紳士的に建前を言う以上、結果として「紳士的」なので結果オーライなのですが。

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▲[ 144 ] / 返信無し
[359]  舞鶴・少女殺害事件
□投稿者/ Toshi -(2009/05/12(Tue) 22:00:54)

    この事件は色々と納得行かない事だらけです。

    まず捜査が「証拠有りき」では無く「悪人有りき」で進められている事。
    人間のコミュニケーション能力には限界が有る為、裁判で不利な状況証拠を集められれば真犯人では無くても犯人にされる可能性は幾らでも有ります。

    次にマスコミ過剰報道。
    容疑者の段階では「確定犯」では有りませんので、プライバシーの保護は必要なはずなんですが、被害者のプライバシーは尊重されるも容疑者のプライバシーは暴露されまくりで、しかも誘導的に悪人感を感じさせる記事構成になっています。
    ましてや、今回の様に「灰色」色が強い容疑者に付いては、プライバシー保護はなされるべきだと強く思いました。

    プライバシーを暴露するなら客観的証拠が見つかり、客観的に真犯人で有る事が確定してから暴露しないといけないのでは無いでしょうか。

    また、第3者による、中容疑者を真犯人とした上でのコメントの紹介なども、悪人印象植え付け誘導の悪意を感じました。

    検察・警察・マスコミが魔女狩り姿勢を持つ中、世論までも魔女狩り姿勢を加速させ、本来の司法的観点を守ろうとする勢力はもう日本に存在しないのか?と言いたくなります。

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▲[ 144 ] / ▼[ 370 ]
[369]  当スレッドに於ける注意点
□投稿者/ Toshi -(2009/05/19(Tue) 13:24:45)

    他のサイトなどを見ていて感じる事に、やはり人々の知識レベルに差が有る事による弊害や、言葉の定義の不明瞭さによる弊害などが有ります。

    そこで、このスレに於ける私のスタンスや言葉の定義などを予め明確にしておいた方が誤解が無いかなと思いまして、気付いた所からここに記して行こうと思います。

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▲[ 369 ] / 返信無し
[370]  冤罪の定義
□投稿者/ Toshi -(2009/05/19(Tue) 13:25:07)

    死刑存廃議論に良く出てくる「冤罪」ですが、これも「冤罪」の定義が曖昧なまま語られる事が多いと感じます。
    一般的に「冤罪」と言うと、「犯人では無いのに犯人にされる事」と言うイメージが強いのか、「現行犯に冤罪は有り得ないだろ、それでも死刑反対派は冤罪の可能性を理由にするのか?」などと言う罵倒も多く見受けられます。

    私が普段言う所の「冤罪」の定義をここに明確化しておきます。

    まず、基本的には「死刑の是非」と「冤罪問題」は別々に考えるべきものだと思っています。
    ここでは「冤罪の定義」ですので、死刑とは切り離して定義しますが、例として「死刑」と言う言葉も使って説明します。

    冤罪とは辞書によると「無実でありながら有罪となる事」と言った旨の説明になっています。

    まず、裁判と言うものはポイント制で有る事を理解しなければなりません。
    そして、冤罪には「無罪の冤罪」「部分冤罪」「量刑不当の冤罪」が存在する事も理解する必要が有ります。

    例えばポイント制で10の罪が有った場合に死刑になるとします。

    真犯人が別にいるのに死刑有罪判決を受けた場合、ポイントは本来0で有るのに、10以上のポイントを与えられた状態と言えます。これが「無罪の冤罪による死刑」です。

    次に、ポイントを一つ一つ付与して行く際に、「事実検証」が有ります。
    例えば10有る事実検証項目に於いて、真実は「9の事実しかない」のに、「10の事実が認められた」結果、本来は9ポイントであるのに10ポイントを付与され死刑判決になった際には、その誤った事実認定に於いて「無実の冤罪」が有りますので、結果として「冤罪により死刑判決になった」と言えます。
    つまり、真犯人で有ってもこの様な量刑不当による「冤罪判決」は有り得る訳です。

    次に、部分冤罪ですが、例えば告訴される際には一つの罪だけで告訴されるケースばかりでは有りません。
    最近頻発する「バラバラ殺人事件」などでは通常、「殺人」と「死体損壊罪」の二つで告訴される事が多いと思います。
    例えば、「殺人」を犯したと言う事実が真実だったとして、9ポイントの罪が認められたとします。しかし、死体損壊に付いては別人がやった事で有り、真犯人が別にいるにも関わらず一人の被告に死体損壊罪の罪が被せられ、結果としてトータル10ポイントで死刑判決になった場合は、「部分冤罪で死刑判決になった」と言えます。
    これは量刑不当と殆ど変わらない冤罪だとも言えます。

    次に、「無罪の冤罪」とは何も真犯人が別にいる場合に限った事では有りません。
    法律では精神状態によって罪が問われないケースが存在するからです。
    これを「責任能力の有無」と言います。
    これには主に二通りの種類が有って、「心神衰弱」と「心神消失」が有ります。
    心身衰弱では責任能力は狭く限定される事になっていますので言い換えればポイントを大幅に減点しなければならない事になっています。
    次に心神消失の場合はポイントを0にしなければならない事になっています。
    ポイント0と言う事は「無罪」です。
    ですので、仮に本来は「心神消失」で有ったのに、それが誤審で認められなかった場合は「無罪の冤罪」と言えます。

    これらは全て辞書で言う所の「無実の冤罪」です。
    (つまり一部又は全部に事実や真実に則していない誤認定が有ると言う事です。)

    通常私が「冤罪」と言う言葉を使う時、それは主に「量刑不当」「部分冤罪」を強く意識した意味合いで使います。
    しかし、客観的に見て明らかに10ポイントを凌駕(例えば30ポイントとか)している被告人に対して「冤罪」と言う場合には「無罪の冤罪」を意識して言う事が多くなります。

    以上の事から、「現行犯に冤罪は有り得ない」と言うのは知識の薄さから発した意味を成さない罵倒でしか無いと言う事になり、それが元で議論が荒れるのは不毛です。よって、もし他所でもこの様なトラブルを見たら、進んで誤解解消を推し進めて貰いたいと全ての皆様にお願いしたいと思います。

    尚余談ながら、痴漢などの様に法律が不整合で有る事から発生する冤罪も有ります。これも現行犯の中で一番冤罪が多い事柄である理由です。
    つまり、「客観的証拠が無くても被害者の証言が大きな証拠となる」事がその問題です。これも先の痴漢でっちあげ事件などで周知の事実だと思っていたのですが、それでも未だに「現行犯に冤罪はないだろーが」なんて罵声を飛ばす人が多くいるのには驚きます。

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▲[ 144 ] / 返信無し
[372]  刑罰は緩和化が理想
□投稿者/ Toshi -(2009/05/19(Tue) 20:33:17)

    鈴香被告の上訴に関するニュースに連動して産経の社会部絡みでこんな記事が有りました。

    「目に見えないものの判断」と題して、1審での検察側、弁護側双方の提出した精神鑑定結果に相違点が有った事、そして他の裁判などでも被告が謝罪の手紙を書いたり法廷での反省態度などから容易に反省していると裁判官が認めるが嘘かも知れない点など「目に見えない」事柄を裁判員制度では気を付けるべきだ的な記事でした。

    テーマとしては非常に良いですね。論点的にはまったく逆になっていますが。
    「疑わしきは被告の利益」と言う前提を置かないと司法倫理は破綻し魔女裁判になってしまいます。
    なので、逆に精神鑑定の疑わしきは被告の利益として気をつけるべきですし、また謝罪の手紙を書くなどの行動が無い場合、検察は必ずそれを「反省していない」と断定しますが、被害者や遺族の心情を思う余り手紙を書けない事も有り得るので、少しでも反省の態度が見られるならば、それは被告の利益になるべきだと思っています。

    なんか、判決時の事柄に拘る人が多すぎなんですよね。昔から絶望を感じる点です。
    問題は、判決時よりも判決後だろう・・と思います。

    判決時に「疑わしき」の結果、実は反省していなかったとしても問題としては小さいだろうと思う訳です。
    それよりも問題は、判決後の懲役期間に於いて、反省できる人間に更正させるプログラムの水準が余りに低レベルな事だと思っています。
    実質、懲役と言う言葉通り、働かせる事がメインなんですから、そんなんで更正出来るとは到底思えません。
    むしろ働かせなくてもいいから、カウンセリングや受刑者同士のディスカッション、及び道徳観念の教育など、メンタルケアをメインにすべきで有り、それをもって「模範囚」かどうかを判断すべきだと思うんです。
    裁判と言う短い時間の中で被告の反省度を見抜くのは容易では有りません。
    長い拘留期間の中で定期的な心理検査などを通じじっくりと見極めるべきです。

    理想を言えば、兼ねてから言ってる通り「一人を殺した人間は10人を救える人間にすべき」だと思っていますので、更正プログラムの質を高水準にして刑罰の緩和をすべきだとも思います。
    こう言った事も考えずに厳罰化ばかり叫んでも、益々殺されなくても良い人が殺される世の中になるだけです。
    また、現在の社会として、犯罪者に向ける偏見、誹謗、中傷が皆無になる事も理想です。
    そうなれば、軽犯罪に於いて「逮捕され社会的に抹殺される人生、厳罰化によって人生の大半を失う事を怖れて証拠隠滅を図る」と言う殺人に於けるもっとも大きい動機を軽減させる事が出来るのですから。

    また他にも、いつも思うことが有ります。
    それは、刑罰に犯罪抑止力を求める声です。その上で厳罰化を叫ぶ人が多いですね。
    私から言わせれば、それは「我々は凶悪でモラルのカケラも有りません」と自ら社会性を否定しているのと同じです。
    つまりは、「万引きしたら逮捕されるから、万引きを我慢する社会、でも本当は誰もが万引きをしたいと思っている社会」だと言ってるだけです。
    もちろんそれは「事実」だと思っているのですが、それを改善しようと言う声が出ないで「厳罰化」だけしか叫ばないのが絶望を感じる所以です。

    そう言った視点からも、もっと社会のリテラシーを向上させ、更正プログラムの高度化を図った上で刑罰は緩和する社会にすべきですし、最上の理想論を言えば法律のみが有って刑法が無い社会を目指すべきなんです。
    つまり、刑法が無くても問題が無い程に高度なリテラシーを持った社会です。
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▲[ 144 ] / ▼[ 374 ]
[373]  毒物カレー事件 死刑確定
□投稿者/ Toshi -(2009/05/20(Wed) 18:23:47)

    個人的に非常に残念でやるせない気持ちです。
    やはり、司法が魔女裁判化を迎合していると思えてしまうからです。

    弁護士曰く
    「最高裁判決は不当で著しく正義に反する。被告には動機がなく、ヒ素混入場面の目撃者もいない。混入できる可能性は被告だけではない。犯人とするには多くの疑問があり、この程度の証拠で有罪を認定し、死刑にするのは無罪推定の原則と証拠裁判主義の原則に反し、あまりにひどい。ほかのくず湯事件をはじめとする毒物混入事件についても同じだ。事件は異常なマスコミ報道に突き動かされて、捜査機関が無理やり被告を犯人に結び付けたもの。再審に取り組み、無実を証明したいと願っている。弁護人もその任を果たす決意だ」

    弁護士の主張は正論だと思えます。

    日本の司法制度から考えれば、例えどんなに黒に近くても、やはりグレーで有る限り確定刑を言い渡すのは正義に反します。
    ましてや人の命が掛かった量刑が前提なのですから、余計にグレーな部分をきっちり証明すべきですし、確定証拠が無いなら裁判の期間を延ばしてでも証拠を用意すべきですし、それが叶わないなら推定無罪の原則に沿った判決を下すべきです。
    そうでなくては裁判の公平性は失われますし、司法制度が崩壊します。

    遺族、被害者、地域住民は、当然ながら真須美被告を犯人と断定した上で一刻も早い決着を望んでいる事でしょう。
    その様な心理状態に於いて、証言と言う状況証拠を重要視する判決は著しく正義に反するとも思えます。

    私は個人的に真須美被告が真犯人である可能性は9割がたは堅いと思っています。
    なので真須美被告を庇いたい気持ちが大きい訳でも有りません。
    それでも司法判断として間違っていると思うので非常にやるせないです。

    最高裁が司法原則を無視する様な行動に出ている・・・と言う印象が益々強くなる昨今、最高裁の行動を訴える機関とかって無いのですかね?

    極端に言えば、世論がマスコミに支配され、マスコミは魔女裁判を推進し、そんな現状で有るにも関わらず最高裁は裁判員制度を推進し、自ら魔女裁判化の判例を増やしている・・と言う印象が強く、サタニストでも影にいるんじゃないの?
    って言いたくなります。

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▲[ 373 ] / ▼[ 381 ]
[374]  他にも感じる司法の矛盾
□投稿者/ Toshi -(2009/05/21(Thu) 06:41:49)

    検察が魔女狩り姿勢を堅持しているのは多くの人が認める所だと思っているのですが、なぜこの様な事態になるのかと言う事を考えていくと、一つの疑問にぶつかります。
    それは、そもそも現行の裁判制度に不公平が有るのでは無いかと言う事です。

    裁判とは原告と被告が争うものです。
    刑事裁判に於いて、被害者がいる場合は良いのですが、それ以外のケースでは「被告人質問」が有るのに「原告人質問」が無い事に不公平性を感じます。
    被害者不在の裁判では、検察が原告人代理の立場だと思うので、検察質問が有って然るべきだと思う訳です。
    基本的に裁判に於ける証言の矛盾を突くのは単なる言葉尻を捕らえたレトリックゲーム(言葉のゲーム)でしか無いと思っているのですが、それが判決に多大な影響を与えるシステムで有る以上は、検察官のみが被告を問い詰める機会が与えられている現状はおかしく、検察官の主張の矛盾を問い詰めるチャンスを被告側にも与えないと不公平です。

    確かに検察官はプロですし、相対的に見ると弁護士よりも検察官の方がスキルが高く思え、矛盾を突くと言ってもたかが知れているかも知れませんが、それでも幾分かの冤罪阻止と幾分かの検察魔女狩り姿勢抑止に繋がるのでは無いかと思えます。

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▲[ 374 ] / 返信無し
[381]  量刑判断の疑問
□投稿者/ Toshi -(2009/05/29(Fri) 17:55:22)

    最近、強姦事件が増えていますが、それらの量刑について非常に疑問に思う事が有ります。

    まず、事件によって量刑の基準がバラバラに感じられる事。これが一番疑問です。
    宅配業者が強姦した事件では、「宅配の仕事を悪用した犯行で、地域住民に与えた影響も大きく、強い非難に値する」との判定で懲役18年でした。
    懲役18年と言えば殺人罪に相当する量刑なので、バランスが非常に悪く思います。

    次に、日枝神社で職員が巫女を強姦した事件では懲役3年でした。
    上記の18年と余りに開きすぎています。

    女性宅侵入で強姦し、時効直前で捕まった相馬被告は懲役4年の実刑判決でした。

    同じく女性宅侵入で11件の暴行事件を起こした高木被告には懲役22年判決。

    一方、JRの新幹線グリーン車両で女性乗務員をトイレに連れ込んで乱暴した今井被告ですが、これは過去に強姦罪などで2度有罪判決を受けていて、出所後半月の間に3件の事件を起こしたにも関わらず、「安全と考えられていた公共交通機関ですら強姦の被害となりうることを示し、JRに莫大(ばくだい)な出費を要する対応策をさせるなど、影響は被害者だけにとどまらない」との判定で懲役18年の判決でした。
    これって、上記の懲役22年の事件より悪質性が高いと思うのですが。
    また、この事件と最初の宅配事件が同じ懲役と言うのも強い違和感を感じます。

    まぁ、それぞれの事件について産経ライブなどの詳しい情報が無いので、実は納得出来る理由が有るのかも知れませんが、それにしてもやっぱりバランスが悪い気はしますね。
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▲[ 144 ] / ▼[ 378 ]
[377]  宝くじ殺人1審初公判
□投稿者/ Toshi -(2009/05/26(Tue) 22:12:46)

    宝くじ殺人1審初公判のライブを産経で読みました。

    まず感じたのは、産経ライブの記者のコメントが以前に比べ若干客観的になって来たかな・・・と言う所です。
    まぁ、記者による違いなのかも知れませんが。

    また、神隠し事件の時と違って、証拠物件映像を裁判官のみに見せるなどの改善が有った事も評価したいと思います。

    さて、公判の内容を見ての第一印象は、「検察が空回りしている」です。
    まだ序盤ですから分りませんが、被告はどうも「天然」っぽい気がします。
    (厳密に言えば、アスペルガー若しくは既に老人健忘症の気が有る様な・・)
    なので、検察としては十分な確証を得られないまま、独自にストーリーを構築して魔女化を試みるも、被告が天然なので思うように陥れる事が出来なくてイライラしている・・・って印象が強く有りました。

    当初、被告は「計算かな?」とも思いましたが、明からに有利な証言が出来るシーンでも滅茶苦茶不利な証言をしている事が目立つなど、どうも計算には見えません。
    なので、やはり被告なりに自分の真実を話していると見るのが今の所正しいかな・・と言う気がします。
    その上で、不利な事も構わず述べるし、違うものは違うと否定する。
    分らないものは分らないと言う。
    でも検察に強引に誘導されると曖昧ながらも認めてしまう。
    当然、矛盾した証言が形成されますが、矛盾を突くと益々被告の曖昧化が進むと見てか、いつもの様に矛盾を追求する事もしない・・・
    でも、検察が構築した魔女化の為の仮想ストーリーを被告に認めさせる事も出来ない。
    まさに「空回り」って感じです。

    検察は論告求刑では強引に認めさせた証言の範疇で攻めるしか無いのでしょうが、なんか「えいやっ」で判決が出そうでモヤモヤします。

    そもそも裁判員制度を見据えた裁判の迅速化って非常に問題有りだと思えます。
    なんでも今日明日で結審まで持っていくそうで。
    こんなんで本当に厳密な裁判が出来るのか非常に疑問です。

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▲[ 377 ] / ▼[ 416 ]
[378]  Re[2]: 宝くじ殺人1審2回目
□投稿者/ Toshi -(2009/05/27(Wed) 18:43:42)

    昨日に引き続き2回目を読んでいます。

    もう検察はダメダメですね。
    あれじゃあからさまに「質問」じゃなくて「誘導・脅迫」です。
    さすがに裁判官も呆れたのか、結局本来は検察が聞かなくちゃいけない事柄を全部裁判官が直接質問する事態になってしまいました。

    被告が元々、「殺したと言う事実と罪を償いたいと言う気持ちが一番重要で、その他の細かい事柄は大した問題では無い」との思いが根底にある為か、天然で正直に話すも検察に脅されて矛盾が生じ、ただでさえ自分の思いを上手く言葉に出来ない人ながら、ビクビクモードでもっと言葉が出てこない状況に追い込まれているって感じで、
    ・犯行の2〜3日前に一度契約が取れていない事を被害者に話した。
    ・であるにも関わらず、当日被害者は引っ越す気まんまんで、一緒にトラックに乗って引越しに出向いた。
    ・その後、再度、契約がまだ取れていない事を話した。
    と言う流れの中で、裁判官が持つ
    「なぜ被害者は契約が取れていない事を事前に知っていたのに引っ越す気になったのか?」と言う疑問に上手く説明が出来ない状況に追い込まれている感じです。
    多分ディテールでは、2〜3日前に話した際に
    「今、契約の担当者が出張中だから、戻ったらするよ」と言う話をしたか、またはそれまでの付き合いの流れで暗黙の了解と言うか、空気的に
    被告:まだ契約が取れていないんだ
    被害者:そっか・・・
        (でも今の住居は契約を打ち切った事を伝えて有るから当日までにはちゃんとやってくれるよね?)と内心思い、それ以上は言わなかった。
    被告:その空気を感じるも契約を取らなかった。

    と言う流れが有ったと伺わせる証言は節々に登場しています。

    そうなんですよね、普段の人間同士の付き合いってそれまでの付き合い方に拠っては「暗黙」のコミュニケーションが可能なのは誰でも経験している所だと思うんですが、裁判に於いて検察は、そう言う言葉に出来ない部分を突いて無理やり不利な証言を言わせる事が多いんですよね。
    そう言う姿勢も嫌悪感が沸き起こります。

    結局そのまま最終論告求刑もただ嫌悪感しか伴わない理屈の破綻した内容に終始し、余りにそのダメっぷりからなのか、弁護側がとっても優秀に聞こえました。
    ただ、懲役20年求刑の検察に対して弁護側は具体的な刑期を主張していないので、昨今の厳罰化傾向を鑑みれば微妙ですが、判例から考えれば重くても懲役15年、軽くても懲役10年以上が妥当な所かなと言う気はしました。

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▲[ 378 ] / 返信無し
[416]  判決が出ました
□投稿者/ Toshi -(2009/06/12(Fri) 02:00:46)

    判決文は検察のダメっぷりを少し庇う様なニュアンスを感じましたが、言ってる事自体は検察の主張の全面否定でした。
    まぁ、当然ですね。

    判決は、ほぼ予想通り懲役15年でした。

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▲[ 144 ] / ▼[ 437 ]
[434]  パチンコ店放火事件
□投稿者/ Toshi -(2009/07/07(Tue) 02:29:40)

    大阪市此花区四貫島のパチンコ店「cross−ニコニコ」が放火され、4人が死亡、19人が重軽傷を負った事件で(多分)自首した高見素直容疑者(41)が逮捕されました。

    この事件は他の放火事件と異なり、放火が「目的」では無く、無差別殺人の「手段」と言える態様だった点です。

    最近、イラクなどで多い無差別テロを連想させる様な殺人事件が増えてきてますね。

    社厳罰化・死刑強行主義などに見られる「犯罪者を憎む」と言う風潮が社会全体の道徳観念を低下させ、益々この様な事件を増やしているのは道理だと個人的に思ってます。

    犯罪者と言うのは「がん細胞」になんとなく似てると思うんですよね。
    一人の人間を社会に見立てれば、自分を律する事が出来ずにがん細胞をぽんぽん発生させている。
    がん細胞が出来てから、がん細胞を殺すことしか念頭になくて、「どうやったらがん細胞の発生を抑えられるか」とか「どうやったら予防出来るか」を考えない社会と言うか、効き目が定かでは無い「ワクチン先行投与」でがん細胞を脅かす事を「予防」だと思ってる社会と言うか。
    自分自身ががん予防の環境改善をしない社会と言うか。
    むしろ癌になりやすい環境が大好きな社会とか言うか・・

    がん細胞は元々は自分の正常細胞であり、それがいつがん細胞に突然変異するか分らない恐怖を考えるべきなのに、人々はそれを考えず、ただ、がん細胞が出来た後にそのがん細胞が周りの生体機能に悪影響を与えている事だけを槍玉に上げてがん細胞だけを死滅させればOKだと思っていると言うか・・・

    ネットで良く見かける犯罪者への罵倒や死ね死ね世論を見ていると、そんな気がして来ます。

    さて、この事件も1年後ぐらいには裁判話題になりそうですね。
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▲[ 434 ] / 返信無し
[437]  Re[2]: パチンコ店放火事件
□投稿者/ Toshi -(2009/07/13(Mon) 08:27:49)

    その後だいぶ高見容疑者の証言から人物像が具体的になって来ました。

    >生活はぎりぎりだった。事件の4日前には、趣味のゲームソフト11本を2万4千円で中古ソフト店で売った。九州時代に唯一楽しみにしていた釣り道具も8万円で処分した。まるで過去の自分と決別するかのようだった。「人を殺したい」と思うようになったのはこのころだ。

    昨今の不況で生活的、精神的に追い詰められる状況は私も同様なので、非常に共感出来ると言うか、同情出来るのですが、ひとつ分らないのはなぜにそこで「無差別殺人」へと気持ちが動くのか・・・ですね。
    アキバ殺人事件の加藤被告の様に対人問題が有った人生では無さそうなので、普通、追い詰められたら自殺方向に気持ちが動くと思うんですが。

    今の所理解不能ですが、唯一推測出来るのは「自殺したいけど自分で死ぬ勇気が無い」系の死刑制度活用型自殺って線ですかね。
    なにせ最近、死刑制度を有効利用する自殺願望者が多いですからね。
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▲[ 144 ] / 返信無し
[436]  米原タンク殺人
□投稿者/ Toshi -(2009/07/10(Fri) 02:35:47)

    容疑者が完全否認のまま立件→裁判員裁判となる見通しですが、否認している以上冤罪の可能性も排除し切れません。
    その様な裁判で裁判員裁判を適用するのは非常に問題有りだと思うんですが。
    動向を注意深く伺いたい事件です。
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▲[ 144 ] / 返信無し
[444]  千葉団地殺人
□投稿者/ Toshi -(2009/07/25(Sat) 06:20:06)

    この事件について、またもや産経でいい加減な「有識者」の見解記事がながれていました。
    特に酷かったのが、犯罪精神病理学の精神科医さんで「犯罪被害者が犯人と時間を共有することで、犯人への迎合や同情、さらには好意を持つようになる『ストックホルム症候群』だったのではないか」と言う意見。

    多分、携帯ショップの店員の「カップルに見えた」とする証言とかからシンプルに考えてそう言ってるんだと思いますが、母親を殺した相手に迎合と言うのは考えにくいと思いますが。
    そもそも、「女性は女優」って面を考慮してなさ過ぎな気がします。

    「一度は警察に保護を求めたものの、問題は悪化した。頭の中には『逃げる』というプログラムがなくなったのだろう。そうなると、被害者は犯人が自然にふるまうことを望めば、相手の気持ちを先回りして自然な笑顔を浮かべる。はたからみれば旅を楽しむカップルに見えたかもしれない」
    とも言ってますが、これは合ってると思えます。
    ただそれが「迎合」では無く「恐怖」によるものと考えるのが自然ですね。

    また、別の教授さんが「ナイフを持っていないから、多くの人の周りを動いていたから逃げられた、というのは第三者の見方だ」と指摘。「母親が殺害されたという圧倒的な恐怖のなかでは、心が鎖に縛られたような状態になり、ぱっと助けを求めるようなことはできない。彼女がおとなしかったからこそ、犯人は危害を加えず、無事に助かったともいえる」とのコメントを発していますね。これは極々当たり前の話で、なんでわざわざこんな当たり前の事を言うのか少々疑問なんですが、ひょっとして「逃げなかった次女」に世間から疑問なり批判なりの声が出てるんですか?
    もしそうなら、そんなのは聞く耳を持つに値しない、心無いと言うか低レベルな誹謗中傷だと思うのでほっといていいんじゃないでしょうかね?
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▲[ 144 ] / 返信無し
[446]  NHK受信料
□投稿者/ Toshi -(2009/07/28(Tue) 22:28:02)

    練馬区の男性と江東区の男性二人にNHK受信料未払い分の支払いを求めたNHKの訴訟判決で、NHKの勝訴との事。
    その際、被告側は、「自宅に受信機を設置してあるだけで受信料の支払いを強制されるのは、『思想・良心の自由』を定めた憲法19条などを侵害している。」と主張し、裁判官は「自由な意思に基づいて受信契約を結んでおり、解約の方法も事前に知ることはできた」と指摘。
    また、被告側の「民放のテレビ番組だけを見ていた」と言う主張については、「NHKの番組を一切試聴せず、民放番組のみを試聴することが日常生活において一般的とはいえない」と退けたとの事。

    さて、この判決ですが、全く納得行きません。
    事実、私自身がもう十数年間テレビを一切見ない生活をしています。
    また、それ以前のテレビを見ていた時代もNHKは一切見てませんでした。
    家にテレビは有りますが、もっぱらビデオを見る時とゲームをやる時しか使ってません。
    (メインの大型テレビなんて壊れたら壊れっぱなしでほっぽっといてあるし・・)

    そんな人間が実際にここにいるのに、確かな根拠も無しに「一般的ではない」なんて理由でNHKの言い分を通す判決ってどー考えてもおかしいです。

    それってなにかい?もし私が起訴されたら負けちゃうって事?理不尽過ぎ・・
    民事裁判なので冤罪って言葉は変ですが、冤罪判決に近い不当判決だと思うので、是非この被告達には上訴が可能ならして欲しいです。

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[460]  初めての裁判員裁判
□投稿者/ Toshi -(2009/08/04(Tue) 16:07:56)

    ペットボトル事件の裁判のライブを読んでいます。
    初日〜二日目は冒頭陳述以外は終始証人喚問がメインとなっています。

    最初に証人として出廷した近所姉弟の姉に当たる女性は比較的に客観的な証人と言う印象が有りましたが、二人目はどちらかと言えば被害者に好感を持っていたか、または被害者の事を不利にする発言を嫌ってる証人と言う印象が強く、また遺族長男の証言は目撃証言では無いので証拠としての実効性は殆ど無く、全体として検察は「裁判員の情に訴える」戦略が強く感じます。

    また、裁判員の6名も当惑してる感じで積極的に事件を解明しようとする意思が余り見えず、それとも裁判の流れについて詳しくないから受動的にならざるをえないのか、いずれにせよ消極的に見えます。

    裁判員が受動的な以上、検察の「情に訴える」戦略が功を奏している感が強い為、今の所被告には不利な流れになっていると感じます。

    また、被告には普段から近隣に迷惑を掛けてる点、生活保護を受けながらギャンブル・飲酒をしていて生活態度が悪い点、そして前科が有る点など人物印象として不利な点も多く露呈されている為、弁護側の「被害者の普段からの攻撃性・挑発行為」を明確化させる戦略だけではパワーバランス的に弱く、この点も不利に思えます。

    と言う事で、今の所情状酌量は余り期待出来ない判決になりそうな雰囲気はぷんぷん臭ってるかな・・と言うのが二日目午後4時現時点での感想です。
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[462]  ペットボトル1審最終日
□投稿者/ Toshi -(2009/08/05(Wed) 14:00:39)

    最終日は検察側・被告側、双方ともそつなく消化したって感じがします。
    また、6人の裁判員もそれぞれ被告人質問を消化し、体裁は保ったって感じでしょうか。

    唯一引っかかったのは、被害者遺族が代理人弁護士を立てて求刑を含む陳述をするスタイルが、注目度の高い「初めての裁判員裁判」で行われた事ですね。

    検察は被告人を陥れるプロで、それなりのレトリックも使いますが、それでも客観的証拠が無い部分を攻める姿勢はある程度の節度を持っていると思えます。(節度と言える程の遠慮は無いけど、少なくとも際限なく・・では無いと言う意味で)

    しかし、被害者遺族代理人の立場で参加する弁護士には、その様な遠慮は本当に無用でレトリックを使えるので、素人である裁判員にミスリードを与える危険性は非常に大きくなります。

    今回の代理人の主張も、被告人弁護士の「客観的証拠の無い部分に於ける被告の証言は信用出来ない」と言う前提の元、自らも客観的証拠の無い部分での主張を「感情に訴える」手法で展開するあからさまなレトリックを使い、被告の証言を否定しました。
    また、検察の求刑以上の処罰感情を訴える事で、商用駆け引きに近い感覚を裁判員に与える事も試みている様に感じられ、そう言う面でも非常に危険だと感じます。

    とは言え、被害者遺族自身がレトリック知識を持っていれば弁護人なんか立てなくても同様の事が出来る事も考えれば、そもそも被害者・遺族参加型にした事自体に議論の余地が有るのだろうと思います。

    じゃなかったら、6名の裁判員にも相談役として弁護人を付けさせるとか、何かしら工夫が無いと感情的な予断を与えかねないだけに危険な気がしますね。

    全体を通して、被告は高齢な事も有るせいか自らを不利にする発言や態度で終始した感が否めず、天然で有る事の不公平量刑が懸念されます。
    特に、裁判官から「最後に言いたい事は有りますか」の問いに「特に有りません」は致命的で、被告が高齢で天然な事を把握してるだろう弁護側の手抜きを感じます。(そこは絶対に予め被告に指導しとくべき所だろう・・みたいな)

    通常であれば、検察16年求刑に対して、判決は8年〜14年相当、特に10年〜12年になる可能性の大きい案件かなと言う気はしますが、裁判員が参加した判決としてどうなるのか注目したいと思います。
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▲[ 460 ] / 返信無し
[463]  ペットボトル1審判決
□投稿者/ Toshi -(2009/08/06(Thu) 15:02:21)

    検察求刑懲役16年に対し、判決は懲役15年でした。
    判決文がまだ報道されていないので詳細は分りませんが、判決を聞いただけだと「裁判員」による厳罰化が顕著化した感は拭えません。

    今回の裁判では事実関係は争わず、殺意の大小や殺意の芽生えた時期を争点にしていました。
    しかし、裁判員はその様な争点で参加出来たのでしょうか。
    ライブを見る限り、結果の重大性と交通事故で言う所の「過失割合」的な部分が過大に考慮されたのでは無いかと言う懸念が大きく有ります。

    やはり素人に量刑まで裁かせるのは人道に大きく反した行為だと思えます。

    ps.
    その後、判決要旨などを読みました。
    やはり、非常に納得の行かない判決です。
    全体的には「民事裁判かよ?」と言う感が大きく、被告・原告双方の主張に於いて、客観的証拠の無い部分は本来「疑わしきは被告の利」になるべき所が、全面的に原告の主張が採用されており、裁判員裁判によって「客観的な裁判制度」が崩壊したと強く感じました。

    双方に客観的証拠の無い主張が有る場合、今回の様に、根拠も無く「原告側は信用出来る」「被告側は信用出来ない」などと心情的な判断で今後被告の主張が全面的に否定されてしまうのならば、客観的証拠の無い部分を争点にしたり被告人質問をしたりする意義はもはや消失します。

    検察のコメントは「非常に納得出来る判決で感銘を受けた」との事。
    このコメントだけでも、如何に不公正な判決だったかが伺える感じです。

    裁判員制度・・・・・最悪ですね・・ほんとに。

    反対運動が有るにも関わらず強引に始まった制度なので、今更反対を表明しても意味無い感が強いのですが、でもやっぱり私は「裁判員制度大反対」。
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▲[ 460 ] / 返信無し
[468]  控訴
□投稿者/ Toshi -(2009/08/13(Thu) 14:25:48)

    弁護側が控訴を決定したそうで・・

    まぁ、私から見ても納得の行かない量刑判決だっただけに、弁護側の控訴は当然かなと思います。

    破棄が出来るかどうかの議論も有る様ですが、破棄なんか出来て当然だと思います。(じゃなかったら高裁の意義が無いでしょう。最高裁が言う「裁判員の参加した一審は出来る限り尊重すべき」は三審制の意義が失われかねない危険発言だと思ってます。)
    この辺、将来に不安は有るものの、個人的には「当然」と切って捨てたい基本的な問題です。(でも棄却される不安は大きいですが・・・)

    当然と切って捨てられない一番の問題は裁判員裁判に対して「差し戻し」が可能なのかどうか・・ですね。

    いずれにせよ、裁判員裁判、デメリットばかりが目立ちます。
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▲[ 144 ] / ▼[ 466 ]
[465]  2回目の裁判員裁判
□投稿者/ Toshi -(2009/08/11(Tue) 14:25:14)

    借金をしていた被告の殺人未遂事件裁判です。
    今、二日目の途中ですが、今の所たんたんと流れている感じです。

    ただ気になるのは、検察の被告人質問の途中で裁判長に「だいぶ長いですね、なんとかなりませんか」と時間制限を求めた発言。

    これは兼ねてから思ってるのですが、「人を裁く」「一人の人生、一人の多大な時間を奪う」結果に繋がる事に対して、時間制限を設けるのは不謹慎過ぎると思っています。
    厳密に徹底的に事実追求・審査すべきでは無いでしょうか。

    そう言う意味でも裁判員制度のスピード結審は、より不謹慎性を増したと思います。

    さて、その後二日目が終わりを迎えました。
    産経ライブの記事がいい加減なのか、それとも本当にそうなのか分りませんが、最終弁論が非常に簡潔で、内容的に1分もあれば終わってしまいそうな弁論しか有りませんでした。
    もし本当にそうならば、非常にしっくり来ない弁論です。
    これも、スピード結審の弊害でしょうか。

    検察に被告の過去のいい加減な人生を指摘されているのだから、「それは昔の話であり、その後は更正して真面目に働き真面目に返済していた」事を強調すべきだと思ったんですが。

    事実関係は争わず、殆ど民事に近いノリの論争のみだっただけに、ポイントは「如何に裁判員に良い/悪い印象を与えるかの争い」でしか無く、検察はある程度「悪い印象を与える」事に成功している様に見えるので、弁護側のパワーが非常に物足りなく感じました。

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[466]  2回目の裁判員裁判判決
□投稿者/ Toshi -(2009/08/12(Wed) 17:22:39)

    判決が出ました。懲役4年6ヶ月の実刑判決でした。

    検察の求刑が6年でしたので、丁度8割と標準的な量刑判決でしたが、弁護側が執行猶予判決を求めていた事を考えれば検察側の全面勝利と言える判決でした。

    やはり、裁判員裁判では検察常勝しか無いんじゃないかって気がして来ます。

    今回は被害者側の落ち度は無いとの判決文でしたが、この点は非常に納得行きません。
    初回の裁判員裁判では、被告側の「売り言葉に買い言葉」が「凶悪性を強調する行為」として量刑に響きました。
    今回は、被害者側の「売り言葉に買い言葉」は「落ち度では無い」との判断で、非常に「不公平感たっぷり」です。

    また、「被告の心情に一定の理解を示す事は出来るが、だからといって本件のような犯行に及ぶことが許されないことはいうまでもなく、犯行の動機は短絡的で、酌量すべき点があるとはいえない」との判決文もしっくり来ません。

    この事件で「犯行の動機が短絡的」と言われてしまうなら、短絡的では無い事件なんか無くなるだろう・・と言うのと、酌量の余地が無いなら、じゃ、どーゆーケースなら酌量の余地が有るのよ?と言いたくなります。

    私から見ると、この事件は「どっちもどっち的なトラブルにより起った」と思うので、被告が殺意を持つまでの経緯としての落ち度は半々程度に被害者にも有ると思えます。

    殺意を持った後の行動について、その問題性は大きいです。
    なので、実刑判決は相当だと思えますが、酌量面でもう少し被害者側の落ち度を認め、もう1年程度でも構わないので刑期を短くし弁護側の主張を汲み入れるべき裁判だったと言う印象を持ちました。

    とは言え、初回の裁判員裁判は感情的な量刑になりすぎた気が強くしてるだけに、初回に比べれば、かなり客観的な量刑が出たとは思えます。

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▲[ 144 ] / 返信無し
[480]  ピンクレディー
□投稿者/ Toshi -(2009/08/30(Sun) 00:12:26)

    刑事裁判ネタでは無いのですが、ピンクレディーが「振り付けダイエット」としてピンクレディーの昔の写真を無断掲載した週刊誌の出版社を訴訟した件で、高裁に棄却されたとの事。

    兼ねてから「過剰な人権主義の弊害」を主張している私としては、肯定的に受け取りたい判決です。
    芸能人が声を高らかに「肖像権」だの「商標権」だのを主張する姿勢は民間人に対して過剰な権利の許容を示唆する事に繋がるため、私は嫌いです。
    ピンクレディーも今まで嫌いじゃ無かっただけに、今回の訴訟にはがっかりでも有ります。

    判決は「記事の主眼は、振り付けが社会現象になったピンク・レディーに熱狂するなどした読者層に対し、同じ振り付けで踊ってダイエットするのを勧めることである。写真は振り付けの記憶喚起のために利用しているにすぎず、2人が氏名や肖像を排他的に支配する権利は、著名人として一定程度許容しなければならない範囲内を超えて侵害されたとはいえない」と言う事でした。

    私は、芸能人と言うのは「虚像」で有るべき存在だと思いますし、であるならばヒールで無い限り「正しい」「優しい」「大きい」存在で有るべきだとも思います。
    しかし、肖像権侵害とか騒ぐ姿勢は「汚い」「せせこましい」と言う印象を与えると共に、先にも述べた通り民間人にも「肖像権」だの「著作権」だのの権利を主張させる風潮を作ってしまう為、嫌悪感が拭えません。
    (もちろん、営利的に許容出来ない搾取行為として肖像を利用された場合など仕方無いケースが有るのは言うまでも無いです。)

    この判決によりまずは芸能人から、再び「許容」の精神を取り戻してくれる事を切に願います。

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▲[ 144 ] / ▼[ 488 ] ▼[ 489 ]
[487]  裁判員裁判3例目
□投稿者/ Toshi -(2009/09/03(Thu) 06:22:16)

    今回は強盗強姦事件の裁判ですね。

    初公判初日のライブを見た印象は、
    ・やはり被害者は被害の大小に関係なく最大限の処罰を望む性質がある。
    ・裁判員の態度から危惧するのは日本が「法の支配」から「感情の支配」と言う中世倫理に退化するのでは無いかと言う事。

    犯行内容を見る限り、刃物で脅した点は少々行き過ぎと言う感は有るものの、その辺の不良ちんぴらと同程度の悪質性かなと言う感じがしてますし、産経ライブでは「女性に殴る蹴るなどの暴力はいけないと教育されてきたから強姦した」と言う被告発言を馬鹿にする記事が書かれていましたが、私はこれを肯定的要因と受け取るべきだと思います。
    強盗や強姦に絡み殺害まで行われる事件が多発している中で、被告がその様な倫理感を持っていたのは不幸中の幸いだと言えます。

    全般的に被告の酌量要素は少なく「全面的な被告の非」が目立つ事件なだけに、「悪質性」に対する量刑バランスが心配される裁判・・と言う印象を持ちました。

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▲[ 487 ] / 返信無し
[488]  二日目結審
□投稿者/ Toshi -(2009/09/03(Thu) 18:00:57)

    毎度の事ながら、裁判員にたった2〜3日の連続公判で量刑を決めさせるのはかなり強引だと感じさせられます。

    本日のライブを読んだ第一印象は「劇場型裁判への階段を登り始めた」です。
    第二回までの裁判員裁判では検察のみが劇場型を意識し、弁護側は全然ダメダメだった訳ですが、今回は弁護側もかなり劇場型を意識した弁論を展開しています。
    ただ、一部の弁護士が指摘する通り、連日の短期集中審議即日結審は弁護側に非常に不利だと言うのが浮き彫りになった裁判だと思います。

    今回弁護側が取った戦法は「被告の境遇など生い立ちに関して感情的に訴える」手法です。しかし、気になるのは「子供の頃に感じていた事」に過ぎない点、そしてもう一点は、被告は本裁判とは全く関係無い、認めなくても良い余罪まで全て告白している事です。これも弁護側が「真摯な反省、正直な姿勢」を打ち出す戦略の元、被告に「全部の罪を告白して反省しなさい」と打診した結果だろうと想像します。
    これらの点をアピール出来る裁判員なのかどうかを手応えを探りながら戦略を取れない点が非常に不利かなと感じました。
    なんとなく、裁判員の様子を伺う限り、「ハズしてる」感じがします。
    ・子供の頃に感じた大人への不振→なんでもかんでも他人のせいにしていると受け取られていて、「あくまで子供の頃に感じてた事に過ぎない」を分かって貰えていない。
    ・全ての罪を正直に告白・向き合い真摯に反省している→新たな悪質性が発覚してより一層悪印象を持った。

    と、結局裁判員が客観的に見てくれる人々なのか、感情的にしか見てくれない人々なのかを見極めながら戦略を取れていないので、弁護するつもりが益々被告を不利にする・・・って懸念が台等している感じがしました。

    そもそも、裁判が劇場型にならざるを得ない事からして、もはや裁判の公平性も客観性も地に堕ちたと感じる訳ですが、更に、法律の原則の認識や客観性を期待できない裁判員の参加と被害者参加制度による「感情の支配」化は、もうなんとも言えない感じです。

    政権も民主になっちまいましたし、司法ももはや最悪ですし、日本の未来を考えると憂鬱で仕方有りません。

    最後に、検察の論告で余りに非常識なレトリックが有ったので指摘しておきます。
    「被害者は死の恐怖を感じました。被告に殺すつもりがあったかは問題ではありません。被害者には犯人の心は分からないからです」
    刑事裁判ほど殺意の有無が重要になる事は有りませんし、検察なら当然そんな事は百も承知なはずです。ですので、これは明らかに「素人裁判員」に対する詐欺的なレトリックで、非常に汚いやり方ですね。

    最終的に感じたのは、検察は「法律は無視して100%感情に訴える」手法、弁護側はまだ法律面での主張を捨てきれず、殺意が無い事に固執していると言う感じがしました。また、検察側は制裁の必要性を必要以上に感情に訴え過ぎて「被告は再犯するから野放しに出来ない」と言いつつ無期懲役では無くて懲役15年求刑と言う論理矛盾まで起こしています。
    もう、検察も弁護側もぐちゃぐちゃや・・って印象が否めません。
    しかしこれまでの裁判員裁判と違い、弁護側が具体的な量刑を催促した点は評価したいと思います。弁護側が劇場型裁判への階段を登り始めた点については・・・評価かな・・本当は裁判の姿勢としてダメなんですけどね・・裁判制度がそれを求める以上は仕方無いので、それに対応し始めた事はやっぱり評価ですね。

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▲[ 487 ] / 返信無し
[489]  判決が出来ました
□投稿者/ Toshi -(2009/09/04(Fri) 20:36:40)

    想像通りと言うか求刑通りと言うか懲役15年判決でした。
    懲役15年と言えば、殺人罪と同等の量刑です。
    もう、「感情の支配」の流れは如何ともしがたい感じです。

    その後産経ニュースでもまたもや「読者の声」と称して「被害者感情を考慮して無期懲役にすべきだ」的な記事とか流してますし、マスコミ先導の厳罰化世論に益々流され「法の下の平等」は破壊されて行くのでしょう。
    その内、法律は有名無実化し民衆裁判となって悪質性の大小よりも被害者感情や国民感情の大小で量刑が決まる様になるのかも知れません。

    もはやモラルの退廃と言う生易しい状態では無く、社会性の極度な退化と言える現象です。

    どうやらマスコミに流される大多数の日本の国民は「中世の魔女狩り万歳」ってな感じで、民衆の感情が絶対正義なのでしょうね。絶望します。
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▲[ 144 ] / ▼[ 494 ]
[492]  裁判員裁判4例目神戸
□投稿者/ Toshi -(2009/09/09(Wed) 19:17:15)

    一家心中未遂と言うか、父親殺害未遂と言うか、そんな事件でしたが裁判員裁判で初めて「ほのぼの」とした裁判でした。
    まぁ、良くも悪くも「感情の支配」化を批判したい点は有るのですが、そもそもこの事件は刑事起訴された事自体が「ちょっと・・」な感じの事件なので結果的には良かったかなと思います。

    検察の求刑は懲役5年の実刑、弁護側の主張は懲役3年執行猶予4年で、判決は全面的に弁護側の主張通りとなりました。

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▲[ 492 ] / 返信無し
[494]  裁判員裁判4例目大阪
□投稿者/ Toshi -(2009/09/10(Thu) 07:14:22)

    さすがに4例目で4法廷同時進行だと報道もだいぶ簡略化されて来てます。
    しかし幾らなんでも酷いだろ・・と思うのは、報道記事が提供し切れていない点。
    リンク漏れが70%近く有り、中にはリンクはされているものの、記事を開くとタイトルだけで記事本文無し・・・なんてページまで出てくる始末。

    この大阪地裁の裁判も順を追って開廷〜判決まで記事を集めるのが大変でした。

    元焼き鳥屋のオヤジさんで最近フリーターだった被告が古くからの知り合いだった暴力団組長に中国旅行を招待されて、「帰りにこの酒を運んでよ」と木箱を預かり、日本の空港で覚せい剤が出てきてしまった・・・と言う事件でした。

    内心、覚せい剤じゃないだろうか・・と疑念を持っていたと言う事で、それが「悪質」だと言う判決になりました。
    なんか、非常に納得の行かない判決です。

    証人喚問での証言を聞く限り、被告は幅広い交友関係を築ける人の様子で、公判中も特に暴力団との強い関連性などのトピックは出てきませんでした。

    しかし、裁判員には「暴力団繋がり」と言う色眼鏡は外せなかったと思わせる質問や閉廷後の記者会見発言なども出ていました。

    検察の求刑は懲役10年罰金500万で、弁護側の求刑は執行猶予でした。

    事件性としては「過失未遂」に近いと思うので、検察の求刑は幾らなんでも重すぎるだろう・・と思います。
    それに、説諭では「薄々でも覚せい剤だと言う疑念が有ったなら断る事も出来ただろう」との事ですが、暴力団組長に中国に連れて行って貰った立場で断るのなんて命がけですよ。有る意味、正当防衛が成立するんじゃないですかね。しかも確実に「覚せい剤だ」と言う証拠も無しに断れる人、いるんですかね?

    なので、個人的にこの被告に対して責めるべき点は、「安易に暴力団の人と親密になり、安易に旅行招待を受けてしまった事」に尽きると思います。

    それに対して、実際の判決は懲役5年罰金350万円でした。
    被告は定職無しの貧乏人ですから、実質的には懲役6年と言う事になります。

    被害者もいなく、確信犯でもないのに、酷すぎね?って感じです。
    まぁ、多分、検察側の戦術としては、裁判員参加によって被告に有利に感情が動く事を懸念して、予め「ふっかけ求刑」として懲役10年と出したんでしょうね。
    それなら、裁判員の感情で被告に有利に動いても数年減刑程度だろうと踏んだ上で・・
    なので、まんまと検察の戦術に乗っかった判決・・って気がします。

    また、弁護側の主張する執行猶予が全く無視されてる点は、裁判員の感情で被告に不利に動いたからなんでしょうね。

    あぁ、なんか滅茶苦茶すっきりしない判決でした。
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[507]  長崎市長射殺事件
□投稿者/ Toshi -(2009/09/30(Wed) 18:39:19)

    1審で選挙中での殺人事件を重要視し死刑判決が出ましたが、2審では選挙妨害が目的では無い事を重視し、1審を破棄して無期懲役となりました。

    この件について産経では「主張」シリーズでまたもや「お前らサタニストか?」的な死刑まんせー世論形成記事を流してますね・・嫌悪感が湧き上がります。

    この記事では「無期懲役」と言う言葉を使わず「死刑回避」と言う言葉しか使っていませんでした。
    そして、裁判員裁判での厳罰化傾向を是として永山基準は問題だと言う論調で、被害者の数を重視するのが気に入らないと、だから一人でも殺したら死刑にする基準にしろと、まぁ、要点をまとめるとそんな主旨の記事でした。

    ほんとにこいつらは日本をイスラム国家や中国の様にでもしたいのでしょうか。
    ただでさえ日本は最近どんどんと古典派刑法の民衆裁判化が進んでいるのに、これ以上煽って国民が流されたらイスラム国家より性質が悪くなりそうです。
    イスラム国家は見せしめ死刑をしますが、宗教倫理で倫理性が保たれている面が有ります。しかし日本は宗教性が薄いので残虐性に歯止めが掛からない方向に進む懸念が大きいからです。

    なぜ、更生効果の見直し議論が一切出ずに厳罰化議論しか起らないのか、マスコミや日本の今の国民性を考えると絶望します。
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[527]  結婚詐欺連続不審死
□投稿者/ Toshi -(2009/10/29(Thu) 13:06:43)

    まだ捜査中なので真相は分りませんが、もし金を吸い取るだけ吸い取った上でしがらみを断ち切る事だけを主目的に殺害を続けた事件だとすれば、久しぶりの死刑確定女性被告になりそうな気配ですね。
    しかも結婚詐欺を行えるだけの容姿を持った人なのでしょうから、マスコミや世論がどう動くか見ものです。

    ただ状況だけを見ると和歌山砒素カレー事件よりも遥かに「黒」な感じはしますが。

    ps.
    その後得た情報では「体重は100Kg近くになっていた」との事ですので、容姿的には同情が集まる事は無さそうです。
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[528]  中国人妻事件
□投稿者/ Toshi -(2009/10/30(Fri) 16:14:27)

    当時のニュースはうろ覚えですが、確かスナックかなんかを経営していた夫婦で中国人妻が夫と替え玉男性の二人を殺害した事件だったかと思います。

    で、これの審理が始まった様子ですが、産経ライブが流れていないし、ニュースを見る限り中国語でわめいているだけみたいなのでライブも書きようが無いだろうしで、詳細は全く分らないのですが、ただどーしても突っ込みたい事が。

    遺体は一切見つかっていない中、検察側が揃えた証拠は少なく、アパートで見つかった夫の骨格筋と、「夫の血痕が付いたカバンを捨てた」と言う間接証拠?のみみたいです。
    ぉーい!全然証拠揃って無いじゃーん!

    この事件での被告の弁護士のコメントが「加藤さんは突然いなくなった。失踪届を出さなかったのはビザの更新に不利になると考えたから。骨格筋については不可思議としかいいようがない」だそうで・・・

    ぉーい!弁護士が「不可思議だ」なんて根拠のカケラも無い事を平然と言うなぁ!
    論理もへったくれも無いですねまったく。

    なんか、検察も被告側もレベルが低くて学生裁判?って感じがしました。
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[569]  西淀川児童虐待死事件
□投稿者/ Toshi -(2010/07/14(Wed) 22:04:30)

    9歳の聖香ちゃんが虐待を受けた上に衰弱死した事件ですが、公判内容からは切ない事件内容が聞き漏れてきます。
    ただ、余りに子供が可愛そうで、だからこそドラマティックなので、世間やマスコミが飛びつきやすい事件だとも思います。
    そして、報道で必ずセットになるのが、遺族の報復感情のアピールです。

    なんか、どんどん刑罰が報復刑化しそうで、この事件よりそっちの方がよっぽど怖いです。
    この事件では、祖父母や元旦那による「厳罰化感情」として「極刑」をアピールしてました。
    しかし、血の繋がった子供を殺す親も親なら、義理の子供の死刑を望む親も親だなと思います。
    しかし、マスコミはこの様な報復感情を「正義」として報道しますので、実際は道徳・法倫理の後退と言う意味では「悪」であるはずの事が正義として世論を形成し、日本の司法を堕落させていくのでは無いかと言う懸念が大きいと言うか、既にその様な状態になってきていると言うか・・・

    もちろん、この事件で子供を死なせた母親と同居の男に対する憎しみは私でさえ湧き起ります。
    だからこそ、本人たちが自分自身を、私と同様にどうしようもないくらい憎める様になって欲しい・・・それだけです。
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[574]  漫画家が肖像権侵害?
□投稿者/ Toshi -(2010/07/29(Thu) 03:42:07)

    刑事じゃなくて民事ネタです。

    週刊少年マガジンに連載中の「ゼロセン」(加瀬あつしさん作)に、自身と酷似した登場人物が登場し、肖像権を侵害されたとしてアパレル社長が講談社に440万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は28日、55万円の支払いを命じたとの事。

    いやぁ・・・
    ちょいと雑誌とか街で見かけた誰かをモデルにキャラを作って訴えられ、肖像権侵害が認められるって判例作っちゃったら、漫画家の今後の活動に大きな制限が課せられる事になるから社会的ダメージが大きくてダメだろう・・・と思います。
    この裁判長、何考えてんの?って感じです。

    しかも漫画だよ?
    デフォルメされたキャラだよ?
    そんなんで肖像権侵害?
    ふざけんな・・・って世界ですね。
    しかも、芸能人みたいに肖像で商売してる人間じゃないんだよ?
    アパレル社長だよ?
    ふざけんな・・・って世界ですね。

    そもそも肖像権なんて言う、法律に存在しない権利を民事で認めちゃってるのが大間違いだと思います。
    こんな民間人権なんか全くいらないでしょう。
    今の民事司法はなんでもかんでもアメリカの真似ばかりで、根源的なモラルが欠けてるんじゃないの?と思い、非常に腹立たしい事件だと思いました。

    ちなみに、個人的には肖像権なんてぽっと出の訳分らない権利なんかより、歴史の古い「表現の自由」が大きく優先されて然るべきだろうと思います。

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[591]  大阪地検検事逮捕
□投稿者/ Toshi -(2010/09/30(Thu) 09:21:45)

    まぁ、このスレで散々、検察の嫌らしさは語ってますので、この事件については今更なんの驚きも無いです。

    基本的に検察とマスコミは「犯罪者を作り上げ罰する事が大好き」なサタニストですから。

    それでも世間は犯罪被告弁護士の方に風当たりを強くするんですから、まぁ世間も毒されてサタニスト側に傾いていると言う事なのかも知れません。

    昔から思ってるんですけど、どうも犯罪者に対する心象は、いじめの理屈が根底に有る気がしてなりません。
    いじめとかそうですよね、いじめる為の口実を常に探し、些細な口実(相手が何かしら落ち度ある行動を取るなど)を見つけると、これみよがしに責める。
    そして、「悪者」と言うレッテルを貼り、周囲の人間に「我正義、こいつ悪」と言う印象を刷り込んだ後に、本格的ないじめが始まる訳で。
    で、周囲の人間も悪者にお仕置きをする行動に爽快感を感じて参加する連中が増えて行く・・・と言う構図ですよね。

    しかし、本来の刑事とは、その様ないじめ根性や感情は抜きに、ただ純粋に法律に従って事務処理的に刑罰を図るべきもので、何かがおかしいですよね。
    検察やマスコミも、無理にモンスターを作り出す必要は無く、ただ事実に基づいた真実のみ追求し罰を計るべきだし、そうすれば被告弁護士も無理に被告を庇う必要性は薄くなるのだから、同じく事実に基づいた真実のみで弁護を行えば良い・・・本来はそう言う話だと思うのですが。
    また、本来のそう言う姿に正す為の「邪魔な存在」は、被害者参加制度と裁判員参加制度です。これは正義に反する「感情」が入り込む最たるものですから。
    こんなのが有るから、ますます検察はサタニストぶりを発揮しちゃって、もう収集が付かない感じです。

    この様な現状で有ると言う大前提を置いた上で、裁判によっては「まぁまだマシな検察の態度」を見る事も有りますが、まぁ稀です。

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[601]  耳掻き殺人1審判決
□投稿者/ Toshi -(2010/11/01(Mon) 19:30:46)

    判決が出ました。
    死刑求刑される初の裁判員裁判と言う事で注目を集めていましたし、メディアは相変わらず遺族感情をメインに報道していましたから、死刑判決が出る公算が大きいのでは無いかと思っていましたが、思いの他冷静な判決が下され「無期懲役」となりました。

    まぁ、この判決を受けて相変わらずブログなどでは判決を批判し、厳罰化を叫ぶ声が大きいのですが、司法はこの判決を習ってこれからも世論に影響されない冷静な判断をしていって欲しいと思います。

    とは言っても、最高裁に世論迎合傾向が一番強い事も有り、また検察も当然ながら控訴するでしょうから、まだこの先どう転ぶか不安は残りますが。
    まぁ、裁判員裁判になってからは1審判決の重みが増えましたから、その辺は安心材料ですかね。

    ただ一つの懸念は、冷静な判決をしてるだけじゃ死ね死ね世論を納得させられないと言う事です。
    当然ながら今の世論の言い分を通せば「情状酌量」と言う言葉は不要な裁判になって行く訳ですが、そうなった時の弊害をもっとアピールして行かないといけないのでは無いかと思います。

    また、他の場所ではたまに言う事なのですが、やはり裁判員裁判導入も有った事ですし、その予備知識教育と言う意味でも、今の荒んだ道徳観念を是正する為にも、中学〜高校辺りの教育に罪刑法定主義を基本とした法倫理を取り入れるべきだと思います。

    そうすれば、今の「感情論だけで支離滅裂」な厳罰化世論も沈静化するんじゃないかなと思います。
    ついでにマスコミの世論操作に対抗する措置も必要ですかね・・・
    本当は、報道について
    ・記者の私見、レトリック、誤謬のコラム以外での使用禁止
    ・両論併記の原則確立
    ・小さな事件報道の禁止(特定の犯罪に於いて恣意的に多発イメージを読者に植え付ける事が出来る為)
    を法律でしっかり定めるのが良いと思うのですが、それが無理ならやはり学校の教育課程で論理学を導入するとかしないとダメでしょう。
    ともかく、国民全体のリテラシーを上げない事にはどうしようも無い感じです。

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[612]  裁判員裁判初の死刑判決
□投稿者/ Toshi -(2010/11/17(Wed) 01:32:20)

    今日、横浜で裁判員裁判初の死刑判決が出ました。
    その際に、裁判官が被告に控訴を勧めたとの事。
    これについて産経では以下の様な批判記事を流していました。

    「裁判長が控訴を勧めたというが、これは異例だ。死刑判決した裁判官が以前にも控訴を勧めた例はあったが、今回は裁判員の判断を尊重するなら、あえて被告人にそういう必要はなかった。被告人自身が控訴を取り下げることもあるため、裁判官として上級審の判断を仰いでほしいという判断だったのだろうが、裁判員の判断は重みがあり、こういう発言はしないほうがよかったと思う。」
    元最高検検事 中央大法科大学院・奥村丈二教授の弁としての報道ですが、この様な報道する事自体が産経の主張だと思います。

    しかし、裁判員が自らの死刑判決を下した判断に自信が持てず、逆に裁判官に控訴を勧める様にお願いした可能性が一番大きいと考えられますし、他にも裁判への精神負担を軽減させる為に裁判官の判断で行われた可能性も有りますが、そう言う可能性を一切無視して、まるで「死刑を覆すような事をするな!」のみを主張してる様に感じ、嫌悪感が沸き起こります。

    要は、自分が「死刑を覆す様な事を裁判官が言ったのが気に入らない。」だけなのに、それを「裁判員の意向を無視している」と言う詭弁にすり替えている嫌らしさが垣間見えるからです。

    この様に、本来なら正しい倫理観を持ってるべき人が、こーゆー身勝手な倫理観を持ってる事自体、日本から犯罪が減らない一つの要因なのだろうと思います。

    今の日本は、余りにも「結果の背景」を見ない人が多すぎると感じます。
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[618]  中大教授殺害判決
□投稿者/ Toshi -(2010/12/02(Thu) 17:25:03)

    中大教授殺害事件の裁判員裁判が終わり、検察側求刑懲役20年、弁護側求刑懲役6年の判決で、懲役18年と出ました。

    これはちょっと、幾らなんでも重すぎでしょう・・非常に驚きです。
    さすがは素人参加の裁判員裁判かなと呆れてしまいました。

    裁判員裁判の過去判決例でも、殺人一人で心神衰弱が認められた判決で懲役10年を越えた物は有りません。

    また、検察求刑に対する相場から考えても求刑20年なら懲役14〜16年程度です。

    確かに、今回の事件は他の心神衰弱事件に比べて被告に同情の余地が少なかった事は事実ですし、他の精神疾患に比べて今回の妄想性障害の程度は責任能力が多く認められる事も理解出来ますが、それでもやはり懲役12年〜14年が妥当だろうと思います。

    まぁ、これまでも地裁レベルでの判決では量刑の不均衡が多く有りましたし、そう言う点で「法の下の平等」が怪しい状態でも有りましたが、裁判員裁判の導入で益々それに磨きがかかった感じです。

    まぁ、これ以上、量刑の不均衡化が進まない様に、被告側弁護団は是非、控訴して欲しいと思います。
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[636]  警官発砲事件
□投稿者/ Toshi -(2011/02/08(Tue) 07:43:55)

    窃盗容疑で逃走する車が猛スピードで信号無視や蛇行運転、一般車との衝突を繰り返したため警察官が発砲し、うち2発が助手席の男性=当時(28)=の頭部と首に当たり死亡し、特別公務員暴行陵虐致死と同致傷の罪で付審判が予定されている事件について、警察に励ましの電話や、「あれは正当職務の範疇だと証言しても良い」とする目撃者の電話とかが多く寄せられているとの事。

    このニュース、記事自体も警察の行動を庇う方向での記事構成になっているんですが、ちょっとそれ、どうなの?と思いました。

    兼ねてよりネット上では、犯罪者は殺せ系の発言が多く、警官による犯罪者への銃殺を肯定する意見も多く目にして来ましたから、同じベクトルで警察に励ましの電話が寄せられているんじゃないかと思えるからです。

    日本の法治としては、全ての「容疑者」は「裁判」を受ける権利が有る訳で、警官は「正当防衛」以外の「殺人」は行ってはいけない事になっています。
    また、通常発砲は「威嚇射撃」を限度としているはずです。

    このケースの場合、容疑者が逃走中に危険運転行為を行っていたとの事ですから、道交法違反の現行犯としての対応が限界だと思います。
    これを阻止する為に発砲して良いはずが有りません。
    これが肯定されるなら、暴走族も全て射殺ものです。

    窃盗容疑の上、危険運転行為をしていた事を鑑みても、威嚇射撃まではギリで言い訳が立つレベルだと思います。
    しかし、座席に向けて撃ったと有っては、威嚇射撃の言い訳は絶対に立ちませんし、未必の故意が有ったと言わざるを得ない殺人行為です。

    警官は、基本的に一般人と大して変わらない立場の人間です。
    現行犯の逮捕権は一般人にも有りますので、この点は特異な存在では無く、強いて言えば警官は銃を所持できる点と、捜査網を引ける権限が有る点、それと逮捕令状を元に捜査・逮捕権を持てる点が一般人と違うぐらいですかね。

    なので、警官だからと言って、むやみやたらに銃を発砲したり、人を殺したりして良いと言う事にはなりませんし、もしこれが肯定されるなら、一般人でも正義の名の元になら、犯罪者を私刑で殺しても良いと言う事になってしまい、もはや日本の法治は崩壊してしまいます。

    よって、今回の警官の発砲による殺人は、絶対に許してはいけない事だと思いますし、これを肯定的に支援する人々が多い事に怖れを感じてしまいます。

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[665]  厳罰化世論への反論
□投稿者/ Toshi -(2011/05/20(Fri) 22:07:31)

    個人批判になってしまい申し訳無いのですが、WEBを漂ってたら、たまたま昨今の厳罰化世論を代表する様な意見を書いてるブログを目にしました。
    かなり古い記事では有るのですが、これが素人の意見なら「ありがち」なのでスルーする所、この人は自称弁護士との事で、幾らなんでもそりゃ無いだろう・・と思ってコメントを付けようと思ったのですが、コメント投稿を受け付けない記事だった為、仕方なくここで反論を書く事にします。

    http://blogs.yahoo.co.jp/cyborg04151975/23433416.html

    まず最初に突っ込みたい所は、前半に責任能力の有無を判断する事を否定しつつ、最後に「人間が善悪のコンセンサスを得るのは難しいから法律が有り、それは絶対のルールなんだ」と結んでる点が、自己矛盾になっています。
    法律が定めた善悪を全肯定するならば、責任能力の無い者を罪に問わないと言うのも法律が定めた善悪なので、これも肯定すべきです。
    また、死刑判決が定まった人に対しての人権は最小限で構わないと言うのは同感ですし、実際そうなってると思いますが、この人の主張では「加害者の人権はいらない」と言う言い方なので、ならば被告の段階でも人権はいらないとの主張にも見えます。
    しかし、被告人の段階ではあくまで容疑者(罪の有無、又は罪の重さが確定して無い)であって犯罪者(罪の重さが確定)では有りませんので、刑が確定されるまでは基本的人権は死守されるべきです。
    こんなのは弁護士なら当たり前の常識だと思うんですけど、この人、本当に弁護士なのかな?非常に疑わしいです。

    最後に、責任能力の有無の争点を「正常か異常か」と言う論点にすり替えている点が卑怯です。
    殺人などの犯罪を犯す時点で正常では無いとの認識は当たり前であり、そんなのは検察側や弁護側は百も承知でしょう。
    問題は、異常な行動の中で「責任能力が有るのか無いのか」です。
    要は、例えば幼児が悪意を持たずに機械のスイッチを入れて人を殺した場合、責任能力が問えないので無罪です。
    これと同じ観点で、知性的に幼児と同等と判断すべきかどうか、と言う点が「責任能力の有無」と言う意味です。
    むろん、恒久的な知性障害者なのか、一時的な知的障害なのかの話は有りますので、中々一般人には理解され難いトピックだとは思いますが、弁護士ならその辺、分かってて当然でしょう。

    こんな短い記事の中に論理矛盾を抱えている時点で、弁護士だと言う話は信用出来ませんし、もし本当に弁護士であるなら、昨今の弁護士レベルの低下が恐ろしく感じます。

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[668]  ネットでの侮辱罪
□投稿者/ Toshi -(2011/06/08(Wed) 16:10:39)

    タレントの麻木久仁子がインターネットの掲示板「2ちゃんねる」の書き込みで名誉を傷付けられたとして、プロバイダーの浜松ケーブルテレビに発信者の名前と住所、メールアドレスの開示を求めた訴訟の判決で、静岡地裁浜松支部は27日までに、請求通り開示を命じたと言うニュースを受けて、インターネット上で物議を醸していますね。


    問題となった書き込みは明確になっていないものの、家族に向けた事実無根の中傷だったと言う事で、ネットユーザの間では下記の物が問題の書き込みでは無いかと推測している模様です。

    ---------------------------------------------
    【芸能】不倫騒動の麻木久仁子がついに無期限休養へ 所属事務所は降板否定も「ひるおび!」「NEWSゆう+」も含め出演予定ナシ★3 - レス抽出(1件)

    75 :名無しさん@恐縮です:2011/01/05(水) 20:35:28 ID:gAPai/MV0
    16歳長女クン♪
    世の母親ならば胎児への悪影響を案じて風邪薬さえ遠ざけるのに
    君のお母さんときたらキメてキメてイクことに専心し
    君のことなんか一瞬たりとも気に掛ける事はなかったんだ。
    余程の事、君を堕ろしたかったんだろうね。
    ところで君は誰?
    多対1のキメキメの乱交だったから
    君のお母さんにも君の本当の父親が誰だか識別できないんだ。
    まだ生きてるのは何故?
    シャブ漬けで嘘吐きの卵子とシャブ漬けで集金詐欺の精子が結合した、
    そんな悪魔の遺伝子は善良で清浄な世の中から駆逐されるべきなんだ。
    ---------------------------------------------

    で、前提として、
    1.今回の訴訟は、損害賠償と謝罪広告の掲載を要求の為の訴訟の前準備的な訴訟である。
    2.ネットユーザが特定してる書き込み(上記)は固いながらも100%確実と言う訳では無い。

    を置いた上での話しなのですが、ネットユーザ間で醸している物議は
    「特定個人を明確にしていないのに名誉毀損が成立するのかよ」と言う物。

    とりあえず、もうお分かりの事と思いますが、一応突っ込んでおきます。
    名誉毀損じゃないってば。それはこれから裁判が始まるんだってば。
    特定個人を明確にしてないってのは、断定出来ないってば。だって問題の書き込みがそれで有る確証が無いんだもの。

    でまぁ、更に言うならば、インターネット草創期のモラル感から比べれば、今のインターネットなんてモラルの欠片も無い訳で、モラルの破壊に一番貢献したのが2chな訳で、もはや司法が厳しくなったとしても「自業自得」ってもんでしょう。

    言うのもはばかられる程、余りにも当たり前の事なのですが「誹謗中傷はいけない」とか「罵倒はいけない」とか言う常識が、はっきり言って「皆無」なんですよね。
    攻撃的な悪意の塊の様なユーザが集まる場所は、もう駆逐してもいいんじゃないかと思います。

    そう言う意味で、ネット上での侮辱罪や名誉毀損罪の成立要件が甘くなるのは大歓迎です。

    ブログ炎上とか、日本人として恥ずかし過ぎるので、司法が厳しくなってくれればこーゆーのも無くなって行く可能性も出てきてラッキーって思います。

    まぁ、聖人君子になるつもりは無いので、個人的にOKと思えるシチュエーションは
    ・1対1の喧嘩(他人を巻き込んで味方を付けるのはNG、また論戦で有る事が望ましい)
    ・企業や政府など、自分より立場が強い相手への批判。(他人を巻き込んで味方を付けるのもOK)
    ・不特定多数(団体や国民)への批判。でも逆に多人数による個人への批判はNG.

    そんな感じです。

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[670]  千葉のポニーテール女子大生遺体事件
□投稿者/ Toshi -(2011/06/13(Mon) 19:26:17)

    現状の報道情報を整理すると、
    千葉県木更津市の林道で全裸で両手を縛られ、頭部にはポリ袋がかぶせっられていた。死因は不明で司法解剖の結果、致死的な傷や病変などは認められなかった。
    臓器に僅かな窒息痕と左腕などに僅かな皮下出血が有った。
    24歳無職の男性を容疑者として逮捕、容疑者は犯行を否認し、1ヶ月前に被害者をナンパした事が有ると供述してるとの事。

    当たるも八卦、当たらぬも八卦ですが、私の想像では、窒息ゲームを持ちかけて自らポリ袋をかぶらせ、その後両手を縛り、女性が苦しくなってきて手を解こうとするのを面白半分で腕を掴んで妨害し、そのまま窒息死してしまった・・・と言うパターンかなと思います。この辺は比較的「固い」かなぁ・・・と言う感じがしてます。
    その上で不確実性の高い想像ですが、犯人は複数人の悪仲間。被害者は割りとパシリ系のいじめられっ子だったのでは無いかな・・・と言う気がします。
    よって、今の所、今の容疑者は「白」なんじゃないかな・・と言う気が・・・

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[672]  英国女性英語講師殺害事件
□投稿者/ Toshi -(2011/07/08(Fri) 21:30:29)

    イギリス人の英語講師だったリンゼイさん殺害事件の市橋被告に対する公判が4日目を迎えています。

    今の所、たんたんと進んでいる感じはしますが、ちょっと気になったのが、通訳ですね。
    産経ライブで、ここまで望むのは酷だとは思いつつ、通訳がどう言う英語で両親に説明しているのかも載せて欲しい感じです。
    なんか、不自然な場面で両親が憤慨しているみたいなので・・・

    それと、4日目は検察による被告人質問ですが、この検察の態度はなんか「ムカッ」と来ますね。

    法律に詳しいはずの検察官が、「被告人=推定無罪の立場」と言う事を無視した横暴な態度は、お前、神にでもなったつもりでいるのか?と言いたくなります。
    感情的になっているのか、それとも感情的に責めるのが一つの戦術なのかは分かりませんが、いずれにせよ不愉快です。

    相手にプレッシャーを与え、偏向した回答を引き出したとして、それがなんの意味が有るのでしょう?単に重罰化させたいだけとしか思えません。

    裁判で一番重要なのは「真実を明らかにする事。その上で適切な刑を計る事」です。

    冷静で合理的なやりとりの上で、矛盾が有ったり調書と違う供述が有ったりした時には、厳しい追及も必要なのだろうと思いますが、終始、馬鹿にしながら叱り付ける態度は静粛な裁判に似つかわしく無い態度だと強く感じます。

    あと、4日目でとても奇妙に感じたのは、遺族の代理人弁護士。
    自らした被告人質問のその殆どを、被告からの回答を待たずに打ち切って、これ、なんの意味が有るんでしょう?
    単に、遺族からの依頼を許された時間内で完遂したと言うポーズ作り?
    そんなくだらない事で裁判を遮るのは単なる妨害行為でしか無いと思うんですがね・・

    また、4日目で印象に残るのは、検察側質問よりも、裁判員や裁判官による質問が、事件の核心に迫る質問だった点ですかね・・・
    特に、故意に首を締めたのかどうかが争点の一つとなっているので、身長と体重を聞いたのはぐっジョブだと思いました。

    その後第5回公判を見て感じたのは、裁判官が検察寄りに傾いて無いか?と言う点と、被告弁護士の戦術が、普段滅多に見ないやり方で、少なくとも山口母子殺害事件での弁護士の戦術とは180度違うやり方だと言う事。
    それは、被告の罪を軽減させる様な証人供述は一切引き出さず、また被告の正当性を微塵も主張せず、庇うとか弁護するとか言う態度も皆無で、まるで検察の様にひたすら被告に罪を認めさせ、被告の真摯さのみを追求するやり方です。
    この様なやり方が吉と出るか凶と出るか非常に興味深い所です。

    ただこの様なやり方では、最終弁論で、どの程度争点について検察に反論出来るか疑問ですし、アピール出来る点は、検察の主張には反論出来ないものの、被告は十分に反省し更生の余地は有る・・だけでは無いのかな?と言う気はしますが・・・
    そうすると、傷害致死で争っていると言うよりも、強姦殺人を認めた上で死刑を回避し無期懲役・・と言う方向を狙ってる様にしか見えず、今の所、凶と出るんじゃないの?って感じはしています。
    但し、被告供述の信憑性が完全に認められれば、被告の「殺意は無かった」が認められる可能性も出てくるので、吉と出ればいいですね・・・って感じです。

    でもまぁ、被害者遺族を除いて、今回は検察側も他の裁判に比べれば、被告供述の信憑性については余り突っ込んでいないので、全般的に「被告はありのままを話してる」と言う空気は確かに流れている感じはしますが・・・

    さて、いよいよ6日目で論告求刑と最終弁論が行われます。
    今、論告求刑を見ている所なのですが、相変わらず検察は、サスペンスドラマ並のストーリーを構築して来ますね。
    今回の検察の主張は、ほぼ全てが可能性に過ぎない根拠を基に構築したフィクションで、プロファイリングなどの科学的手法にさえ則って無いと感じます。
    例えば、「強姦後も両手、両足を結束バンドで縛った状態で、『人間関係を作る』というのは論理が破綻している」と指摘していますが、論理的に考える事が出来る人間、または状態であれば、そもそも強姦なんかしないんです。
    よって、この指摘自体が論理的では無いですね。

    また、この裁判に限らず全ての裁判で言える事ですが、被告の記憶が薄い部分について、「曖昧な発言で言い逃れしている」と指摘します。
    この指摘も非常に非論理的で、では貴方が1年前の今日、朝から晩までやった事をビデオ撮影の様に詳細に説明して下さい。と言われて出来る人間がいますか?って話です。
    記憶が薄いから曖昧な説明になるのか、それとも虚偽の為に曖昧な発言をしているかの判断は、記憶がはっきりしているとする部分での証言に於いて、自分の有利・不利を省みない証言をしているかどうかで計るべきです。

    もちろん検察の奴らはプロですから、そんな事は百も承知の上で、わざと被告を真実以上の罪に陥れる悪意の元で行っている可能性が大きく、本当に嫌悪感が沸き起こります。

    この様な検察の主張が通る事が多い日本の裁判は「明確な根拠の無い推定罪疑でも認められてしまう」と言う魔女裁判的な性格をはらんでいると言う事なのでしょうね。

    しかし最大限に驚いたのは、検察が死刑を求刑しなかった事です。
    多分、自分たちの主張の論拠が薄い事を自覚しての上での求刑だとは思いますが、それでも最近の裁判では、被害者の数が一人でも死刑を求刑する事が増えて来ていますし、遺族が強く死刑を望んでいる事や、遺族が英国から来ている事情などを考慮すると、例え根拠が薄くても検察としては死刑を求刑するだろうな・・と予想していたので、びっくりです。
    ましてや、普通の殺人では無く、強姦致死を主張しているのですから余計にです。

    その後の最終弁論では、弁護側の弁が立ちましたね。
    論理的で頭の良い弁論だったと思います。
    でも、想像通りと言うか、前に書いた通りと言うか、堅実過ぎる感は拭えません。

    例えば、適正価格が100円の物を取引しようとした場合、検察はまず150円の値段を提示してくるので、弁護側は50円の値段を提示しないと100円に落ち着きません。
    なのに、今回の弁護側は、正直に100円の値段を提示している・・そんな感じがしました。(圧迫時間に於いて)
    その率直さと言うか、堅実さが裁判員側に届けば良いのですが、最終弁論では、正論ながらも感情を排して客観的に判断すべきだと主張し、素人裁判員に対しての心象は悪い方向に作用する可能性も高いんじゃないかな・・と感じました。

    また思ったのは、最近の弁護団は、値段を提示しないんですよね。
    検察が150円だと提示しても、50円が妥当だとは主張せず、「本当に150円が適正でしょうか?検察はそれが適正だとする証拠を示せてません」だけで完結してしまっているので、なんか弱い気がします。(量刑に対して)

    さて、21日の判決が非常に興味深い所です。


    7.21 追記

    判決が出ました。
    検察側の主張を全面的に受け入れ、無期懲役の判決が下りました。

    真摯な弁護戦術は有効では無いと言う結果が出ました。
    これは有る面、残念な結果です。
    真実を計るべき裁判が、商取引の様なかけひきで量刑が決まる現状の屈折した裁判社会になっている現状は、まだまだ覆せない・・・と言う事を示すからです。
    今回の裁判では、検察が明確な根拠や証拠を示せていない中での判決でしたから、裁判官の判決説明を聞くと、殆どが「推測」から導いた結論を根拠に判決した事が分かります。
    これも日本の裁判の納得行かない部分です。
    疑わしきは被告の益と言う基本が守られていないと思うからです。

    今回の判決理由で述べられてる「推認」は、全てが可能性に過ぎない程度の物で、決定的な証拠とは間違っても言えない事ばかりです。
    また、推認をするプロセスに於いて、裁判官はいつも合理的な思考や常識を当てはめます。これも納得行きません。
    そもそも合理的思考や常識を兼ね備えている人間ならば、殺人なんか犯さないと思うからです。

    この様な姿勢を裁判所が正さない限り、冤罪も減らないと思いますし、また、被害者遺族に取っても不幸です。
    被害者遺族のケアと言う面では、少しでも「恨み」に思うパーツが少なくなった方が楽だと思う訳で、真実では恨みを持つべきパーツでは無い部分まで、凶悪犯行を捏造する事は遺族に恨みパーツを加算させる事で有り、双方に取って不幸です。
    逆に言えば、被告や弁護団は、本当に反省し、遺族に申し訳無いと言う気持ちが有るのならば、被告に不利な部分でも真実を証言するのは当然として、無実のパーツは確実に無実となる様にソースを用意すべきです。
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